FRONTEO、転倒転落予測システム「Coroban」について日本での特許査定を取得
出願番号:特願2018-088828 ※登録番号未付与
特許出願日:2018年5月2日
このような社会的課題を解決するために、当社は、エーザイ株式会社と共同で転倒転落予測システム「Coroban®」を開発しました。独自に開発した人工知能Concept Encoderにより、入院患者さんの転倒・転落のリスクを可視化することを可能にしました。
※1 JCI “International Patient Safety Goal”
※2 日本看護協会作成『医療安全推進のための標準テキスト』
■ Coroban®について URL: https://www.fronteo-healthcare.com/operations-fall
Coroban®はFRONTEOがエーザイ株式会社と共に開発した、人工知能Concept Encoderを利用した転倒転落予測システムです。Concept Encoderが電子カルテを読み込み、患者の状態や看護記録から転倒リスクを評価します。医療スタッフの負担を増やすことなく、従来の転倒リスク評価シートと同等の精度での予測が可能です。
■ Concept Encoderについて URL: https://www.fronteo.com/products/conceptencoder/
Concept Encoder(コンセプト・エンコーダー。登録商標はconceptencoder)は、FRONTEOがヘルスケア・インダストリーに特化して開発した人工知能(AI)です。自由記述のテキストデータを大量に含むヘルスケア関連のビッグデータを、エビデンス(根拠)に基づいて有効に解析・活用することを目的に2018年に開発しました。ヘルスケア従事者の共通認識である「エビデンスに基づいた医療(EBM)」に欠かせない有意差検定などの統計学的手法を自然言語解析に導入、実現しています。Concept Encoderはテキスト以外のデータとの共解析も可能であり、ヘルスケア領域に蓄積されてきた遺伝子発現情報・バイタルや各種検査値などの「数値データ」との共解析の研究を進めています。特許登録番号:特許第6346367号
■ FRONTEOについて URL: https://www.fronteo.com/
株式会社FRONTEOは、独自開発の人工知能エンジン「KIBIT®(キビット)」や「conceptencoder®(コンセプト・エンコーダー)」により、ビッグデータなどの情報解析を支援するデータ解析企業です。国際訴訟などに必要な電子データの証拠保全と調査・分析を行うeディスカバリ(電子証拠開示)や、デジタルフォレンジック調査を支援する企業として2003年8月に設立。自社開発のデータ解析プラットフォーム「Lit i View®(リット・アイ・ビュー)」、日・中・韓・英の複数言語に対応した「Predictive Coding®(プレディクティブ・コーディング)」技術などを駆使し、企業に訴訟対策支援を提供しています。このリーガル事業で培われ、発展した独自の人工知能関連技術は、専門家の経験や勘などの「暗黙知」を学び、人の思考の解析から、未来の行動の予測を実現します。ライフサイエンスやビジネスインテリジェンスなどの領域に展開し、FinTechやRegTechに加え、「働き方改革」でも実績をあげています。2007年6月26日東証マザーズ上場。資本金2,559,206千円(2019年3月31日現在)。
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