ブルーライトが目の網膜細胞に及ぼす新たな影響を解明!
~岐阜薬科大学とわかさ生活の共同研究が学術論文に掲載されました~
株式会社わかさ生活は、“ブルーベリーで世界一を目指す目の総合健康企業”として研究を続け、岐阜薬科大学との共同研究により、ブルーライトが目の網膜細胞に及ぼす新たな影響を解明され、研究結果が学術雑誌のMolecular Visionに2017年3月5日付で掲載されました。
株式会社わかさ生活(本社:京都市下京区)は、商品をお客様にお届けするだけでなく、目の健康維持に関する研究や、素材が持つ機能の研究を続けることで、健康の悩みを持つ多くの方に役立てていただけると信じて取り組んで参りました。
この度、岐阜薬科大学 原英彰教授との共同研究で、『LEDから発せられるブルーライトが目に障害を及ぼす新規のメカニズム』を明らかにし、学術雑誌のMolecular Visionに2017年3月5日付で掲載されました。(※こちらの学術雑誌は、目の視機能や眼疾患などに関する研究成果が掲載されている専門雑誌です。)
【ブルーライトと目の病気】
そのため加齢黄斑変性などの網膜疾患の発症リスク上昇の原因の1つとして知られています。 私達は、日常生活において常に太陽光、照明、テレビやパソコンなどの光に眼が曝されています。ブルーライトはこれらの光に含まれる可視光で、眼精疲労や生活リズムに変調をきたす要因と考えられており、紫外線と同様に高いエネルギーを持ち、目の角膜や水晶体を通過して網膜に直接ダメージを与えます。(図1)
【ブルーライトが視細胞にダメージを与える新たなメカニズムを解明】
網膜は過剰なブルーライトにさらされると、細胞内で酸化ストレスが生じ、ダメージを受けることが知られています。本研究では新たな発見として、過剰なブルーライトが網膜細胞内で青色を感知するために必要な光受容タンパク質の異常な蓄積を引き起こし、その結果、網膜細胞のダメージに繋がることが分かりました(図2)。
本研究の結果、日常生活に溢れるブルーライトから目を守るためには、細胞のダメージ原因となる活性酸素を抑えるだけでなく、網膜細胞内で起こる光受容タンパク質の異常蓄積を防ぐことが疾病予防のための新たなターゲットになります。
本研究成果は、今後のブルーライト対策に大きく貢献した研究と考えられます。
わかさ生活は今後も多くの方の健康の悩みに役立てるように研究を続けていきます。
<わかさ生活の研究に関するサイト>
◆わかさ生活研究所
http://kenkyu.wakasa.jp/
→当社の過去の研究成果をまとめて掲載しております。
◆わかさ生活研究所 「ひとみ研究室」加齢黄斑変性症
http://kenkyu.wakasa.jp/hitomi/sickness/age-related-macular.php
→加齢黄斑変性症に関する情報を掲載しています。
◆発表論文
http://www.molvis.org/molvis/v23/52/
→今回の研究論文についての情報を掲載しています。
すべての画像