インフォマートと串カツ田中HDが業務提携 アプリ共同開発・販売のため合弁会社を設立 ~店舗運営マネジメントを支援するアプリを開発し、外食業界のDX化に貢献していきます~
当社グループは、IT・オーダーシステム・オペレーション分析ツール等を導入し、外食業界のDX化を目指してきました。今後さらに強化するために、飲食店を支える事業を行うインフォマートとともに、新たな飲食店のあり方を創造していきます。
- 業務提携の背景・理由
当社グループは、ウィズコロナ・アフターコロナの時代を見据え、生産性の向上と省人化による付加価値の高いサービスの提供に向けた課題解決のためのアプリ開発の検討を行ってまいりました。
このようなアプリの開発の検討にいたった理由は、仮に新型コロナウイルス感染症が収束してもリモートワークの普及や宴会離れ、内食や中食へのシフトの影響が一定程度残ると考えられることから、売上は100%の水準に戻らないと想定され、収益構造の転換を図ることが必須の状況であったこと、加えて、長期にわたる休業や時短営業の影響を受け、人材の流出や店舗休業による従業員のオペレーション習熟レベルの低下も懸念されるなど、ITツールによる業務支援や店舗運営の省人化の実現が必須な状況であることによります。
一方でインフォマートは、企業間の商行為を電子データ化することで業務効率化、コスト削減、ペーパーレスを実現するクラウドサービス「BtoBプラットフォーム」の運営に加え、外食産業ユーザーの利便性の向上を図る新たな仕組みの構築を目指していました。
これらを両社で協議する中で、「ITツールによる業務支援や店舗運営の省人化を図る」という目的が合致し、アプリとして実現することで、店舗運営改善・DX浸透につなげることができ、外食産業への貢献につなげられるとの認識を共有できたことで、今回の業務提携にいたりました。
本業務提携を通じて、共同で「店舗運営プラットフォームアプリ(仮称)」を開発し販売することにより、両社で外食産業の生産性向上や人手不足、人件費の高騰等の課題解決を支援してまいります。
- 業務提携の内容
①当社とインフォマートは、新たに合弁会社を設立します。インフォマートから代表取締役として箱崎竜太郎を、当社から取締役として大須賀伸博を派遣します。
②実施項目
【当社グループ】
・飲食店経営に係るノウハウ・知見に基づき、アプリが備える機能・サービス仕様に関するアイデア及び改善案の提示。
・運営する店舗において、アプリの実効性を確認するための実証実験。
【インフォマート】
・アプリのシステム設計・開発並びに運用・保守、マーケティング、販売促進活動、販売及びユーザー対応等。
- 合弁会社設立について
当社とインフォマートは2021年10月18日(予定)、共同出資による合弁会社「株式会社Restartz(リスターツ)」を設立いたします。両社の出資比率はインフォマートが55%、当社が45%です。
1 | 名称 | 株式会社Restartz |
2 | 所在地 | 東京都港区海岸1-2-3 汐留芝離宮ビルディング13階 |
3 | 代表者の役職・氏名 | 代表取締役 箱崎竜太郎 |
4 | 事業内容 | アプリ開発 |
5 | 資本金 | 1億円 |
6 | 設立年月日 | 2021年10月18日(予定) |
7 | 業務内容 | アプリ『店舗運営プラットフォームアプリ(仮称)』の開発 |
8 | 出資比率 | 株式会社インフォマート:55% 株式会社串カツ田中ホールディングス:45% |
- 『店舗運営プラットフォームアプリ(仮称)』について
本アプリは、 飲食店の開店から閉店まで行う業務工程を可視化することで、安全かつ無駄のない店舗運営が実現します。今後、就労人口が減少する中で、より効率的に、また劣化させることなく店内サービスを提供し、生産性の向上を図ることができます。
さらに、社員教育マニュアルをアプリ内で管理できるようになることで、アルバイト・パート社員の教育体制の強化と、店長1名での複数の飲食店管理が可能な体制を構築できます。「聞きたい情報がすぐ確認できる」「業務のリマインド」等の店長の業務負荷をアプリの活用で軽減し、"仮想マネージャー"として店舗運営を力強くサポートします。
【 アプリで実現すること 】
・生産性の向上・自走する仕組みの提供
・教育の簡素化・即戦力化
・人手不足・人件費高騰の課題解決
・社員レス運営や、店長1人で複数店舗の管理を促進
- 今後の展開
インフォマートはBtoBビジネスを革新する信頼のリーディングカンパニーです。ウィズコロナ・アフターコロナを見据えた業務効率化支援、デジタル化・DXを推進しています。本業務提携をとおして、デジタル化、DXが進みにくいと言われている外食産業の業務効率化、生産性向上のために、アプリを両社で開発・販売していまいります。
【株式会社インフォマートについて】
設立:1998年2月13日 資本金:32億円(2021年6月30日現在) 代表取締役社長:長尾 收
本社:東京都港区海岸一丁目2番3号 事業内容:BtoB(企業間電子商取引)プラットフォームの運営
URL:http://www.infomart.co.jp/
【株式会社串カツ田中ホールディングスについて】
設立:2002年3月20日 資本金:3億円 代表取締役社長:貫 啓二
本社:東京都品川区東五反田1-7-6 藤和東五反田ビル5階 事業内容:飲食店の経営、FC開発
URL:https://kushi-tanaka.co.jp/ グループ会社:株式会社串カツ田中、株式会社セカンドアロー
「串カツ田中」と「鳥と卵の専門店 鳥玉」のブランドを全国規模で飲食事業を展開。
2008年に東京都世田谷区に「串カツ田中」1店舗目をオープン。2016年東証マザーズ市場上場。2019年東証一部上場。2020年9月に横浜市港北区に「鳥と卵の専門店 鳥玉」1店舗目をオープン。
串カツ田中グループでは「どんな時代においても必要とされる会社・組織・人材になる」を企業理念としている。時代の激変するなか、串カツ田中で培ってきたチェーン店理論を活用し、時代のニーズに合わせて世の中に必要とされる企業・従業員と共に成長する企業を目指している。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像