森下仁丹、カプセル製造の品質ガバナンスと安定供給を強化
~生産3拠点の一体運用に向け「MJ滋賀」を「滋賀工場南棟」に名称刷新、自動化を推進する新ラインも新設中~
森下仁丹株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:森下 雄司)は、当社の生産3拠点(滋賀工場、大阪テクノセンター、旧MJ滋賀)における連携・一体運用を本格的に強化していく象徴として、2026年11月1日付で「MJ滋賀」の施設名称を「滋賀工場南棟」へと刷新いたしました。
さらに同施設では現在、当社事業の主力であるカプセル製造における「品質ガバナンスの強化」と、将来を見据えた「安定供給体制の構築」を目的とした中規模ロット対応のカプセル製造ラインを新設中です。2027年下期の完成を予定しており、既存拠点との連携により、お客様に安心・安全な製品を途切れることなくお届けする強固な生産基盤を築いてまいります。

■ 拠点間の連携・一体運用を象徴する「滋賀工場南棟」への名称刷新
2023年12月のグループ参画以来、当社はMJ滋賀との連携を深めてまいりました。この度、生産3拠点における製造機能をさらに融合させ、一体運用を本格的に進めていく象徴として、同施設の名称を「滋賀工場南棟」へと刷新いたしました。
同拠点は、GMP適合体制のもと、高度な錠剤製造(難打錠成分の製品化など)から充填包装までを一貫して行う技術を有するほか、油脂性液剤の製造・充填包装ラインも備えています。本件を機に、隣接する滋賀工場との連携をさらに強固なものとし、剤型の枠を超えた高度な提案力の創出と、グループ全体の生産効率の向上を図ってまいります。
■ 品質ガバナンスと働き手不足対策を見据えた「自動化・省人化」の推進
食品や医薬品を扱う企業において、昨今はこれまで以上に厳格な品質管理やガバナンスの強化が求められています。当社においても、属人化を防ぎ、常に安定した高品質を維持し続けること、そして少子高齢化に伴う将来的な働き手不足を見据えた生産体制を構築することは重要なテーマです。
現在「滋賀工場南棟」に導入中のカプセル新製造ラインでは、こうした社会課題に対応すべくファクトリーオートメーション化を推進します。
具体的には、工程間のマテリアルハンドリングの自動化に加え、同ラインにMES(製造実行システム)およびSCADA(監視制御・データ収集システム)を導入します。生産工程の徹底した効率化・省人化により人的エラーを未然に防ぐとともに、製造データを正確に管理する体制を整え、より確かな品質管理体制を実現いたします。
■ 将来を見据えた「安定供給」というメーカーの責任と事業基盤の強化
創業より医薬品などを扱ってきた当社には、「製品の供給を途絶えさせない」という使命感が根付いています。
今回のカプセル製造新ラインへの投資は、単なる生産能力の拡大にとどまらず、将来的な設備の経年リスクなどに備え、メーカーとしての供給責任を果たすための先手のアプローチでもあります。 最新鋭の中規模ラインを新たに稼働させることで、カプセル製造の基幹である滋賀工場をバックアップする盤石な生産ネットワークが完成します。
ソリューション事業(BtoB)とコンシューマー事業(BtoC)の双方において、いかなる環境変化にあっても安心・安全な製品を安定的にお届けできる体制を整え、持続的な事業成長へとつなげてまいります。
【参考:森下仁丹のシームレスカプセル技術】
当社では、界面張力を利用した滴下法により、継ぎ目のない真球に近い「シームレスカプセル」を製造しています。
用途に合わせて皮膜の厚みを調整できるほか、現在では直径0.5〜8mmの範囲で自在にカプセルのサイズ変更が可能です。また、液体や粉末、デリケートな微生物など多様な成分を包み込めるだけでなく、生きた微生物を腸まで届ける「腸溶性カプセル」や、口腔と胃の2段階で崩壊し中身を放出する「カプセルinカプセル」など、成分を「狙った場所へ届ける」ことも可能にしています。
こうした高度な技術を駆使し、お客様の目的やご要望に合わせた最適な高品質カプセルを設計・製造しています。

他社と一線を画す「3つの差別化ポイント」
高度な技術を要する製品を「高い品質を保ったまま量産できる」点が、当社の最大の強みです。

【参考:森下仁丹の生産拠点概要】
●大阪テクノセンター(大阪工場):

開発・製造の両機能を備える拠点として、製剤開発、製品開発、シームレスカプセルなどの充填包装、および「仁丹」の製造を行う。医薬品・健康食品のGMP基準に準拠した製造管理および品質管理体制を整備。
●滋賀工場:

シームレスカプセルの主力生産拠点。米国cGMP基準に準拠した厳格な製造管理および品質管理のもと、医薬品・健康食品・食品などに用いるシームレスカプセルの製造を担う。
●滋賀工場南棟(旧MJ滋賀):

医薬品・健康食品のGMP基準に準拠した製造管理および品質管理体制による高度な錠剤製造技術に加え、2026年上期より油脂性液剤の製造機能を追加。さらに現在、2027年下期完成を目指して中規模ロット対応なカプセル製造ラインを新設中。

社名 :森下仁丹株式会社
代表 :代表取締役社長 森下雄司
創業 :1893年(明治26年)2月
設立 :1936年(昭和11年)11月
主な事業:医薬品、 医薬部外品、 医療機器ならびに食品等の製造および販売
URL :https://www.jintan.co.jp/
当社は、1893年に大阪で創業したヘルスケア企業です。厳選された生薬を銀の球体に凝縮した看板商品「仁丹」をはじめ、その製造プロセスから生まれた独自の「球体技術」や「素材研究」を軸として、多角的な領域で事業活動を展開しています。
これまでの歩みや今後の展望については、公式Webサイト(https://www.jintan.co.jp/)をご参照ください。

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