【『どうせ世界は終わるけど』×monogatary.com #どうせか 発売記念コラボコンテスト】大賞受賞作品を発表!

ソニー・ミュージックエンタテインメントが運営する小説投稿サイト「monogatary.com」は、毎日運営より出される「お題」へ自由に「物語」を投稿でき、それに対して挿絵やコメントをつけるなど様々なリアクションをして遊べるプラットフォームです。

毎日運営より出される「お題」へ自由に「物語」を投稿でき、それに対して挿絵やコメントをつけるなど様々なリアクションをして遊べる小説投稿サイト。過去に主催したコンテスト「モノコン2019」からは、話題曲「アイドル」がグローバルチャートで1位を獲得するなど活躍が目覚ましい“小説を音楽にする“ユニット「YOASOBI」が誕生するなど多くの話題を呼んできました。

2025年3月28日(金)~4月21日(月)に開催された、結城真一郎氏の最新作『どうせ世界は終わるけど』(小学館刊)の発売を記念したコラボ企画「『どうせ世界は終わるけど』×monogatary.com #どうせか 発売記念コラボコンテスト」にたくさんの作品をご投稿くださり、誠にありがとうございました。

先日の発表の通り「人類滅亡まで、あと100年。」をお題とした本賞に、計452作の応募作品が集まりました。mongatary.com 運営スタッフによる1次選考、2次選考、小学館スタッフによる3次選考を経て、最終選考作品として5作を選出。

その5作品から、選考委員長 結城真一郎氏の選考により、大賞受賞作品が決定しましたのでお知らせいたします。

【大賞受賞作品】

地球防衛省戦略室 / 佐加島 テトラ・著

https://monogatary.com/story/509630

▼選考委員長 結城真一郎氏による選評

発想という観点で明らかに一頭地を抜いた作品でした。少なくとも、僕自身はどれだけ逆立ちしても「ロジカルシンキングの末にサタンを召喚し、小惑星を破壊してもらう」という発想に至れないと断言できます。一読してすぐ「なぜ彼らはこんなふざけた作戦に本気で取り組んでいるのか」と我に返りかけましたが、それも「滅亡まで100年の猶予があるから」だと一人で勝手に納得し、腑(ふ)に落ちました(おそらく「滅亡まであと10年」であれば、彼らもこんな作戦を大真面目に企画立案していないはずです)。また、作中において明確に人類滅亡を回避できたのはこの作品だけであり、その潔さも高く評価しました。軽妙で、コミカルで、馬鹿馬鹿しくも全身全霊で、しかしいざ人類が窮地に立たされたとき、最後まで忘れてはならないのはこの前向きさかもしれない……と思わされる、底抜けに楽しい〝終末〟でした。というわけで、大賞受賞作はこちらの『地球防衛省戦略室』にて「アグリー」とさせていただきます。たくさんのご応募、誠にありがとうございました。またどこかで皆様の作品を拝読できるのを、心より楽しみにしております。

見事大賞に輝いた「地球防衛省戦略室」は、本日発売の『どうせ世界は終わるけど』(結城真一郎 / 小学館刊)の帯のソデ部分に作品へのリンク(QRコード)が掲載され、本書の読者特典として、小学館のデジタルコンテンツ配信サイト「CLOUDEAR」にて公開中です!

また、公開先では結城氏から選考のポイントや、最終候補全4作品へのコメントもいただきました。ぜひ『どうせ世界は終わるけど』と合わせて、チェックしてみてくださいね。

【最終選考作品】

エンディングノート / ペポネ・著

https://monogatary.com/story/508094

受胎告知 / 新田よう・著

https://monogatary.com/story/508415

だから僕は例え100年後に世界が滅ぶとしてもこの植物に水をやる / yasube・著

https://monogatary.com/story/509698

解放 / 花田レイ・著

https://monogatary.com/story/510605

■『どうせ世界は終わるけど』特設サイト

URL:https://www.shogakukan.co.jp/pr/douseka/

■『どうせ世界は終わるけど』 (結城真一郎 / 小学館刊)について

ベストセラー『#真相をお話しします』で知られる結城真一郎氏の最新作にして、人類に投じる超難問。描かれるのは人類滅亡が確実視される世界――ただし100年後に。小惑星衝突という重大ニュースが駆け巡る中、「終末」を意識させるにはXデイまでの猶予が長すぎた。未来への諦念がひろがっていくなか、人々のささやかな営みが少しずつ重なり合い、世界に希望をともしていく奇跡の連作短編集。

本日より全国の書店などで発売予定。

■結城真一郎氏 プロフィール

1991年神奈川県生まれ。東京大学法学部卒業。2018年、『名もなき星の哀歌』で第5回新潮ミステリー大賞を受賞しデビュー。2021年、「#拡散希望」で第74回日本推理作家協会賞〈短編部門〉を受賞。同作を収録した短編集『#真相をお話しします』がベストセラーに。他の著書に『プロジェクト・インソムニア』『救国ゲーム』『難問の多い料理店』がある。

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会社概要

URL
-
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都千代田区六番町4番地5
電話番号
-
代表者名
村松 俊亮
上場
未上場
資本金
-
設立
1968年03月