RPAテクノロジーズ、Tungsten Automation Japanからの事業譲渡により国内でのTungsten TotalAgility販売を開始

~製品ラインナップ拡充で、インテリジェントプロセスオートメーションプロバイダーへ進化~

オープン株式会社

 RPAホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:高橋 知道)の子会社で、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)/Digital Labor(仮想知的労働者)のベーステクノロジーを提供するRPAテクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:大角 暢之、以下「RPAテクノロジーズ」)は、Tungsten Automation Japan株式会社(本社:東京都千代田区、APJ担当シニアバイスプレジデント:マシュー・トムソン、旧:Kofax Japan株式会社、以下「Tungsten Automation Japan」)からの事業譲渡を受け、Tungsten TotalAgility(以下「TTA」)の日本国内での販売を開始することをお知らせいたします。


■事業譲渡の背景

 RPAテクノロジーズは日本におけるRPA(Robotic Process Automation)ベンダーの先駆けとして、2008年10月よりKofax社(現:Tungsten Automation社)のRPA製品を日本国内向けに改良した「BizRobo!」を提供してきました。導入規模やユーザー環境にあわせたライセンス展開、IT初心者でもロボット開発に安心して取り組めるe-ラーニングやユーザーコミュニティといったサポートコンテンツの充実、様々な業界・地域に精通したパートナーとの連携などが支持され、現在では2,700社以上の企業に「BizRobo!」シリーズが導入・活用されています。


 このたび、上記のようなユーザー伴走型のテクニカル/ビジネスサポートを日本国内における「Tungsten RPA (旧:Kofax RPA)」ユーザーにも提供し、より迅速かつ効率的な支援を実現するため、Tungsten Automation Japanからの事業譲渡を受け、Tungsten RPAを含む、Tungsten Automation社のインテリジェントオートメーション関連製品のユーザーに対するライセンス提供および保守サポートの対応をRPAテクノロジーズへ引き継ぐことになりました。


 また本件に伴いRPAテクノロジーズでは、国内企業向けにTTAの取り扱いを開始いたします。BizRobo!とTTAを連携して使用することにより、ユーザーの皆様の業務・コスト削減に留まらず、収益拡大を支援するなど、RPAが担っていたタスクオートメーションから、業務プロセス全体のオートメーション基盤となることにより、さらなる価値提供をおこなってまいります。

 特にBizRobo!ユーザーの中でも膨大なデータを取り扱う企業の皆様においては、人手を必要とするタッチポイントや紙ベースでのやり取りを不要とするなど、業務プロセスの自動化・コントロール面におけるより高度な活用を可能にします。


■TTAについて

 TTA(Tungsten TotalAgility)はプロセスの完了に必要なシステム・機能・人をつなぎ、生産性と効率を向上させることにより、ワークフローの自動化を実現します。具体的には以下のような特徴があります。


1. ドキュメント・インテリジェンス

 コグニティブ・キャプチャ機能により、財務文書、契約書、フォーム、その他の情報集約型文書からのデータ抽出や分類など、コンテンツ関連の課題を解決します。コグニティブ・キャプチャとAI(人工知能)を非構造化データに適用し、情報の自動化と抽出を行うことで、データ・インサイトを活用して情報集約型のワークフローを加速できます。


2. コネクテッド・システム

 TTAの使用により、社内外のビジネス・プロセス全体であらゆる業務のデータを合理化し、革新的なビジネスモデルを迅速に市場へ投入することが可能になります。


3. プロセス・オーケストレーション

 これまでのデスクトップ、タスクベースの自動化のみならず、複数の組織にまたがるプロセスをコントロールすることが可能となり、サービスレベルの拡張および最適化に必要な柔軟性と俊敏性を備えているため、人を単調な繰り返し作業から解放し、価値の高い創造的・戦力的な業務に専念することが可能になります。

また、各プロセスの生産性を可視化することができ、ファクトに基づいた業務改善施策のPDCAを支援します。


4. AI(人工知能)の組み込み

 TTAに組み込まれたAIが、自動化の取り組みをさらに加速させます。複雑な非構造化ドキュメントの処理・解析が可能となり、コーディングの必要がないため、自然言語処理(NLP)および機械学習(ML)の高度なテクノロジーを簡単に展開しながら、データ検討・操作・解析を行いコンテンツの分類・要約・センチメント分析などに利用できます。さらに、生成AIの活用により業務プロセスの中の判断の精度、本製品を利用した開発・運用における生産性を飛躍的に向上させます。


5. ローコード

 TTAの開発環境は直感的なデザイン、事前構築された機能等により、ビジネスロジック(ルール、フォーム、条件、ループなど)の構成をローコードで簡単に実現できます。


■今後について

 RPAテクノロジーズは今回の事業譲渡を受け、RPA×生成AIをはじめとする製品の高度化を求めるユーザーのニーズに応えてまいります。既にTungsten Automation Japanから技術コンサルティング、サポート部門スタッフの移管が完了しており、今後は同社が対応していた日本国内におけるインテリジェントオートメーション製品の販売とサポート対応を担います。

 またこれまでに培ったユーザーコミュニティ醸成や開発支援のケイパビリティを活用し、Tungsten Automation Japanから引き継いだユーザーの皆様に対して、より満足度の高いサポートを提供できますよう尽力してまいります。


【会社概要】

■RPAテクノロジーズ株式会社(https://rpa-technologies.com/

・本社所在地:東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー8F

・設立   :2013年7月

       クライアント企業の新規事業に対する投資及びコンサルティングサービスを手掛ける

       オープンアソシエイツ株式会社(現:RPAホールディングス株式会社、コード番号6572

       東証プライム)より、会社分割により100%子会社として設立

・代表者  :代表取締役 執行役員社長 大角 暢之

・資本金  :3,000万円

・事業内容 :RPA、AIを活用した情報処理サービス業 、コンサルタント業務

       BizRobo!を活用した新規事業開発・推進


■Tungsten Automationについて

Tungsten Automation(旧:Kofax)は、40年の信頼を誇るインテリジェントワークフロー自動化ソリューションの世界的リーダーであり、32か国に2,200人の従業員のチームを擁し、25,000以上の世界中の顧客にサービスを提供しています。

イノベーションと顧客の成功に対するTungsten Automationの取り組みは、Everest GroupからIAおよびIDP、Forresterからプロセスオーケストレーションのリーダーに選ばれるなど、業界での評価を獲得しています。

Tungsten Automationは、ワークフローの自動化を通じて企業が前例のない効率を獲得し、コストを削減し、ビジネスを将来に向けて推進できるよう支援すると信頼されています。

詳細につきましては、http://www.tungstenautomation.com/をご覧ください。


※記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。


会社概要

オープン株式会社

24フォロワー

RSS
URL
https://open.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区西新橋3-3-1 KDX西新橋ビル 3階
電話番号
-
代表者名
石井 岳之 
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
2013年07月