吸音を「貼る」から「組込む」へ。ピクシーダストテクノロジーズ、音響メタマテリアル技術を活用した新製品「iwasemi OC-β」を発表
〜表装材の自由度で、意匠と吸音を両立する音響制御モジュールを新たに製品化〜
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長:落合 陽一、代表取締役社長:村上 泰一郎、以下「PxDT」)は、音響メタマテリアル技術「iwasemi」を応用した新製品「iwasemi OC-β(オーシー・ベータ)」を2026年3月3日に販売開始します。
オフィス、公共・教育施設、ホテル、飲食店など、会話の質が求められる空間でも、吸音は“最後の調整”になりがちでした。性能以前に、意匠・素材・施工・運用の制約によって設計に組込みづらく、完成後に追加されることで、コストや仕上がりの両面で限られた解決策を求められやすいという課題があったためです。iwasemi OC-βはこの前提を見直し、吸音を「貼る」から「組込む」へ移行させる新モジュールとして、表装材の自由度を高めました。これにより、内装の世界観を保ったまま、空間に“閑さ”を実装します。
PxDTはiwasemi OC-βを起点に、建築・インテリア・建材・装飾材など多様なパートナーと連携しながら、用途や領域を横断して「閑さ」の価値を届けるプロジェクトを継続的に拡大していきます。共同企画・共同開発・導入を検討される企業・団体の皆様は、ぜひお問い合わせください。
【お問い合わせ】
iwasemi事業部
support_iwasemi@pixiedusttech.com

■開発背景:吸音が「最後の調整」になってしまう“内装設計の課題”
オフィス、公共・教育施設、ホテル、飲食店など、会話の質が求められる空間でも、吸音は内装計画の中で後回しになりやすいのが実情です。理由は性能ではなく、意匠・素材・施工・運用の制約によって「設計に組込みづらい」ことにあります。その結果、音環境は最後に調整するという設計プロセスが多く、限られた条件の中での最適解が求められてきました。
【従来の制約】
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意匠の制約:
吸音材の見え方や質感が、空間の世界観と衝突しやすいことも。 -
素材の制約:
ガラスや硬質な素材を用いた仕上げが多い空間ほど反響音が出やすい一方で、吸音材を入れると素材計画が崩れやすい課題も。 -
施工の制約:
下地条件・固定方法・工期の都合で、採用できる製品が限定されることも。 -
運用の制約:
汚れ・清掃・メンテナンスなどの理由で、選べる吸音材の選択肢が限られるケースも。
iwasemi OC-βは、この「吸音が設計の初期段階に入りにくい」という課題を前提から見直し、吸音を設計の一部として“組込める”モジュールとして開発しました。
■ iwasemi OC-βについて
iwasemi OC-βは、音響メタマテリアル技術を応用し、人の会話音の中心帯域(500〜1000Hz)に着目して音の反響を抑える吸音モジュールです。吸音性能だけでなく、意匠・素材・施工の自由度を高めることで、吸音の位置づけを「貼る」対策から「組込む」設計へと移行させます。
【基本仕様】
発売日 :2026年3月3日
製品名:iwasemi OC-β
サイズ:W140×H140×D38mm

■ iwasemi OC-βの特長:吸音を“組込める”3つの設計自由度
1.表装材の選択自由度:吸音を、意匠の計画のひとつに
表装材の選択自由度を高め、空間のコンセプトや素材計画に沿って吸音を組込みやすくします。吸音が視覚的に主張しにくくなることで、内装の世界観を保ったまま音環境を整えられます。用途に応じて、建材や装飾材との連携や機能性の付加など、パートナーと共に拡張する余地も生まれます。
2.設置仕様の選択自由度:現場条件に合わせて採用
両面テープ、マグネット、ビス固定など、複数の設置仕様に対応します。下地条件や運用条件に応じて選択できるため、導入検討から施工までの制約を減らし、提案できるシーンを拡張します。
3.会話音に特化した吸音性能:会話の“聞こえ方”を調律
人の会話音の中心帯域(500〜1000Hz)に着目し、反響による聞き取りづらさを抑えます。会議・応対・カウンセリングなど、会話が中心になる空間で、集中しやすい音環境づくりを支援します。
■ 連携プロジェクトについて:多様なパートナーと「閑さ」の価値を実装へ
iwasemi OC-βは、建築・インテリア・建材・装飾材など多様な領域との連携を前提に開発しています。PxDTは今後、さまざまな企業・団体と協働しながら、用途や領域を横断してプロジェクトを継続的に立ち上げていきます。
吸音を単なる対策として終わらせず、空間の価値を高める設計要素として扱えるようにすることで、働く環境、医療・教育、文化・観光など、さまざまな現場で「閑さ」の価値を実装していきます。
■ 共同企画・共同開発パートナー募集
PxDTは、iwasemi OC-βを活用した共同企画・共同開発・導入プロジェクトをご一緒いただけるパートナーを募集します。建築・インテリア・建材・装飾材など、領域を問わずご相談ください。
【お問い合わせ】
iwasemi事業部
support_iwasemi@pixiedusttech.com
■ PxDT iwasemi事業部長 五島 隆允のコメント
「音環境はこれまで、完成した空間をより快適にするための“仕上げの要素”として扱われる場面が多かったです。iwasemi OC-βは、表装材と設置仕様の自由度を高めることで、吸音を空間体験そのものを形づくる要素として“組込む”ためのモジュールです。今後もさまざまな企業や団体と連携しながら、用途や領域を越えて『閑さ』の価値を届ける取り組みを広げていきます。」
■ iwasemi吸音パネルについて
iwasemi吸音パネルは、会話音の周波数帯域に特化した吸音性能と高い意匠性を兼ね備え、会議に最適な音響空間を実現。反響音を抑え、聞き取りやすい音響で快適さと効率性を高めます。
<選ばれる理由>
1.クリアな音響で会議を効率化
2.機能性と意匠性の両立
3.人の会話音に特化した吸音性能
4.環境に配慮したサステナブルなデザイン
製品紹介ページ:https://iwasemi.com/
■ ピクシーダストテクノロジーズ株式会社について
ピクシーダストテクノロジーズは、計算機科学(コンピュータサイエンス)と、音や光などを自在に操る独自の波動制御技術の融合により、コンピュータと非コンピュータが不可分な環境を構築し、言語や現象、アナログとデジタルといった二項対立を循環的に超えていく「デジタルネイチャー」の到来を見据えています。 私たちは、現在、波動制御技術をメカノバイオロジーや視覚・聴覚・触覚への介入・補助をする「パーソナルケア&ダイバーシティ」領域と、メタマテリアル(材質ではなく構造で特性を生み出す技術)やオフィス・工事現場等の課題解決のために適用する「ワークスペース&デジタルトランスフォーメーション」領域の2つの主要な領域に重点を置いて製品を展開しています。 急速に進化していくコンピュータに対して、私たち生物の身体(ハードウェア)の進化は非常に遅く、その差はますます開こうとしています。ピクシーダストテクノロジーズはこの両者の間をうまく調停し、生活に対してよりよい価値を生み出し続けます。
URL:https://pixiedusttech.com/
– iwasemi及び関連するロゴは、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社の商標又は登録商標です。
– 記載されている会社名、ロゴ、システム名、商品名、ブランド名などは、各社の商号、登録商標、または商標です。
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