〈七つの大罪〉を司る王子と有名女性画家が魔界のゲームに挑むダーク・ロマンタジー小説『罪悪の王子たち 呪われし玉座(上・下)』発売
2025年8月21日(木)発売

株式会社竹書房(所在地:東京都千代⽥区、代表取締役社⻑:宮⽥ 純孝)は、ロマンタジーの話題作、ケリー・マニスカルコ 著 入間眞 訳『罪悪の王子たち 呪われし玉座(上・下)』を2025年8月21日(木)に発売いたします。
■あらすじ
〈七つの大罪〉をつかさどる王子たちが潜むと噂される街ウェイヴァリー・グリーン。
そこでは闇取引が横行し、魔力をもつ品や呪われた品々が息づいている。
この街に暮らす人間(モータル)たちは、説明のつかないできごとをいくつも目にしながらも、その真相には気づかずにいる。
だが、その裏では人間界で知られる由もない、危険な遊戯――命を懸けたゲーム――がひそかにくり広げられていた。
この街に暮らす人間(モータル)のひとり、有名女性画家カミラは、生計を立てるため過去に描いた贋作を盾に脅迫され、生きるすべを探していた。
そんな彼女の前に、謎めいた美貌の男性エンヴィが現れ、関わると危険な「呪われし玉座」の絵を依頼する。
本来交わるはずのなかったふたりの出会いが、やがて魔界と人間界の運命を揺るがす――。
抗えぬ欲望と宿命が交錯する、ダークでドラマティックなロマンタジーの幕開け!
■担当編集からの見どころ
日本国内でもまだ数えるほどしか翻訳されていない「ロマンタジー」が、人間界と魔界、異種族が交錯する幻想的な世界で描かれます。
女性画家カミラは勇敢で大胆ながらも、恐怖や戸惑いを抱える等身大の人物。
一方、《嫉妬》の王子エンヴィは、一見冷徹に見えるものの、隠された気遣いや正義感で彼女を翻弄する魅力的な存在です。
互いに秘密を抱え、信じ切れないふたりの間には、つねに緊張が漂います。
そんな中で繰り広げられる魔界の生死を懸けたゲームは、予想もつかない展開で読者を夢中にさせます!
魔力や呪い、妖精やヴァンパイア、そして切なく熱い恋心まで、異世界ならではの魅力がぎっしり詰まった本作。
ゲームの行方は? ふたりの関係は? そしてエンヴィの宮廷の運命は?――
ぜひ最後まで楽しんでいただけましたら幸いです。
■作家情報

著者:ケリー・マニスカルコ
ニューヨーク市郊外のやや幽霊屋敷めいた家で育ち、そこでゴシック世界に魅了されるようになった。
仕事の合間時間は手当たり次第に本を読み、家族や友人とあらゆる種類の料理を作り、飼い猫たちと人生の細々したことがらを語り合いながら紅茶を大量に飲む。
〈ニューヨーク・タイムズ〉ベストセラーリストでは『Stalking Jack the Ripper』シリーズと『Kingdom of the Wicked』シリーズで一位を獲得。
本書で成人向け小説デビューを飾った。
本作「Throne of the Fallen」は、書評サイトGoodreadsで「読者のお気に入りのロマンタジー」部門2023に選出。
■書誌情報

タイトル:『罪悪の王子たち 呪われし玉座(上)』
著者:ケリー・マニスカルコ
訳者:入間眞
◆発売日:2025年8月21日
◆仕様:四六判/392ページ
◆予価:2,200円+税

タイトル:『罪悪の王子たち 呪われし玉座(下)』
著者:ケリー・マニスカルコ
訳者:入間眞
◆発売日:2025年8月21日
◆仕様:四六判/384ページ
◆予価:2,200円+税
■株式会社竹書房
1972年設立。麻雀専門誌『近代麻雀』や4コマ漫画等の専門雑誌、書籍、コミック、写真集、DVDなどを取り扱う出版社です。
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