「京銀輝く未来応援ファンド3号 for SDGs」での投資について
~鉄触媒技術を用いた材料の研究開発を行う「株式会社 TSK」へ投資~
京都銀行(頭取 安井 幹也)が、2022年3月にグループ会社の京銀リース・キャピタル株式会社(代表取締役社長 竹中 伸一)と共同で設立した「京銀未来ファンド3号」は、「株式会社 TSK」へ投資いたしました。
「株式会社 TSK」は、独自の鉄触媒合成法を用いた機能性有機化合物の開発・製造を行う京都大学発スタートアップです。同社は、鉄という本来化学合成の触媒に向かない素材を、独自の技術で触媒として活用することに成功し、鉄触媒を用いた有機EL材など新規材料の開発に取り組んでいます。環境リスクや地政学リスクのあるパラジウムなどのレアメタル触媒が主流である中、同社は、これを枯渇リスクもなく環境負荷も少ない鉄という素材で置き換えることに挑戦しています。レアメタル触媒を鉄触媒に代替することで、コスト削減とグリーン化につながるため、同社の研究はSDGsの達成に資する取り組みとして期待されています。
京都銀行グループでは、今後も成長が期待できる企業への積極的な支援を通じて社会 課題解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
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