ギブリー、東京大学大学院教授の江崎浩氏を技術アドバイザーに招聘

〜同氏の知見を借り、アカデミー向け教育領域、企業向け生成AIソリューションおよびセキュリティ領域を強化〜

株式会社ギブリー

2024年8月9日 11時00分

株式会社ギブリー（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：井手高志、以下ギブリー）は、2024年8月2日付で技術アドバイザーに東京大学大学院情報理工学系研究科教授の江崎浩氏が就任したことをお知らせします。同時に、江崎氏はギブリーのグループ会社である株式会社セキュアサイクル（本社：福岡県北九州市、代表取締役：服部祐一、以下セキュアサイクル）の技術アドバイザーにも就任します。

■江崎氏を技術アドバイザーに招聘した背景

急速なデジタル化と技術革新が進む現代社会において、企業や教育機関はより高度な技術ソリューションとセキュリティ対策を必要としています。特に、生成AIの台頭やサイバーセキュリティの重要性の高まりは、ビジネスや学術分野に大きな変革をもたらしています。

このような背景のもと、ギブリーグループは、情報通信工学の第一人者である東京大学大学院情報理工学系研究科教授を技術アドバイザーとして招聘いたしました。

本招聘の主な目的は以下の3点です。

アカデミー領域に向けた教育事業の拡大
デジタル時代における高等教育の重要性が増す中、江崎氏の学術経験を活かし、アカデミー向けサービスを強化します。これにより、次世代の技術者育成と産学連携の促進を図ります。
生成AIソリューション開発の強化
AI技術の急速な進化に伴い、特にメーカーや製造業では生産性向上や革新的な製品開発のためのAI活用が急務となっています。江崎氏の専門知識を活用し、これらの企業ニーズに応える最先端の生成AIソリューションを開発します。
セキュリティサービス群の強化
サイバー攻撃の脅威が増大する中、企業の情報資産を守るためのセキュリティ対策はますます重要になっています。江崎氏のネットワーク技術とセキュリティに関する深い知見を活かし、より強固で先進的なセキュリティサービスの開発を推進します。

江崎氏の情報通信工学の専門性と幅広い経験は、急速に変化する技術環境においてギブリーグループの提供価値を大きく向上させると確信しています。

■江崎氏のプロフィール

江崎浩（えさき・ひろし）

東京大学大学院情報理工学系研究科教授

WIDEプロジェクト代表 / 日本ネットワークセキュリティー協会会長 / 日本データセンター協会副理事長・運営委員長

東京大学大学院情報理工学系研究科教授。１９６３年生れ。九州大学工学部修士課程修了。株式会社東芝入社、米国ニュージャージー州ベルコア社、コロンビア大学客員研究員、東京大学大型計算機センター助教授などを経て現職。専門は情報通信工学。次世代インターネットの規格策定からネットワークの実践応用まで、研究・活動範囲は多岐にわたる。ＷＩＤＥプロジェクト代表。東大グリーンＩＣＴプロジェクト代表、日本ネットワークインフォメーションセンター理事長、日本クラウドセキュリティー協会(CSA Japan)会長、デジタル庁初代Chief Arcitectなどを兼任。