カインズのKYT活動が令和4年度「SAFEアワード」ウェルビーイング(安全衛生)部門でゴールド賞を受賞

株式会社カインズ

株式会社カインズ(代表取締役社長 CEO:高家 正行)が推進する店舗メンバー(従業員)向けの安全推進活動の取り組みとして、「事故を未然に予見する!KYT(危険予知トレーニング)活動」(以下、KYT活動)が、職場において実施されている労働災害防止や安全・健康の増進のための取組事例を表彰する、令和4年度の「SAFEアワード」(主催:厚生労働省)のウェルビーイング(安全衛生)部門にて、最高位のゴールド賞に選ばれました。

 

3月7日に都内で行われた表彰式3月7日に都内で行われた表彰式


■株式会社カインズ 販売本部 本部長 植木 俊行の受賞コメント
 販売本部では、お客様にとって快適な買い物環境と店舗メンバーの安全・安心な職場環境づくりを日頃から心がけています。全230店舗のアルバイトの方まで含めた「全員参加型」の施策として、自律的な店舗安全推進活動、KYT活動、3ヶ月無事故運動などを実施しながら、安全最優先の意識醸成に取り組んでおります。様々な活動の中で、KYT活動が評価され、ゴールド賞を受賞できたことは非常に喜ばしいことです。今後も引き続き安全推進活動を強化し、快適な買い物環境と安全・安心な職場環境づくりに取り組んでまいります。

■KYT活動とは
 KYT活動は、2021年4月からカインズ 販売本部 店舗安全対策推進室がパート・アルバイトを含めた店舗メンバー約24,000人向けに実施している危険(K)予知(Y)トレーニング(T)活動の略です。作業でケガにつながる危険を、過去の事例を交えてスマートフォン型端末などを使って定期的に学習する事で、危険予知ができるメンバーを育成し、店舗での事故を予見し未然に防止します。これにより事故を無くし、従業員の安全を守る活動です。

 カインズ朝霞店で行われたKYT活動を含むSAFEコンソーシアム現場視察会の動画
 URL:https://safeconsortium.mhlw.go.jp/movie/

 KYT活動は、勤務時間などが異なる約24,000人の店舗メンバーに対して事故事例の共有や安全教育が行き届いていないという課題があり、それを解決するために生まれたトレーニングです。紙ベースだった事故事例の共有を、スマートフォン型の社内用端末とデジタルツールを使ったクイズ形式に移行。毎月1回、10問から~20問の危険予知問題に5分ほど挑戦することで、隙間時間で効果的に危険予知を学習することが可能になりました。
 

KYTの出題例KYTの出題例

■KYT活動以外の店舗安全対策
カインズではKYT活動以外にも様々な店舗安全対策を実施しています。

・事故共有動画
事故発生後の共有方法を動画(動くイラスト、実際の映像等)に変更する事で、視覚的なインパクトを与え、文章よりも 記憶に残りやすくすることで、安全最優先な行動へとつなげています。

・安全対策ワークショップの開催
各店舗に「安全推進リーダー」を配置。店舗毎の課題に対し、店舗メンバーが自律的・自発的に安全最優先な行動がとれる体制を構築し、より安全な店舗環境へつなげています。

・無事故運動の展開
3ヵ月間無事故運動を展開。「走らない」「周囲をよく見る」といった個人目標を目標達成シートに張り出して掲示しているほか、連続無事故日数・無事故メーターを作成し無事故日数を見える化。運動参加のモチベーションを高めています。

・あるべきシートの掲示
備品置き場に備品の保管方法や保管位置などのあるべき姿を示した「あるべきシート」を掲示。作業に必要なものなども分かりやすく表示し、事故防止だけでなく業務効率化にも努めています。

・お客様用踏台の開発
高い場所にある商品を安全に取るためのお客様用の踏台を自社開発。キャスター付きで楽に押して運ぶことができ、人が乗ると接地面が固定されて安全に商品を取ることができる構造です。全国のカインズ店舗で展開しています。

安全対策ワークショップ安全対策ワークショップ

あるべきシートあるべきシート

 これらの店舗安全対策の結果、店舗内での事故件数は確実に減少しています。カインズではKYT活動を始めとした事故を未然に防ぐ取り組みを推進し、店舗メンバーが安全・安心に働ける環境づくりに努めてまいります。

■「SAFEコンソーシアム」とは
 増加傾向にある労働災害(特に、日常生活でも発生しうる転倒や腰痛などの災害)の問題を自分ごととしてとらえ、顧客や消費者も含めたステークホルダー全員で解決を図っていくため、趣旨に賛同した企業、団体でコンソーシアムを構成し労働災害問題の協議や、加盟者間の取組の共有、マッチング、労働安全衛生に取り組む加盟メンバーの認知度向上などをサポートしていく活動です。厚生労働省を始めとした推進幹事会で構成されています。
 「SAFEコンソーシアム」公式サイト: https://safeconsortium.mhlw.go.jp/

<カインズについて>
 株式会社カインズは、28都道府県下に230店舗を展開するホームセンターチェーンです。
 「くらしに、ららら。」をお客様とのプロミスとし、日常生活に寄り添うライフスタイルの提案と、住空間のトータルコーディネートを意識した商品づくり、店舗づくりに努めています。 くらしを豊かにする商品を、オリジナル商品の開発と、独自の仕入れ・物流システムの活用により、毎日低価格で提供します。

<株式会社カインズ 概要>
代表者  :代表取締役会長        土屋 裕雅
                  代表取締役社長  CEO    高家 正行
設 立  :1989年 3 月
本部所在地:埼玉県本庄市早稲田の杜1‐2‐1
資本金  :32億6,000万円
事業内容 :ホームセンターチェーンの経営
従業員数 :12,995名(2022年2月末)
店 舗 数  :230店舗
公式サイト:https://www.cainz.co.jp/ (企業サイト)
                  https://www.cainz.com/ (オンラインショップ)
                  https://twitter.com/cainz_official (公式Twitter)
                  https://magazine.cainz.com/ (となりのカインズさん)

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ビジネスカテゴリ
日用品・生活雑貨その他
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会社概要

株式会社カインズ

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URL
http://www.cainz.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
埼玉県 本庄市早稲田の杜1-2-1
電話番号
0495-25-1000
代表者名
高家正行
上場
未上場
資本金
32億6000万円
設立
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