音声翻訳が使えない館内アナウンスを“音のICT”で即テキスト化「USEN おもてなしキャスト」をリリース
~ 迷子や災害情報などのアナウンスが多言語表示されるのは、国内初 ~
USEN-NEXT GROUPの株式会社 USEN(本社:東京都港区、代表取締役社長:田村公正)は、本日より、SoundUD(※1)を利用した店内放送/館内放送向けインバウンド・バリアフリー対応サービスとして、iPadを利用したアナウンスアプリ及び定時放送用ミキサー「おもてなしキャスト」(※2)の販売を開始します。迷子や災害情報などの館内アナウンスや営業終了案内などの店内放送/館内放送の内容をSoundUD対応の受信アプリ(※3)へ多言語表示ができるのは国内初となります。(※1)SoundUD推進コンソーシアム https://soundud.org/
(※2)おもてなしキャスト 公式サイト http://usen.com/omotenashi_cast/
(※3)おもてなしガイド 公式サイト http://omotenashiguide.jp/
(※2)おもてなしキャスト 公式サイト http://usen.com/omotenashi_cast/
(※3)おもてなしガイド 公式サイト http://omotenashiguide.jp/
特徴
・音声翻訳が使えない、にぎやかな場所でも、アナウンスの途中で受信しても全文を多言語で表示します。
・受信アプリには外国語以外に日本語による表示も可能、インバウンドにもバリアフリーにも利用できます。
■おもてなしキャスト アナウンスアプリ(インフォメーション/防災)
・インフォメーションや災害時の情報伝達、避難訓練も含めた誘導に使われるアナウンスを標準で搭載し、すぐに利用できるようにしています。
・簡単な操作で日・英・中・韓の4言語、プロのナレーションで再生されるためアナウンスレベルの平準化につながります。
■おもてなしキャスト ミキサー(定時放送/BGM放送)
・自動放送で流れる音声の内容を受信アプリに多言語で表示ができます。
・既存スピーカーの入替なく利用できるため、導入コストが削減できます。
■災害情報の伝達及び避難誘導ガイドラインへの対応
受信アプリ側へ、総務省消防庁「外国人来訪者や障害者等が利用する施設における災害情報の伝達及び避難誘導に関するガイドライン」の別表第1で示されるスマートフォン多言語化アプリの性能に適した情報の伝達ができます。
開発の背景
日本政府観光局によると、2017年の訪日外国人旅行者数は2,869万人(※4)と過去最高を更新し、2018年(1月~4月)も過去最速で1,000万人(※5)を突破しています。そのため商業施設や店舗では日本語が分からない、伝わらない方々へのおもてなし環境の整備が急務となっています。一方で、外国語スタッフの人材不足やスタッフ毎に異なるアナウンスレベルにより、おもてなし環境の整備がなかなかできない状況でした。そこで、今回の「おもてなしキャスト」を通じて、館内音声を即、文字表示することで、言語が違うアナウンスの内容も丁寧に伝えられることになりました。
(※4)出典:2018年1月16日 観光局発表資料
(※5)出典:2018年5月17日 観光局発表資料
今後の展開
訪日外国人の多い宿泊施設や地下街/商店街のアナウンス・定時放送市場に展開します。また、小売/流通チェーン向けに来店時に聞くことができる限定CMと来店者のスマートフォンを”音のICT”でつなぐ集客・売上向上ソリューションを予定しています。
今後も、音による新しい体験価値を通じて、既存サービスの機能拡充と新規ユーザーの獲得を目指すとともに、日本語を含む多言語表示によるインバウンド対応、バリアフリー化の強化を図り、音を通じたユニバーサルデザイン化の推進によるすべての人にやさしい社会づくりに貢献していきます。
■取扱代理店34社(2018年6月現在)
【企業の方からのお問い合わせ先】
USEN SOUND Lab. 担当:北澤・林
TEL:03‐6823‐7707
E-mail:sound_lab@usen.co.jp
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