角田光代による新訳『源氏物語』、ついに完結! 2月27日『源氏物語 下』発売。
この刊行をもって、「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」全30巻も完結。シリーズ累計52万部突破。
与謝野晶子、谷崎潤一郎、そして瀬戸内寂聴……時代を代表する文豪たちが挑んできた超大作「源氏物語」の現代語訳。今もっとも人気と実力を兼ね備えた角田光代が、“長編小説断ち”宣言をしてまで完全訳に挑みました。この大長編と向き合って5年、いよいよ完結を迎えます。
2014年11月に第1巻『古事記』から刊行を開始した「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」(全30巻)の最後を飾るのが、角田光代による新訳『源氏物語』(全3巻)です。全集刊行開始から待ち望まれていた同作品の完結巻『源氏物語 下』を2020年2月27日、ついに刊行いたします。
角田光代訳の特徴は、敬語をほぼ廃し、今までの現代語訳ではすんなりと読み込めなかった細部までが読めるのが特徴。また生き生きとした会話が魅力で、これまでの現代語訳で挫折した人もこの角田訳で最後まで読めることをお約束します。
【源氏物語 完結に寄せて】
生きることはこんなにもくるしい。でも生きなくてはならない。なぜなのか。
作者はそれを考え続けるために——答えを見つけるためではなく——この長い物語を書いたのかもしれません。
——角田光代
今の言葉、 今の心の『源氏物語』がある。三巻にわたる訳業に喝采を送りたい。
——池澤夏樹
『源氏物語』完結記念 限定箱入り 全三巻セット
完結を記念して、『源氏物語』全三巻を美麗セットケースにてお届けする限定セットを作成しました。
本セット限定【角田光代メッセージ入り特別カード】が封入されています。
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309875002/
書誌情報
池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 06
源氏物語 下
角田 光代 訳
単行本 四六判変形 ● 640ページ
ISBN:978-4-309-72876-6
発売日:2020.02.27(予定)
内容:
平安時代中期の11世紀初めに紫式部によって書かれた『源氏物語』は、五十四帖から成る世界最古の長篇小説。輝く皇子として生まれた光源氏が、女たちとさまざまな恋愛を繰り広げる物語であると同時に、生と死、無常観など、人生や社会の深淵が描かれている。四百人以上の登場人物が織りなす物語の面白さ、卓越した構成力、細やかな心情を豊かに綴った筆致と、千年読み継がれる傑作。下巻には、42帖「匂宮」から54帖「夢浮橋」までを収録。
【源氏物語 特設ページ】
http://www.kawade.co.jp/genji/
池澤夏樹=個人編集 日本文学全集【全30巻】堂々完結!
本全集は、作家・池澤夏樹独自の視点で編まれた画期的な全集として、刊行時から大きな注目を集め、累計52万部を突破しております。
2014年11月に刊行した第1巻『古事記』(池澤夏樹訳)から5年、今回の『源氏物語 下』(角田光代訳)の刊行をもって全30巻が完結いたします。
【一括購入特典つき】池澤夏樹=個人編集 日本文学全集【全30巻】のご案内
今回の完結を記念し、全30巻(揃定価87,400円〔税別〕)を一括でご購入の方に、『池澤夏樹と語る日本文学の愉しみ』(完結記念スペシャルブック/非売品)を贈呈いたします。
※先着1000セット限定/3月下旬よりセットにて出荷予定
※詳細は【池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 特設ページ】をご参照ください。
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309874531/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像