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公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団
会社概要

大佛次郎記念館テーマ展示Ⅲ 大佛次郎生誕120年記念「大佛次郎の戦後ニッポン―未来を信じるチカラ―」~敗戦日記からつながる、戦後の日記があった!一部を本邦初公開!~

平成29年11月16日(木)~30年3月11日(日)

公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団

 平成29年度は、大佛次郎生誕120年という記念の年です。
大佛次郎記念館(横浜市中区山手町113番地)では、これまで大佛次郎の「人となり」に光を当て、様々な展示やイベントを展開してきました。(テーマ展示Ⅰ・Ⅱ)
そして最後を飾るテーマ展示Ⅲとして、敗戦から昭和30年代半ばにいたる、戦後のあゆみを取り上げた「大佛次郎の戦後ニッポン―未来を信じるチカラ―」展を開催します。

内閣参与の頃の大佛次郎内閣参与の頃の大佛次郎

  • 展示内容


 

雑誌「学生」昭23.8月号 雑誌「学生」昭23.8月号

 焼け跡からの出発となった72年前の日本。
大佛次郎は何を思い、未来を担う若者たちに何を託したのでしょうか・・・


東久邇宮内閣参与への任命から、大佛次郎の戦後は幕を開けました。
依然、敗戦のショックと混乱が続く中、「日記」(『敗戦日記』)や「メモ」には、治安警察法廃止の提言とならび、スポーツの振興といった青少年に向けた政策提言を見出せます。内閣が1か月半で総辞職したため、これらの政策は直接実施されませんでしたが、「少年たちの未来を明るくしたい」という思いは、執筆活動の大きな原動力となっていきます。
 

 

1948「帰郷」の頃1948「帰郷」の頃


大佛次郎が描いた未来像は、私たちの生きる現代とどのように結びついているでしょうか。未来を描き出す人間的な強さと明るさに着目しつつ、過去と現代を貫く道筋をたどります。
 



 

 

 

第一部「焼け跡からの出発
内閣参与在任中のメモや、大佛が主筆をつとめた雑誌「学生」(昭21.1-24.10)や主宰雑誌「天馬」(昭24.1-7)誌上に寄せた随筆などから、若者へのメッセージを探る。

第二部「萌え出るもの」
この時期に執筆された現代小説「帰郷」(昭23.5-11)「宗方姉妹」(昭24.6-12)「旅路」(昭27.7-28.2)「風船」(昭30.1-9)から、怒りや希望、当時の社会に向けた思いを探る。また「敗戦日記」から続く、新たな日記群(初公開)から、昭和20年代の世相と大佛次郎の内なる思いを読み解く。

第三部「夢は大切」
自然保護や文化財保護への提言を通じ、大佛次郎が描いた未来像と現代とのつながりを明らかにする。

 

  •  新資料「戦後日記」について

 

『敗戦日記』(昭19.9~20.10)の後、「帰郷」完成までの約3年間の日記群を、本展にて初公開!

 

日記群日記群

 「自由日記」のみ昭和8年製第一書房自由日記(革張り)に万年筆で、それ以降のものは和綴じの帳面に毛筆で書かれています。新円切り替えに伴う混乱・公職追放の波など、作家を取り巻く昭和20年代の世相。その中で新しい物を生み出そうと奮闘する、生身の大佛次郎の姿を垣間見ることができます。

 
  • 横浜と猫を愛した文豪「大佛次郎」と写真撮影!

 「大佛次郎の姿」と聞いて多くの方が想像するのは、60歳以降の姿ではないでしょうか?本展では、大佛次郎が若者たちに向け発信したメッセージを紹介していますが、戦後まもなくのこの時期の大佛次郎を身近に感じてもらうため、40代後半の等身大パネルを設置し、写真撮影できるコーナーを設けました。
2階サロンの大佛邸で使っていたソファーセットをバックに、大佛次郎と一緒に写真を撮る。面白い経験になるかもしれません…
 
  • ツイッターにて「大佛次郎の心に響く名文」を紹介

 本展に先駆けて、11月7日(火)より9日間連続で大佛次郎の名文を、ツイッターで発信・紹介しています。(以降も展示期間中、随時発信の予定です)
大佛次郎記念館職員一押し「大佛次郎の心の声」をお届けします。お気に入りが見つかったら、ぜひ「いいね!」のクリックをお願いします。     
https://twitter.com/ojmm_tw 
 
  • 開館40年に合わせて・・・私の好きな一文募集 ~ツイッターと連動して~

 昭和53年5月1日、大佛次郎記念館がオープンし、平成30年5月に開館40年を迎えます。
この記念の年に、大佛次郎記念館に関わってくださった多くの方々をはじめ、一般市民のみなさまより、大佛作品の中で一番好きな文章を「私の好きな大佛次郎の一文」として募ります。
みなさまにいただいた文章やエピソードは「大佛次郎記念館の40年 1978-2018」展の中で公開予定です。(ツイッターによる応募もお待ちしています。その際は、ハッシュタグ「 #大佛 #名文」と入れてツイートしてください。)
 
  • 大佛次郎の「鎌倉通信」を手に取って読むチャンス!

 本展と連動して、大佛次郎の文章をぜひ手に取って読んでいただきたく、「鎌倉通信」(昭21.1-24.10)の中からこれぞ!という随筆をセレクトしてミニ本にしました。
若者たちに向けた熱いメッセージもあれば、大佛次郎の本音が垣間見られるものもあり、この機会にぜひ大佛作品に触れていただきたいと思います。(12月末までに刊行を予定しています。)

≪掲載予定エッセイ≫ 
「夢は大切」「チョン髷」「食えない林檎」「君たちの春の山」他
予定価格:A5判/300円(税込み)

 

  • 開催概要


大佛次郎記念館テーマ展示Ⅲ(大佛次郎生誕120年記念)
「大佛次郎の戦後ニッポン―未来を信じるチカラ―」
~敗戦日記に続く、戦後の日記があった!一部を本邦初公開!~
 

【会期】  平成29年11月16日(木)~30年3月11日(日)
【会場】  大佛次郎記念館
【休館日】 月曜日(祝休日の場合は翌平日)、年末年始 12月25日(月)~1月3日(水)
【開館時間】10:00~17:00(入館は16:30まで)
【観覧料金】大人(高校生以上)200円(150円)、中学生以下 無料 ( )内は20人以上の団体料金
※毎月23日「市民の読書の日」、第2・4土曜日は高校生以下無料
※横浜市内在住の65歳以上の方は無料(証明等をご提示ください)
※障がい者手帳をお持ちの方と付添の方1名は無料(手帳をご提示ください)
【主催】  大佛次郎記念館【公益財団法人横浜市芸術文化振興財団】
【問合せ】 大佛次郎記念館 TEL:045-622-5002
 

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URL
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業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
横浜市中区山下町2番地  産業貿易センタービル1階
電話番号
045-221-0212
代表者名
近藤 誠一
上場
-
資本金
-
設立
1991年07月
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