IP Infusion、Telecom Infra Projectのトライアルにて、拡張されたメトロおよび長距離での広帯域伝送を提供

- CPqDのTIP Community Labにて、DCSGおよびCassiniソリューションとして「OcNOS(R)」の検証を完了 -

ACCESS

IP Infusion(https://www.ipinfusion.com/)(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳)は、本日、TIPのCassiniおよびDCSG(Disaggregated Cell Site Gateway)で実行されるIP Infusionの「OcNOS(R)」ネットワークオペレーティングシステム(OS)が、ブラジルを拠点とするCPqD(Centro de Pesquisa e Desenvolvimento em Telecomunicações : 電気通信研究開発センター)にあるTip Community Labにて検証されたことを発表しました。
CPqDは、拡張メトロおよび長距離でのTIPのCassiniおよびDCSGソリューションのトライアルを行い、リジェネレーション(光信号の増幅)なしで、2,000kmを超える長距離での光コヒーレント100/200Gbps伝送を実現できることを確認しました。

CPqDは、2018年にブラジルのカンピナスにTIP Community Labを開設して以来、DCSG、Cassini、OpenRANなどのオープンでディスアグリゲーション(分離)されたソリューションのテストと検証を行い、その結果をコミュニティにシェアすることでネットワークのオープン化を推進しています。このことは、2019年に開催されたFuturecom展示会にて、CPqDより発表されました。Padtec、EdgeCore Networks、IP Infusion、Lumentum、Viaviは、ラボにて様々なユースケースを想定した包括的なテストプロトコルを実施しています。

Cassiniは、200GbEスイッチングとラインカードモジュールとしてのレイヤー1光トランスポート機能を統合するオープンパケットおよび光トランスポンダであり、データセンターの相互接続、メトロ、およびアクセスバックホールでの利用に対応しています。Cassiniは、現在、業界最大容量のオープンソースのWhite Box(ホワイトボックス)パケットトランスポンダです。

DCSGは、クライアント側とネットワーク側向けの幅広いイーサネット接続オプションを備えた1RUのフル機能のセルサイトルーターです。セルサイトゲートウェイとして、DCSGはレイヤー2、レイヤー3、およびMPLS機能をサポートし、モバイルベースステーション用のIEEE-1588v2や同期イーサネットなどのネイティブ時刻同期プロトコルを備えています。

IP Infusion 最高経営責任者(CEO) 緒方 淳は、
「IP Infusionは、TIPと協力して、ディスアグリゲーション(分離)がいかに迅速にイノベーションを実現し、TCOを削減するかを実証できたことを嬉しく思います。この度のトライアルが成功裏に終わり、CassiniとDCSGソリューション向けに提供される『OcNOS』が、White Boxソリューションによって大容量で高度な新サービスを実現できることを改めて証明しました」と述べています。

Facebook のTIP Technology LATAM 責任者 Giovani Siqueira氏は、
「リジェネレーションなしの長距離アプリケーションで、DCSGおよびCassiniソリューションを使用した『OcNOS』ネットワークOSをレイヤー2/3アグリゲーターとして使用する方法を実証しました」と述べています。

本検証テストレポート(英語)はこちら。https://cdn.brandfolder.io/D8DI15S7/as/jg4rhz2vszxwvxck8xmrnqz/CPQD_Transport_Trial_-_Final_Version.pdf

■Telecom Infra Projectについて
Telecom Infra Project(TIP)とは、すべての人がグローバルにインターネットにアクセスできるようにすることを目標に、グローバルに高品質かつ低価格な通信ネットワークインフラストラクチャを、オープンかつディスアグリゲート技術を用いて構築するための標準化とそれを展開するために2016年にFacebookの呼びかけにより設立された、800社以上が参画しているコミュニテイ活動です。
https://telecominfraproject.com/

■IP Infusionについて
IP Infusionは、キャリア、サービスプロバイダ、データセンター事業者向けに、ソフトウェアとハードウェアを分離(ディスアグリゲーション)して安価に柔軟にネットワークを構築し、新機能やサービスの実装を迅速に実現するWhite Box(ホワイトボックス)型ソリューションを提供しています。IP Infusionは、「DANOS-Vyatta edition」および「Commercial SONiC Distribution」のインテグレーター兼カスタマーサービスプロバイダーであると共に、White Box向けネットワークOS「OcNOS」および「ZebOS(R)」を350社以上の企業に提供しています。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社です。
https://www.ipinfusion.com/

■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証一部:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信・放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび350社以上の通信機器メーカへの豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したIoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/

※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOS、ZebOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。

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会社概要

株式会社 ACCESS

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都 千代田区神田練塀町3番地 大東ビル
電話番号
03-6853-9088
代表者名
大石 清恭
上場
東証プライム
資本金
170億7200万円
設立
1984年02月