鯖江市とメンバーズが共同で産学連携型アート展を6月17日から開催。障がい者アーティストと鯖江市の小・中・高校生の作品など70点以上展示
アーティスト社員による社会課題テーマ作品を発表する「Social Art Japan」プロジェクトの一環で、プロジェクトの特別顧問には東京藝術大学准教授 西原 珉氏
DX現場支援で顧客と共に社会変革をリードする株式会社メンバーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:髙野 明彦、東証プライム:2130、以下「メンバーズ」)は、福井県鯖江市と共同で、メンバーズの障がい者アーティスト社員(以下「アーティスト社員」)による42作品と、福井県鯖江市の小・中・高校生の30点以上の作品を展示するアート展「僕たち、私たちの未来を考えるアート展2025」を2025年6月17日(火)から6月22日(日)に開催します。本展覧会は、気候変動問題などの社会課題をテーマにアーティスト社員が制作した作品を、展覧会やSNSを通じて発表する「Social Art Japan」プロジェクトの取り組みの一つで、2021年から福井県鯖江市と共同で開催しています。4回目となる今年は、アーティスト社員の作品と、鯖江市制70周年を記念し「鯖江の未来」をテーマに生徒たちが制作した作品の他、サステナブルアーティスト吉田 ときお氏の作品なども展示予定で、誰でも無料で観覧することができます。
また「Social Art Japan」の特別顧問として、東京藝術大学 准教授・秋田市文化創造館 館長である西原 珉(にしはら みん)氏が2024年10月に就任しました。西原氏には、豊富な経験と専門的な知識を活かし、アーティスト社員の作品へのフィードバックや、プロジェクトの水準向上などの支援をいただいています。
※「僕たち、私たちの未来を考えるアート展2025」特設サイトはこちら
(https://dei.members.co.jp/sabae2025/)

背景
多様な個性を尊重し合う「ダイバーシティ」と、それぞれの能力を最大限に発揮できるよう公平な機会やサポートを提供する「エクイティ」、誰もが自立し社会で活躍することができる「インクルーシブ」な社会の実現へ向けて、企業においてDE&I推進に向けた取り組みが活発化しています。国も、誰もが職業を通じた社会参加のできる「共生社会」実現の理念を掲げ、障がい者の法定雇用率の段階的な引き上げなどの取り組みを進めています(※1)。
メンバーズでは、社員一人ひとりが能力やスキルを発揮することで、心豊かな社会の実現へ貢献することを目指しています。その一つとして、障がい者の雇用を進めており、メンタルと体調へのフォロー体制や、計画的にスキル向上を図ることのできる評価制度などを整備し、社会的かつ経済的な自立の実現を支援してきました。現在、障がい者社員は、エンジニア・Webデザイナーといったデジタルクリエイターや、経理・ITサポート・人事育成・オフィス管理サポートなどの業務に従事し活躍しています。
また、2020年からは、社員として雇用したアーティスト社員による気候変動問題などの社会課題に関するアート作品を、展覧会やメンバーズのWebサイトやSNSなどを通じて発信する障がい者アートプロジェクト「Social Art Japan」を展開しています。
開催概要
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展覧会名:僕たち、私たちの未来を考えるアート展2025
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期間:2025年6月17日(火)〜6月22日(日)9:00〜17:00(最終日は15:00まで)
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会場:鯖江市まなべの館
福井県鯖江市長泉寺町1丁目9番20号
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展示作品:
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「持続可能な社会とものづくり」「住み続けられるまちづくりを」「気候変動に具体的な対策を」のテーマに基づき作成したアーティスト社員の42作品。
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鯖江市制70周年を記念し「鯖江の未来」をテーマに地域発展を願う気持ちを表現した鯖江市内の小・中・高校生の30点以上の作品。
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サステナブルアーティスト吉田 ときお氏の、海岸に打ち寄せられたシーグラスと呼ばれるガラス片や使えなくなった短い色鉛筆を再利用した作品など。
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吉田 ときお氏プロフィール:
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1952年 福井県越前市生まれ。
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色鉛筆絵描きやシーグラスをメインにサステナブルアーティストとして活動。地元、福井県や石川県などで個展を開催。ライフワークとして日韓伝統文化交流の企画プロデュースを行う。ユネスコ世界文化遺産地区「韓国百済の都・扶餘」広報大使。
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ライブペインティングイベント
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福井県立鯖江高等学校および鯖江市鯖江中学校の美術部の生徒によるライブペインティング。制作の様子は自由に観覧可能です。
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日時:2025年6月17日(火)13:00〜16:00
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会場:鯖江市まなべの館 2階 演習室1
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観覧料:無料(ライブペインティングも含む)
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共催:福井県鯖江市


メンバーズの障がい者雇用
(1)障がい者雇用
メンバーズでは、社員一人ひとりが能力やスキルを発揮することで、心豊かな社会の実現への貢献を目指し、障がい者を社員として雇用しています。強みを活かし活躍できることをサポートし、入社1年経過後の定着率は95%となっています(※2)。
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取り組み
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エンジニア・Webデザイナーといったデジタルクリエイター、経理・ITサポート・人事育成・オフィス管理サポートなど、障がい者社員それぞれの強みや個性を活かせる業務に従事。
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社内の精神保健福祉士やジョブコーチが体調やメンタルをサポート。障がい者社員が困り事やメンタルの波を自身で感じ取り、精神保健福祉士やジョブコーチへ日々報告できるシステムを社内で開発・利用。
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配属部門と障がい者雇用担当部門が連携し、安心して働くことができるフォロー環境を構築。
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評価制度の導入や上長との面談を通じて、キャリアやスキル向上を目指すことができる環境を構築。
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(2)障がい者アートプロジェクト「Social Art Japan」
メンバーズでは、社員として雇用したアーティスト社員による気候変動問題などの社会課題に関するアート作品を、展覧会やメンバーズのWebサイトやSNSなどを通じて発信するプロジェクトを2020年より実施しています。アーティスト社員は、在宅勤務など自身にあった働き方のサポートを受けながら、社会的かつ経済的な自立を実現し、創作活動に専念しています。
アーティスト社員によるソーシャルアートを通じて社会課題に関するメッセージを発信し、人々の行動を変えるきっかけ作りを目指しています。
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プロジェクトURL:https://dei.members.co.jp/saj/
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公式Instagram:https://www.instagram.com/social_art_japan/

※1:「障害者の法定雇用率引上げと支援策の強化について」(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/content/001064502.pdf
※2:2024年4月~2025年3月時点の入社1年経過後の定着率
メンバーズについて
メンバーズは、デジタル人材の伴走による企業へのDX現場支援事業を展開しています。企業のDXプロジェクトを成功に導くため、Web制作/UIUX、デジタルマーケティング、デジタルサービス開発、データ活用支援、脱炭素DXの事業領域において、高い専門スキルを持つデジタル人材が取引先企業のチームの一員として、上位戦略を理解し実行に落とし込みながら、現場での内製によるDX推進を伴走支援することが特徴です。企業のDX推進を一気通貫で伴走支援することで、取引先企業のDX投資のROI最大化に貢献します。
また、メンバーズではグループミッション「“MEMBERSHIP”で、心豊かな社会を創る」とVISION2030(2030年の目指す姿)「日本中のクリエイターの力で、気候変動・人口減少を中心とした社会課題解決へ貢献し、持続可能社会への変革をリードする」の下、 CSV(Creating Shared Value、共通価値創造)経営を実践しています。企業活動を通して社会課題の解決に貢献することを目指し、CSV経営を世の中に広めるとともに、メンバーズ自身が率先して実践するためさまざまな取り組みを実行しています。1995年設立。2025年6月に設立30周年。東証プライム上場。
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社名:株式会社メンバーズ
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所在地:東京都中央区晴海1丁目8番10号 晴海アイランドトリトンスクエアオフィスタワーX 37階(受付35階)
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代表者:代表取締役社長 髙野 明彦
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資本金:1,057百万円(2025年3月末時点)
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Webサイト:https://www.members.co.jp/
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SNS
・Facebook:https://www.facebook.com/Memberscorp
・X(旧Twitter):https://twitter.com/Members_corp
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