大正大学に特別天然記念物”トキ”の剥製がやってきた!
~ツシマヤマネコに続く2件目の譲り受け~
これまで新潟県佐渡市を対象として、本学地域創生学部公共政策学科の教員が研究及び環境教育の実践を行ってきたこと、そして今後本学を起点として希少野生生物の保護に係る環境教育・意識啓発を行おうという企図に基づき、種の保存法の手続きに則り、トキの剥製を譲り受けることになりました。(教員:高橋正弘・本田裕子)
トキの剥製は、意識啓発を始めとする環境教育を行うために、当学科(本学7号館8階)にて保存しています。また2024年5月20日(月)から24日(金)の9:00~17:00の間、当学科フロアにて展示をし、公開を行います。
法律により死骸の移動が厳しく制限されているトキの譲受が実現した背景には、新潟県佐渡市において、2008年以降、本学教員が継続的にトキの野生復帰事業をめぐる住民意識の把握調査や、観光客のニーズ把握調査などに取り組んできたことがあります。
本学では、絶滅危惧種及び対馬固有種であるツシマヤマネコの保護活動の継続的な取り組みが認められ、2021年3月には、環境省対馬野生生物センターよりツシマヤマネコの剥製を譲り受けています。トキの剥製譲受は、ツシマヤマネコに続き本学では2件目の事例となります。
【ポイント】
大正大学は、環境省佐渡自然保護官事務所より、国の特別天然記念物であるトキの剝製を譲り受けました
新潟県佐渡市をフィールドとして、本学地域創生学部公共政策学科の教員が研究及び環境教育の実践を行ってきた数々の実績が認められた結果となります
2024年5月20日(月)から24日(金)には、本学7号館8階の公共政策学科フロアにて展示をし、公開を行います
【公開情報】
期間:2024年5月20日(月)から24日(金)
場所:大正大学 7号館8階 公共政策学科フロア内
時間:9:00~17:00
◆公共政策学科
2020年4月に大正大学に設置された学科。地域社会や政策についての基本を学ぶ「座学」と、自治体や地域住民などの声をダイレクトに聞く「フィールドワーク」の両輪により、「課題解決法」や「解決のための調整能力」を身につける。
◆大正大学
大正大学は、設立四宗派の天台宗・真言宗豊山派・真言宗智山派・浄土宗および時宗が協働して運営する大学です。その協働の精神を支えているのが、大正15年(1926)の創立時に本学が掲げた、「智慧と慈悲の実践」という建学の理念です。建学の理念のもとに〈慈悲・自灯明・中道・共生〉という仏教精神に根ざした教育ビジョン「4つの人となる」を掲げて教育研究の活動を展開しています。また、令和2年度文部科学省「知識集約型社会を支える人材育成事業」に本学の推進する「新時代の地域のあり方を構想する地域戦略人材育成事業」が採択されました。
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