情を紡ぐ、道を継ぐ。～文楽　師の背を追って～

～文楽　師の背を追って～

テレビ大阪　平成31年1月3日（木）朝8時30分～9時

【みどころ】大阪が世界に誇る伝統芸能「文楽」の魅力を紹介する報道ドキュメンタリー番組。来年３月に在阪民放３局が協力して開催する「うめだ文楽」に出演する若き技芸員、人形遣いの吉田玉勢さん、太夫の竹本小住太夫さん、三味線の鶴澤寛太郎さんに密着し、何故文楽の世界を目指したのか、文楽の魅力、難しさ、文楽を通して何を伝えたいのかを語る。
【出演】

吉田玉勢／人形遣い

竹本小住太夫／太夫

鶴澤寛太郎／三味線

【ナレーター】紅　壱子

【内容】普段の舞台では、まだメイン役の主遣い(左手でかしら《首》と呼ばれる頭の部分を持ち人形の右手を持つ)ではなく、主に人形の左手を操る左遣いの吉田玉勢さんに普段目にすることのない劇場の裏側を案内してもらい、文楽の魅力について聞く。また、2018年4月に人間国宝であり師匠でもある竹本住太夫師が亡くなった竹本小住太夫さん、9月に同じく人間国宝で、師匠でもある鶴沢寛治師が亡くなった鶴沢寛太郎に現在の心境、今後の覚悟に迫り、伝統芸能の継承の大切さ、難しさを伝える。

【プロデューサーからの一言】
この番組は、普段、文楽に関心がなく、退屈な伝統芸能だと思っている視聴者にも「えっ！」「すごい！」「行きたい！」と思わず叫ぶドキュメンタリーです。特に文楽で出てくる「狐」の小道具が、人形遣いによって命が吹き込まれるシーン、小住太夫さんと三味線の寛太郎さんが共に師匠を失い、戸惑いながらも稽古に励むシーンは必見です。ご期待ください。