子育て情報誌「あんふぁん」「ぎゅって」が積水ハウスの男性育休を考えるプロジェクトに参画
男女問わず望む人が育休を取得しやすい社会を目指して
育休を取得した父親は約3割、取りたいが取れない人は約2割
あんふぁん・ぎゅってでは、幼稚園・保育園児がいる父親を対象に*1、男性育休の状況および気持ちを聞きました。職場に育休制度が導入されていて、取得したことがある(取得中を含む)という人は28.8%。2022年調査に比べ12.5%上昇しました。また、導入されていて、取得したいと思っている人も昨年9.2%に対し14.5%と増加。取得意向は高まっていることがうかがえました。一方で、「導入されていて、取りたいが取れない」と思っている人は18.3%。
取得したい理由としては、「権利だから」(30代)、「上の子の面倒を妻一人では大変だから」(30代)、「育児に参加したい」(40代)と、育休は女性だけのものではないと考える意識が見られました。一方で取得しない理由としては、「現状周りに取っている人がいないから取りずらい」(30代)、「仕事が忙しく、取れない」(30代)、「自分が休むと他の人が困る」(30代)といった、周囲に取得者がいない、環境が整っていないといった声が昨年の調査同様多数みられました。中には「収入が減るから取れない」(20代)という声もあり、職場環境や社会制度のさらなる整備を期待せずにはいられない結果となりました。
*1:今後出産予定がなく取得予定がない場合も、出産時に制度があった場合で回答
▼男性育休についての状況および取得意向
※2023年9月4日~18日実施/幼稚園・保育園児がいる父親を対象にしたWebアンケート/回答数:792
育休を取得した父親にとっては大変さと充実感を感じた特別な期間に
育児休暇を取得した父親に感想を聞くと、子育てに奮闘する姿と、生まれたばかりの子どもとのかけがえのない時間を楽しむ幸せな気持ちがあふれていました。現在、幼稚園児・保育園児がいるあんふぁん・ぎゅっての読者と話す中で私たちが感じるのは「母親は負担の割合が多く、疲れがたまっている」ということ。このプロジェクトの輪が広がり、望む人が育休を取得できる世の中になることを、あんふぁん・ぎゅっては願っています。
【男性育休取得者の声】
・家族で過ごせてさまざまな思い出ができた日々。育休中に夏休みがあり、外で遊ぶと体力が持たなかったけど、上の子に自転車を教えたり、有意義な時間を過ごせた。(30代)
・夜中の細切れの睡眠でのお世話は大変というけれど、その夜中に子どもの世話をしながらも妻とたわいもない会話をしたりすることが楽しかった。朝方、新聞配達が来る音を聞きながら「今日も朝方まで起きてたね」など、本当にたわいもない会話をしながらの育児だった。きっとこれはワンオペでなく、夫婦そろっていたから妻も私も心に余裕があったからだと思います。(50代)
・子どもと一日中いることは、楽しいけど仕事より大変と実感した。ママの偉大さがわかった。(30代)
ぎゅってWebにて「育休を考える日」特集公開
9月19日(火)の「育休を考える日」にあたり、「ぎゅってWeb」では、育休を取得した家族の様子がのぞける、体験談を特集しています。育休取得のきっかけ、育休を取得中はなにをするのか?母親の気持ち、父親の気持ちなど、等身大の生活を紹介します。
▼ぎゅってWebの特集記事
「あんふぁん」はママが主役の“共感メディア”です
各都道府県の(社)私立幼稚園連合会・連盟・協会の承認・協力媒体として首都圏・関西をはじめ全国の私立幼稚園を中心に無料配布しているメディアです。読者は30代の専業主婦が中心。園の先生から園児へ「手渡し」、園児からママへ「手渡し」されます。子育て情報はもちろん、レジャーや地域情報、子ども向けの遊びのページなど、毎月多彩な情報でお届けしています。
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「ぎゅって」は共働き家族の気持ちに寄り添うフリーマガジンです
全国私立保育園連盟をはじめ、連盟・協議会・団体・行政の承認・協力を得て、毎月1回(地域により異なる)、首都圏・関西圏・東海圏の保育園で計約36万配布しています。独自の編集方針で保育園や園児とその保護者から信頼を得ることをモットーに、仕事と子育ての両立、時短など働くママ・パパの気持ちに寄り添う特集、連載を展開しています。
https://gyutte.jp/magazine 公式Web https://gyutte.jp/
積水ハウスの男性育休を考えるプロジェクト「IKUKYU. PJT」の背景
育児・介護休業法が2022年4月から段階的に改正されてから1年以上たち、多くの企業や組織が男性育休取得推進に取り組む時代になりました。日本における最新の男性育児休業取得率は17.13%(2022年度)*2と過去最高でしたが、2025年に50%という政府目標とはまだ大きな開きがある状況です。しかし、積水ハウスが実施した男性育休の実態調査「男性育休白書2023」*3では、調査を始めた2019年と比較すると、過去5年で世の中の意識や環境が確実に変化してきていることが分かりました。育休取得率や取得日数が伸長し、育休を取りたい男性も、取ってほしい女性もこれまでになく増えています。また、男性の育休は、取得当事者だけでなく、その上司や同僚、組織全体にも働き方や仕事への向き合い方、お互いを思いやる気持ちが生まれるなどポジティブな変化をもたらしていることも分かってきました。男性育休について、あらためて社会全体で考える時期になってきているのかもしれません。
そこで119のさまざまな企業・団体が賛同する本プロジェクトを実施し、男性が当たり前に育児休業を取得できる社会づくりを応援し、一歩踏み出すきっかけとなるメッセージを発信します。
*2 厚生労働省「令和4年度雇用均等基本調査」より
*3 2023年9月19日(火)に公開
プロジェクトサイト「IKUKYU.PJT」(https://www.sekisuihouse.co.jp/ikukyu/)
Web動画【昭和・平成・令和】「いままでの父親、これからの父親。#育休を考える日」公開中
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