せんだい都心再構築プロジェクト活用物件「T-PLUS仙台」竣工

高水準の安全性能と環境性能を有した高機能オフィスビル

東京建物株式会社

2024年2月1日 13時10分

東京建物株式会社は、せんだい都心再構築プロジェクト※1の施策を活用した高機能オフィスビル「T-PLUS仙台」（仙台市青葉区中央三丁目、以下「本物件」）が2024年1月31日に竣工しましたので、お知らせします。

本物件はJR「仙台」駅徒歩4分、地下鉄「仙台」駅徒歩1分の仙台市中心部に位置し、風車形状のシンボリックな外装や「杜の都」仙台をイメージした高さ50m超の壁面緑化を施した、地域の新たなランドマークとなるオフィスビルです。1階の店舗フロアでは牛たん専門店「たんや善治郎」と、「JTB」が出店し、店舗前には公開空地を設けることで、賑わいを演出します。また、耐震性強化や災害時に備えた電源施設、帰宅困難者支援施設などの整備、CASBEE評価認証最高位（Ｓランク）、ZEB readyの取得など、高水準の安全性能と環境性能を兼ね備えた高機能オフィスビルとして、オフィスワーカーや地域の安全・安心とCO2排出削減にも貢献します。

東京建物では、高品質な中規模オフィスビル「T-PLUS」シリーズの全国展開を本格化しており、本物件はシリーズ最大規模となる４棟目の竣工物件です。今後も東京建物は、全国主要都市において、お客様の未来に寄り添った「T-PLUS」シリーズの展開を加速してまいります。

※1：2019年7月に仙台市が公表した、都心機能強化に向けた容積率割増などの開発促進施策と企業誘致強化などの経済施策の総称。

【本リリースのポイント】

・せんだい都心再構築プロジェクトとして認定された高機能オフィスビル「T-PLUS仙台」が竣工

・「T-PLUS仙台」の特長として、耐震性強化や2回線受電方式、非常用電源供給、CASBEE評価認証最高位取得、ZEB ready取得など、高水準の安全性能と環境性能を実現

● 「T-PLUS仙台」の特長

1. 高い安全性能と環境性能

本物件は、建築基準法の1.5倍相当となる耐震性の確保（大地震後でも構造体の大きな補修をすることなく使用できることを目標とした建物）、本線が停電した際には自動的に予備電源線に切り替わる「2回線受電方式」の採用、オフィス内に非常電源の供給を可能とする「ビル非常用発電機」や「テナント用非常用発電機設置スペース」の設置、各階の防災備蓄倉庫や地下１階の帰宅困難者用防災備蓄倉庫の設置など、高い安全性能を有しています。

また、緑木化、外皮の高断熱化、高効率設備機器の採用などにより50％以上の一次エネルギー消費削減の達成、換気や除菌、非接触化による感染予防対策などで、建物環境総合性能評価システム『CASBEE』において、『CASBEE-建築（新築）』および『CASBEE-ウェルネスオフィス』で最高評価Sランク、建築物省エネルギー性能表示制度（BELS）で最高評価★5ランク、「ZEB Ready」認証をそれぞれ取得しました。

2.ウェルネスの追求/フレキシブルな貸室計画

1フロア816㎡（約246坪）、最大で4分割可能な貸室計画で、室内各階の窓際には外装の雁行形状を活かしたインナーバルコニーや心地良い風を取り込める自然換気窓を設置しています。また、フロア共用部にはリフレッシュコーナーも設置しています。

3.賑わいを演出する公開空地・１階店舗

本物件には賑わいの演出のために公開空地を設けているほか、1階には仙台でドミナント展開している「たんや善治郎」の旗艦店舗、「JTB」の店舗の出店が決定しています。たんや善治郎ではお弁当やお土産の販売も予定しており、オフィスワーカーの利便性の向上等にも貢献します。

【T-PLUS仙台　建物概要】

所在地	仙台市青葉区中央三丁目8番33（住居表示）
交通	JR「仙台」駅徒歩4分、地下鉄東西線・南北線「仙台」駅徒歩1分
用途	地下1階：駐車場、1階：店舗、2階～12階：事務所
敷地面積	約1,510㎡
延床面積	約13,834㎡
構造・規模	鉄骨造（CFT造）、鉄骨鉄筋コンクリート造、地下1階地上12階
設計・監理・施工	株式会社竹中工務店東北支店
竣工	2024年1月31日

【T-PLUS仙台　位置図】

【T-PLUSについて】

https://www.t-plus-office.com/

「T-PLUS」シリーズは、オフィスワーカーの働き方やニーズの多様化に対応した新たなワークプレイスの実現をコンセプトとしています。Technology（先端技術・ノウハウ）を活用（Plus）し、入居者の要望を合理的に満たしたFlexible（柔軟）で、Wellness（快適、健康）なオフィスを創造します。