台湾文化センターで「列車に乗って台湾を味わう!台湾駅弁物語」展が開幕

「出発進行!」の合図で本展および次の大宮での特別展の成功を祈念した。  

  台北駐日経済文化代表処台湾文化センター(以下、台湾文化センター)と台湾の国家鉄道博物館準備処による「列車に乗って台湾を味わう!台湾駅弁物語」展が9月10日、東京・虎ノ門の台湾文化センターで開幕した。開幕式には周学佑・駐日副代表、鄭銘彰・国家鉄道博物館準備処主任、大場喜幸・鉄道博物館館長、日本の鉄道文化・出版界の関係者らが出席した。

展示風景

  開幕式で挨拶した周学佑・駐日副代表は、「『鉄道』と『弁当』は、台日の共通の記憶と歴史文化といえるもので、この2つがつながった『鉄道弁当』は、特別な情感を呼ぶものとなり、安くておいしいその土地のグルメというのみならず、人生の甘辛い思い出を連想させるものとなった。この心を動かす感覚は、世界中でも台湾人と日本人だけが共感できるものだ」と述べた。  鄭銘彰主任は、「台湾で人気のある鉄道弁当は、台湾人の味覚の記憶と鉄道の物語が台湾ならではの文化的価値を持ち、ローカル色が強いほど、国際的に代表できるものとなる」と強調し、同展で展示されている日本統治時代の台湾の駅弁から、戦後の「台鉄弁当」に代表される「排骨弁当」ができあがるまでの物語を解説した。

展示風景

  開幕式には、特別ゲストとして元台鉄台北鉄道食堂マネージャーである李玉霞さんが出席し、台鉄「排骨弁当」ブームを起こした改良の過程や、日本の漫画『駅弁ひとり旅』で紹介されたエピソードなどを語った。  同展に続き、さいたま市大宮の「鉄道博物館」では、2025年2月より国家鉄道博物館準備処および台湾文化センターとの協力による台湾と日本の鉄道をテーマとして企画展を開催を予定しており、「出発進行!」の合図で本展および次の大宮での特別展の成功を祈念した。  

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展示情報

台湾において駅弁は、世代を超えた「国民的な思い出」と言えるものです。国営台湾鉄路会社(台鉄)や台湾高速鉄路会社(台湾高鉄)の弁当や沿線のご当地弁当など、どれも列車の旅に味わい深い思い出を添えてくれます。

「鉄道」と「弁当」の2つのキーワードは、まさに日本統治下における台湾の近代化と、日本の食文化の流入を象徴するものです。およそ100年の時を経て、鉄道弁当はどのように姿を変えたのでしょうか。本展では時代や地域によって異なる駅弁の味、姿を通して、皆様を時空を超えた台湾旅行へご案内します。

「台湾の味」を深く味わいながら、台湾文化の背景にある物語を感じてください。

展示場所:台湾文化センター

展示期間:9月10日(火)-11月8日(金)

土日祝日休,10:00~17:00

本展は3つのテーマで構成されています。

一、台湾における駅弁の誕生

駅弁が誕生した日本統治時代を出発点に、旅客が列車内で楽しんだ食事を紹介し、1914年当時の台湾4カ所の駅弁の模型を展示します。

二、「外省の味」から「台湾の味」へ――

排骨(パイコー)弁当台鉄の定番である排骨(パイコー)弁当に焦点を当て、その過去から現在の流れにおける発展の歴史秘話を紹介します。

三、ホームの売り子とご当地駅弁

台湾の北部、南部、東部で長く愛されている駅弁を紹介し、かつてホームにこだましていた売り子の声を通して当時の雰囲気に浸っていただけます。

※お弁当の販売はございません

開幕式には周学佑・駐日副代表、鄭銘彰・国家鉄道博物館準備処主任、大場喜幸・鉄道博物館館長、日本の鉄道文化・出版界の関係者らが出席した。
開幕式には周学佑・駐日副代表、鄭銘彰・国家鉄道博物館準備処主任、大場喜幸・鉄道博物館館長、日本の鉄道文化・出版界の関係者らが出席した。
開幕式には周学佑・駐日副代表、鄭銘彰・国家鉄道博物館準備処主任、大場喜幸・鉄道博物館館長、日本の鉄道文化・出版界の関係者らが出席した。
同展で展示されている日本統治時代の台湾の駅弁から、戦後の「台鉄弁当」に代表される「排骨弁当」ができあがるまでの物語を解説した。
同展で展示されている日本統治時代の台湾の駅弁から、戦後の「台鉄弁当」に代表される「排骨弁当」ができあがるまでの物語を解説した。

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会社概要

URL
-
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都港区虎ノ門1-1-12 虎ノ門ビル2階
電話番号
-
代表者名
王淑芳
上場
未上場
資本金
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設立
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