がん治療には、がん免疫の主役「NK細胞」を徹底的に活用する『図解・免疫細胞療法 NK細胞でがんと闘う』
『図解・免疫細胞療法 NK細胞でがんと闘う』を、株式会社幻冬舎メディアコンサルティング(代表取締役社長:久保田貴幸、本社:東京都渋谷区)より発売いたしました。他の免疫療法とANK免疫細胞療法の違いや、免疫ががん細胞を狙い撃ちするまでのメカニズムを、豊富な図を用いてわかりやすく解説します。
免疫チェックポイント阻害薬が、話題となり、初めて登場する免疫治療のように説明されることもあります。ところが欧米では、免疫を重視する分子標的薬が90年代から登場し、今日では従来型の抗がん剤を押しのけ、主流になっています。体内に飛び散ったがん細胞を狙い撃ちできるのはNK細胞だけ。薬自体は、補助的な役割に徹し、免疫細胞にダメージを与えず、特に、NK細胞の攻撃力を高めるADCC活性を作用メカニズムとするものが優先的に開発されてきました。その本命のNK細胞を、体内から採りだし、対外培養によって、直後、増強するのが、ANK(Amplified :増強されたNK)自己リンパ球免疫療法、略してANK療法です。
本書では、他の免疫療法とANK免疫細胞療法の違いや、免疫ががん細胞を狙い撃ちするまでのメカニズムを、豊富な図を用いてわかりやすく解説します。
【目次】
≪1章≫免疫病には免疫治療を がん治療の薬「免疫細胞療法」とは?
≪2章≫ガン免疫の主役「NK細胞」 免疫細胞療法の中でがん細胞を殺すのはごく一部
≪3章≫本気の免疫細胞療法 NK細胞を活性化させてがんと闘う治療法
≪4章≫薬も免疫系が主軸 世界標準の抗がん剤は免疫中心の時代
【著者プロフィール】
藤井 真則/フジイ マサノリ
大阪大学理学部生物学科卒。細胞生理学、分子遺伝学を専攻。1984年三菱商事株式会社に入社。バイオ医薬品部門において主に欧米等での、新薬・診断薬・ワクチンなどの開発に参画。エビデンス(臨床上の有効性の証明)を構築し日本の医薬品メーカー等へライセンス供与する業務業などを担当。ハングライダー操縦中の事故による重傷とそれまでの過労が重なり、多臓器不全となり、人工心肺で命をつなぐ。治療法はない状況下、それでも生きると決める。人間本来の能力を発揮できない阻害要因を解放する「いだき講座」を受講、生命力の回復に努めながら、経営とファイナンスの本質も学ぶ。受講成果を応用すべく、1998年、国内初の経営参画型ベンチャーキャピタルの創設を担当、ファンド運用総額は155億円。2004年、世界中の細胞培養技術を調査の上、唯一、NK細胞の臨床上の実用レベルでの本格培養技術を確立しているリンパ球バンク株式会社に投資、社外取締役となる。2007年代表取締役社長に就任し、現在に至る。リンパ球バンク株式会社代表取締役社長、一般社団法人がん治療設計の窓口理事、認定再生医療等審査委員、NPO高麗(こうま)理事、など。
*リンパ球バンクは、京都大学で実験段階にあったANK療法と呼ばれる免疫細胞療法によって、末期進行がんを克服したがん患者らが、この治療法を普及させるために創業した「がん患者がつくった会社」。
【書誌情報】
タイトル:『図解・免疫細胞療法 NK細胞でがんと闘う』
定価:1,200円(税抜き)
発売日:2017.05.02
判型:A5版・並製/128ページ
ISBN:978-4344912281
発行:幻冬舎メディアコンサルティング
発売:幻冬舎
Amazon:http://amzn.asia/5sQrrGv
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