一枚の写真に込められたストーリー グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで魅せたベントレーのパフォーマンス

ベントレーモーターズ ジャパン

  • 2026年グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで、ピムカーナ・ベントレー・スーパースポーツが披露したスタートライン・バーンアウトの決定的瞬間を捉えた一枚

  • ドライバーのポール・リースとフォトグラファーのマーク・フェーゲルソンが、一瞬のために重ねた準備と卓越した技術、その舞台裏を語る

  • それぞれの分野を代表する二人のプロフェッショナルが創り上げた、2026年グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードを象徴する一枚

2026年7月11日(英国現地時間)ベントレーモーターズは、2026年グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードを象徴する一枚の写真に込められたストーリーを公開しました。

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは、毎年数々の印象的な瞬間が生まれます。2026年の開催では、ピムカーナ・ベントレー・スーパースポーツによるこのシーンが、その象徴的な一幕となりました。

スタートラインに佇むピムカーナ・ベントレー・スーパースポーツ。リアタイヤを激しく空転させながら大量のタイヤスモークを巻き上げ、車体を大きく横滑りさせます。フロントタイヤはカメラへ向けられ、リアは狭いコースの外側へと流れる、迫力に満ちた瞬間が切り取られています。666PSを発揮する後輪駆動モデルで、すべての電子制御を解除した状態の車両を操るのは、プロドライバーのポール・リース。その決定的な瞬間を捉えたのが、自動車写真家のマーク・フェーゲルソンです。

フェーゲルソンは、スタートラインから約250メートル離れた、グッドウッドでも屈指の人気を誇る撮影ポイントに陣取り、一瞬しか訪れないシャッターチャンスを待ち構えていました。この一枚は、ドライバーとフォトグラファー、それぞれの卓越した経験と技術、そして入念な準備によって生み出されたものです。

ポール・リース
マーク・フェーゲルソン

ベストポジションを求めて

マーク・フェーゲルソンは、10年にわたりベントレーのグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでの撮影を担当してきました。しかし、長年撮影を続けていても、グッドウッドは決して簡単な撮影現場ではありません。

スタートラインでの撮影について、フェーゲルソンは次のように語ります。「スタートラインで最高の写真を撮るには、第1コーナー外側に設けられた撮影エリアを確保する必要があります。そこは小さなエレベーターほどのスペースしかなく、約20人のフォトグラファーが集まります。最前列を確保するには、周囲との良好な関係と少しの交渉力が欠かせません」

この撮影ポイントは、スタートラインと、4日間だけレースコースへと姿を変える公爵家の私道を一望できる、フェスティバルを象徴する撮影スポットのひとつです。

 そして今回、その特別な機会をさらに印象深いものにしたのが、被写体となったピムカーナ・ベントレー・スーパースポーツ。本車両についてフェーゲルソンは、「ピムカーナ・スーパースポーツは、おそらく私がこれまで見た中で最も魅力的なベントレーです。本当に素晴らしい車です」と話しました。

決定的な一枚を撮影するために

フェーゲルソンは、400mmの超望遠レンズと毎秒20コマの高速連写に対応したカメラを携え、撮影に臨みました。しかし彼によれば、理想の一枚を生み出すうえで最も重要なのは、入念な事前準備です。

「このような写真の成否は、撮影前の段階で半分決まっています。適切な場所に、適切な時間に、適切な機材を持って立つこと。そして最後は、すべてをドライバーに託すのです」とフェーゲルソンは語ります。

走りの歓びを解き放つスーパースポーツ

ポール・リースは、レーシングドライバーであると同時にスタントドライバーでもあります。トラビス・パストラーナ主演の映像作品『Supersports: FULL SEND』では、ピムカーナ・スーパースポーツの開発にも携わりました。グッドウッドでは、このモデルの英国でのダイナミックデビューを担い、タイムアタックとデモランの双方を担当しました。

リースは「タイムアタックでは、正確かつ速く走ることが求められるため、できるだけ車を横向きにしないように走ります。しかし、その数時間後には、大きくテールを流しながらデモランを披露するのです」と語ります。

また、この車両には、アクセルとブレーキを同時に操作できる特別な改造が施されており、スタートラインでのバーンアウトや繊細な車両姿勢のコントロールを可能にしています。

リースは、その特徴について「666PSを後輪に伝え、電子制御はすべてオフ。スーパースポーツは思い切り楽しめる状態です。ヒルクライムの路面は中央がやや高く、左右に傾斜しています。車体が自然に流れ始めたら、それを少し後押しするだけです」と説明しました。狭いコースと限られたスペース、そして間近に迫る観客を前にした走行を終え、「グリーンシグナルからゴールまで、ずっと笑顔でした」と振り返りました。

決定的瞬間

リアタイヤから白煙が立ち上ると同時に、フェーゲルソンはシャッターを切りました。スタートエリアを覆うタイヤスモークの中、ピムカーナ・スーパースポーツは大きな角度を保ちながらドリフトし、グッドウッドを象徴する一瞬が生まれました。フェーゲルソンは、その瞬間を「ポールはスタートラインでタイヤを一気に燃やし、そのまま維持し続けました。途中で終わると思っていたのですが、最後まで続けてくれた。それがこの写真を生んだ最大の理由です。まさにドライバーの技術です」と振り返ります。

10年間にわたりグッドウッドを撮影してきたフェーゲルソンにとっても、このシーンは特別なものとなり、「ここまで大きな角度でスタート直後に車を横向きにするのは本当に難しい。そこまで攻められる人は多くありません。煙が立ち上った瞬間、『撮れた』と確信しました。撮影しながら笑っていたくらいです」と、この決定的瞬間を喜びました。

一度きりのチャンス

リースはバーンアウトを維持したままヒルクライムコースを駆け上がり、ドリフトを交えた走りで観客を魅了しました。リースは「歓声と拍手がすごかったと聞きました。ピレリという素晴らしいパートナーのおかげです」と話しました。

その後もピムカーナ・スーパースポーツは幾度となく走行を重ねましたが、角度、タイヤスモーク、そしてタイミングのすべてが揃ったのは、この瞬間だけでした。

フェーゲルソンは、「一度きりのチャンスだと感じていました。私は常に最高の作品を残したいと思っています。この写真は、これまでグッドウッドで撮影した中で最も気に入っている一枚になりました」と振り返ります。

一方、大きなプレッシャーの中で走りを披露したリースは、「速いタイムを出せば誇りになりますが、一歩間違えればヒーローではなく失敗者になる世界です。ミスをすれば、自動車業界の仲間たちの前で恥をかくことになります。しかし、成功したときの喜びは格別です」と語りました。

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会社概要

URL
https://www.bentleymotors.com/jp/ja.html
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都品川区北品川4-7-35 御殿山トラストタワー18F
電話番号
03-3588-3270
代表者名
遠藤克之輔
上場
未上場
資本金
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設立
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