ティファニー、ダイヤモンド トレーサビリティの優位性を確立。
業界で初めて、個別登録ダイヤモンドが世界を巡る軌跡「ダイヤモンド クラフトマンシップ ジャーニー」の情報を提供します。
ティファニーのチーフ・サステナビリティ・オフィサー、アニサ・カマドリ・コスタは以下の通りコメントしています。「本日、当社は、ダイヤモンド トレーサビリティへのコミットメントをさらに一歩推し進めます。当社のお客様には、ティファニーのダイヤモンドが、品質面だけでなく、社会と環境への責任面でも、最高の基準に沿って調達されたことを知っておいていただくべきだと考えます。これは、この両面を保証する最善の手段だと確信しています。」
個別登録されたダイヤモンドについて、ダイヤモンドの原産地域または原産国、ならびにダイヤモンドがどこで計画・準備され、どこでカットおよび研磨され、どこでグレーディング(格付け)および保証がなされ、また、どこでジュエリーにセッティングされたかが、ティファニーのお客様に伝えられます。この情報は、セールスプロフェッショナルから入手できるようになるとともに、ティファニー ダイヤモンド鑑定書に記載されます。
アントワープにあるティファニーのダイヤモンド工房 に集められた、ホワイトダイヤモンドの原石。
モーリシャスにあるティファニーのダイヤモンド工房
世界的なラグジュアリージュエラーの中で並ぶもののない、このサプライチェーンの透明性の提供はティファニーならではものであり、垂直統合への20年以上にわたる投資によって可能となりました。この垂直統合モデルは、クラフトマンシップ、安全で衛生的な労働環境、地域経済開発、サプライチェーントレーサビリティの各基準を守る助けとなります。20年間に8500万ドルを助成してきたティファニー財団によって主導される慈善活動と相まって、ティファニーはサステナブル ラグジュアリーのパイオニアとなってきました。
ティファニー ダイヤモンドのクラフトマンシップ ジャーニーの各ステップ
責任ある調達
多くのティファニー ダイヤモンドは、オーストラリア、ボツワナ、カナダ、ナミビア、ロシア、南アフリカといった国々で採掘され、信頼の置けるサプライヤーから責任を持って調達された原石として、ジャーニーを始めます。ジンバブエやアンゴラといった懸念地域からの調達は禁止されています。ティファニーは、2019年1月より、世界的なラグジュアリージュエラーとして初めて、個別登録された自社ダイヤモンドの原産地情報(原産地域、原産国)をお客様に開示しています。
準備と計画
ティファニーが原石として調達するすべてのダイヤモンドは、ベルギーのアントワープでジャーニーを続けます。この地で、個々のダイヤモンドの原産地が記録され、ダイヤモンドはその後、サイズ、カラー、透明度、蛍光性に応じて選別されます。
カットと研磨
ティファニーは、ベルギーとともに、モーリシャス、ボツワナ、ベトナム、カンボジアにある工房において、高い精度と芸術性をもってダイヤモンドをカットおよび研磨します。ティファニー所有またはティファニー認定のカットおよび研磨施設は、安全で衛生的な労働環境を備え、多くの施設では現地の法律を上回る安全衛生基準を順守しています。自社工房では、ティファニーは現地で採用を行い、地域社会に投資し、途上国の従業員に生活賃金を提供することを誇りとしています。また、ティファニーのトレーサビリティ、品質、社会・環境基準を順守する、信頼の置けるサプライヤーからも、選り抜きの研磨済みダイヤモンドを調達します。
格付けと品質管理
ティファニー ダイヤモンドは、米国、カンボジア、ベトナムにあるティファニー宝石研究所のネットワークで細心の注意を払って評価され、あらゆる石がニューヨークで定められ保証される基準である最高のグレーディング要件を満たしていることが保証されます。
セッティング
最後に、ティファニーは、米国にあるティファニーの工房で自社ダイヤモンドの大半をセッティングします。ダイヤモンド セッティング職人は、1つ1つのユニークなダイヤモンドを、個別につくられる理想的なセッティングと組み合わせて、石の美しさを際立たせますが、これには高い精度と芸術性が要求されます。ティファニーの工房は、安全性、清浄度、および生産的な快適環境に関する高い基準を満たします。
ティファニー ブルー ボックスへ
ティファニー ダイヤモンドは現在、FSC®(森林管理協議会)認証取得済み材料および再生材料を含む、サステナブルな供給元から調達される紙でつくられたTiffany Blue Box®およびバッグに収めてお渡しされます。
ダイヤモンド クラフトマンシップ ジャーニーおよびティファニーのサステナビリティの取り組みの詳細については、Tiffany.com/sustainabilityをご覧ください。
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