ふるさと納税を活用して、子どもの居場所づくりプロジェクトを応援するための寄附募集を開始～地域課題解決の資金をふるさと納税で募る「ガバメントクラウドファンディング®」を活用～

静岡県は本日8月1日、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」が提供するクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング®」（GCF®）で、子どもの居場所づくりの活動拡大に必要な資金調達に取り組む団体支援を目的とした４つのプロジェクトの寄附募集を開始しました。募集期間は8月1日(火）～10月31日(火)、目標金額は計897万円です。

• 背景

子どもの居場所とは、子ども食堂や学習支援等を、無料または低額な料金で子どもが一人で安心して利用できる地域の居場所で、孤立の解消、人や社会と関わる力の育成、子どもの貧困対策等の効果的な取組とされています。その取組は、NPO法人やボランティア団体等の民間発の自主的・自発的な取組が多く、静岡県では持続可能な活動に向けた支援に取り組んでいます。

• プロジェクトの概要①

◆プロジェクト名： ひとり親家庭のための子ども食堂を始めて７年、今度はキッチンカーで子ども食堂の活動の輪を広げます！
◆プロジェクトオーナー：静岡県×NPO法人サステナブルネット
◆募集額： 300万円
◆期間：2023年8月1日～10月31日（３か月間）
◆プロジェクトの内容：キッチンカーによる継続した子ども食堂の運営に加え、子ども食堂がない新たな地域でも開催し、取組の拡大を図ります。
◆寄附金の使い道：キッチンカー購入費など
◆プロジェクトhttps://www.furusato-tax.jp/gcf/2391

• プロジェクトの概要②

◆プロジェクト名： 食を知り、つくり、楽しむ「食のキッチン」を開催したい！
◆プロジェクトオーナー：静岡県×あいうえお＋プロジェクト
◆募集額： 116万円
◆期間：2023年8月1日～10月31日（３か月間）
◆プロジェクトの内容：食の提供が中心だったこれまでの子ども食堂の活動に加え、子ども自身が料理をつくることで、食への関心を高め、食への感謝の気持ちを育むことを目指します。
◆寄附金の使い道：会場使用料、調理機材・食材・消耗品費、広告費、調理講師料など
◆プロジェクトURL：https://www.furusato-tax.jp/gcf/2392

• プロジェクトの概要③ 

◆プロジェクト名： 不登校の子どもたちがリラックスして通える居場所「考える学校」を作りたい！
◆プロジェクトオーナー：静岡県×ドキドキわくわく冒険隊
◆募集額： 151万円
◆期間：2023年8月1日～10月31日（３か月間）
◆プロジェクトの内容：不登校で自宅学習をする子どもたちが家から出て、リラックスして通える居場所をつくり、一人一人の個性に合ったオーダーメイド教育を目指します。
◆寄附金の使い道：パソコン購入費、オンライン学習費、教材費など
◆プロジェクトURL：https://www.furusato-tax.jp/gcf/2393

• プロジェクトの概要④ 

◆プロジェクト名： ココロもカラダもゆっくりできる居場所を増やしたい！
◆プロジェクトオーナー：静岡県×食でつながる心の輪の会
◆募集額： 330万円
◆期間：2023年8月1日～10月31日（３か月間）
◆プロジェクトの内容：ユニットハウス（プレハブ）を設置し、子どもたちの遊び場や、子育て中の保護者に癒しを提供して、交流の場としての更なる活動の充実を図ります。
◆寄附金の使い道：ユニットハウス設備費、空調設備費、内装備品費、おもちゃ類など
◆プロジェクトURL：https://www.furusato-tax.jp/gcf/2394

• 参考

ガバメントクラウドファンディング®(GCF®)とは
2013年9月に株式会社トラストバンクが提供したクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み。自治体がプロジェクトオーナーとなり、地域課題に対する具体的な解決策、必要な寄附金と使い道、寄附金を集める期間などを提示して広く資金を調達する。寄附者は自らの意思で寄附金の使い道を選ぶことができる。「2019年度グッドデザイン賞」を受賞。
※「ふるさとチョイス ガバメントクラウドファンディング®」サイト: https://www.furusato-tax.jp/gcf/