ジェイテクト、JTEKTブランド立形複合研削盤の販売開始

~価格を削れ、品質は削るな。~

株式会社 ジェイテクト

株式会社ジェイテクトとグループ会社である株式会社ジェイテクトマシンシステムは、JTEKTブランドの立形複合研削盤G3VUシリーズを共同開発し、11月8日に販売開始いたします。また、同日から開催される、第31回日本国際工作機械見本市「JIMTOF2022」に本機種を出展いたします。
株式会社ジェイテクト(本社:愛知県刈谷市、社長:佐藤和弘、以下「ジェイテクト」)とグループ会社である株式会社ジェイテクトマシンシステム(本社:大阪府八尾市、社長:宮藤賢士、以下「ジェイテクトマシンシステム」)は、JTEKTブランドの立形複合研削盤G3VUシリーズを共同開発し、11月8日に販売開始いたします。また、同日から東京ビッグサイトで開催される、第31回日本国際工作機械見本市「JIMTOF2022」に本機種を出展いたします。

 

立形複合研削盤G3VUシリーズ立形複合研削盤G3VUシリーズ

【開発コンセプト】
「価格を削れ、品質は削るな。」をキーワードに、ジェイテクトグループだからこそのシナジーを発揮することで、すべてのお客様にもっと使いやすく、もっと身近にお求めやすくをコンセプトとした円筒形の工作物を垂直に取り付けて加工を行う、立形複合研削盤を開発しました。ATC(自動工具交換装置)搭載で内径・外径・端面をワンチャックで研削が可能となり、特にロボットや半導体製造装置、工作機械、農建機、エネルギー機械といった成長領域で、新たなモノづくりのかたちをご提案します。

【主な特長】
・かつてない生産性
ジェイテクトグループの技術を用いた 「圧倒的な研削性」で高効率加工を可能としました。新たなプラットフォームは「変形」と「熱変位」の複合解析で、最適構造を実現します。新開発の主軸はクイルを伸長することで研削点剛性を従来比3倍に向上し、深穴加工にも十分対応が可能です。また、6ツール標準搭載のATCを採用することで、加工効率を飛躍的に高めました。

・抜群の品質
高い研削点剛性で、深さ最大600mmを早く正確に削りきることが可能となり、同仕様の工程においてはナンバーワンの性能です。そのため、工作物を反転レスでワンチャック研削でき、精度のバラつきが発生しません。また、クーラントや研削くずを加工点直下で回収するセンタトラフ構造、および熱対称構造ベッドによるサーマルマネジメントシステムで、熱変位を従来比1/3に抑え、寸法のばらつきを極限まで低減します。

・こだわりの操作性
研削パターンをかんたんに選べる操作盤や、角度制御ができATCごとのノズル調整が不要な自動調整式クーラントノズルなど、充実した支援機能を搭載することで快適な段取り作業を実現します。

・カーボンニュートラルへの貢献
ジェイテクトのグループシナジーにより、CO2削減でお客様のカーボンニュートラルを貢献します。新たに開発したジェイテクトグラインディングツール製の多気孔構造を採用した新CBNといし「削楽」の搭載で、消費電力を従来比10%削減。また、エネルギーモニタで電力量、エア量およびCO2換算量を見える化し、お客様の省エネをサポートします。これらの消費電力削減効果により、CO2排出量を最大1t/年削減します。

【販売開始時期】
2022年 11月 8日

【販売定価】(税込み)
G3VU56  : ¥39,050,000~
G3VU86  : ¥40,700,000~

 【今回の開発品を通じて貢献可能なSDGsの目標】

7.3 2030年までに、世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる。
9.4 2030年までに、資源利用効率の向上とクリーン技術及び環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じたインフラ改良や産業改善により、持続可能性を向上させる。全ての国々は各国の能力に応じた取組を行う。
12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。

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会社概要

株式会社 ジェイテクト

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URL
https://www.jtekt.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
愛知県刈谷市朝日町1-1
電話番号
0566-25-7217
代表者名
佐藤和弘
上場
東証1部
資本金
455億9100万円
設立
1921年01月