屋内用ナビゲーションの測位精度を大幅に改善するセンサ・ソリューションを出展
エレクトロニクス分野の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する
世界的半導体メーカーで、コンスーマ・携帯型機器向けMEMS
(Micro:Electro:Mechanical Systems)の主要サプライヤ(1)である
STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、スペイン・バルセロナ
で開催されるMobile World Congress 2012(MWC 2012)において、携帯電話を
利用した世界最高精度の屋内測位デモを行う予定です。デモでは、CSR社の
最先端測位技術であるSiRFusion(TM)とSTの最適化されたMEMS慣性計測ユニット
を組み合わせたスマートフォンを使用し、GNSS(Global Navigation Satellite
Systems)衛星信号が届かない場所でも2~3メートル以内の誤差で測位可能で
あることを実証します。
正確な屋内測位は、モバイル分野で非常に期待されているアプリケーションで
ある位置情報に基づくサービス(LBS:Location:Based Service)を実現する
上で重要です。これまで、GNSS衛星からの信号を受信できない高層ビル群や屋内
において、十分な精度と信頼性で携帯型機器を測位する方法が課題となってきま
した。従来はWi:Fiと位置情報データベースを活用し、近似位置を計算してきま
したが、想定されている多くのLBSに対して、十分な精度が得られていません。
将来、例えば博物館の来館者が、展示物に携帯型機器を向けるだけで詳しい情報
のダウンロードを可能にするといった構想がありますが、その実現のためには、
2~3メートル以内の測位誤差で機器の位置を把握する必要があり、そうした精度
はWi:Fiだけでは実現が困難でした。
STは、MWC 2012において、CSR社が最近発表したSiRFusion測位アーキテクチャと、
10項目の自由度を持つ高度なMEMSセンサ・モジュールを組み合わせることで、
必要な精度を確保するデモを行います。高精度なモジュールにより、Wi:Fiだけ
で実現可能なレベルを大きく上回る2~3メートル未満の測位誤差で確実な測位が
可能です。さらに、SiRFusion測位プラットフォームは、追加のインフラ設備や
手間のかかる建物調査を一切必要としません。
CSR社の最高マーケティング責任者(CMO)で、SiRF社の創設者であるKanwar
Chadlha氏は、次の様にコメントしています。「業界をリードするSTの
モーション・センサと当社の測位プラットフォームSiRFusionを組み合わせた
信頼性の高い歩行者用推測航法ソリューションは、屋内用ナビゲーションの課題
に対する有効な解決策であることを証明しています。これにより、屋内外を
問わず利用可能なLBSの新たなトレンドが訪れるでしょう。」
デモで使用するセンサは、加速度・角速度・地磁気の各3軸検知と、標高の決定
に使用する気圧検知を組み合わせたマルチセンサ・モジュールで、高層ビル内
での3次元測位が可能です。CSR社のSiRFusionソリューションは、モーション・
センサ、Wi:Fi、およびGNSS衛星からの信号を利用し、センサ・ユニットからの
データを他のデータと融合することで位置計算の精度および範囲を劇的に向上
させます。
STのBenedetto Vignaは、次の様にコメントしています。「当社のモーション・
センサは、携帯電話のより簡単で直感的な操作を可能にする一大革命を引き起こ
しました。そして今、光学画像補正とLBSが新たな高性能モーション・センサの
普及を促進し、新時代の幕開けを迎えようとしています。STは、これら2種類の
アプリケーションの推進に向け、理想的な地位を確立しています。」
SiRFusionを搭載した携帯電話のデモは、MWC 2012のCSR社ブース
(ホール4:Level 0、HS27)およびSTブース(ホール7:7C18)にて展示されま
す。
(1)IHS iSuppli「H1 2011 Consumer and Mobile MEMS Market Tracker」
(2011年8月)
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、Sense & Powerおよびマルチメディア・コンバージェンス分野の多種多様
なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネ
ルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・
コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中な
ど、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、
よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り
組んでいます。2011年の売上は97.3億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェ
ブサイト( http://www.st:japan.co.jp )をご覧ください。
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
APMグループ
TEL: 03-5783-8250 FAX: 03-5783-8216
世界的半導体メーカーで、コンスーマ・携帯型機器向けMEMS
(Micro:Electro:Mechanical Systems)の主要サプライヤ(1)である
STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、スペイン・バルセロナ
で開催されるMobile World Congress 2012(MWC 2012)において、携帯電話を
利用した世界最高精度の屋内測位デモを行う予定です。デモでは、CSR社の
最先端測位技術であるSiRFusion(TM)とSTの最適化されたMEMS慣性計測ユニット
を組み合わせたスマートフォンを使用し、GNSS(Global Navigation Satellite
Systems)衛星信号が届かない場所でも2~3メートル以内の誤差で測位可能で
あることを実証します。
正確な屋内測位は、モバイル分野で非常に期待されているアプリケーションで
ある位置情報に基づくサービス(LBS:Location:Based Service)を実現する
上で重要です。これまで、GNSS衛星からの信号を受信できない高層ビル群や屋内
において、十分な精度と信頼性で携帯型機器を測位する方法が課題となってきま
した。従来はWi:Fiと位置情報データベースを活用し、近似位置を計算してきま
したが、想定されている多くのLBSに対して、十分な精度が得られていません。
将来、例えば博物館の来館者が、展示物に携帯型機器を向けるだけで詳しい情報
のダウンロードを可能にするといった構想がありますが、その実現のためには、
2~3メートル以内の測位誤差で機器の位置を把握する必要があり、そうした精度
はWi:Fiだけでは実現が困難でした。
STは、MWC 2012において、CSR社が最近発表したSiRFusion測位アーキテクチャと、
10項目の自由度を持つ高度なMEMSセンサ・モジュールを組み合わせることで、
必要な精度を確保するデモを行います。高精度なモジュールにより、Wi:Fiだけ
で実現可能なレベルを大きく上回る2~3メートル未満の測位誤差で確実な測位が
可能です。さらに、SiRFusion測位プラットフォームは、追加のインフラ設備や
手間のかかる建物調査を一切必要としません。
CSR社の最高マーケティング責任者(CMO)で、SiRF社の創設者であるKanwar
Chadlha氏は、次の様にコメントしています。「業界をリードするSTの
モーション・センサと当社の測位プラットフォームSiRFusionを組み合わせた
信頼性の高い歩行者用推測航法ソリューションは、屋内用ナビゲーションの課題
に対する有効な解決策であることを証明しています。これにより、屋内外を
問わず利用可能なLBSの新たなトレンドが訪れるでしょう。」
デモで使用するセンサは、加速度・角速度・地磁気の各3軸検知と、標高の決定
に使用する気圧検知を組み合わせたマルチセンサ・モジュールで、高層ビル内
での3次元測位が可能です。CSR社のSiRFusionソリューションは、モーション・
センサ、Wi:Fi、およびGNSS衛星からの信号を利用し、センサ・ユニットからの
データを他のデータと融合することで位置計算の精度および範囲を劇的に向上
させます。
STのBenedetto Vignaは、次の様にコメントしています。「当社のモーション・
センサは、携帯電話のより簡単で直感的な操作を可能にする一大革命を引き起こ
しました。そして今、光学画像補正とLBSが新たな高性能モーション・センサの
普及を促進し、新時代の幕開けを迎えようとしています。STは、これら2種類の
アプリケーションの推進に向け、理想的な地位を確立しています。」
SiRFusionを搭載した携帯電話のデモは、MWC 2012のCSR社ブース
(ホール4:Level 0、HS27)およびSTブース(ホール7:7C18)にて展示されま
す。
(1)IHS iSuppli「H1 2011 Consumer and Mobile MEMS Market Tracker」
(2011年8月)
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、Sense & Powerおよびマルチメディア・コンバージェンス分野の多種多様
なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネ
ルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・
コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中な
ど、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、
よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り
組んでいます。2011年の売上は97.3億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェ
ブサイト( http://www.st:japan.co.jp )をご覧ください。
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
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