タイのテニスボール生産子会社が完全ゼロエミッションを達成

SSMT社は2007年の設立と同時に従業員の環境教育を徹底し、廃棄物の分別などに取り組んでまいりました。2008年からはISO14001認証の取得に向け、工場と事務所が一丸となって分別した廃棄物の計量を開始するなど環境対応の強化を進め、2009年12月に認証を取得しました。
またSSMT社では品質管理を徹底することで不良率の低減を図るとともに、研磨工程や接着剤使用工程で発生する廃棄物を材料の一部として使用するリサイクルなどの取り組みを進めてきました。その他廃棄物もサーマルリサイクルすることで埋め立て量を大幅に削減し、2010年11月にゼロエミッション*2を達成しました。さらに、最後までリサイクルが困難であった一般廃棄物のサーマルリサイクルやペイント缶やスプレー缶の再利用ができるようになったため、完全ゼロエミッションを達成することができました。
*1 完全ゼロエミッション:直接埋め立て廃棄物の発生を完全に無くし再資源化率を100%にすること。
*2 ゼロエミッション:直接埋め立て廃棄物の量を全廃棄物発生量の1%未満、再資源化率を99%以上にすること。
SSMT社の概要(英文表記) Srixon Sports Manufacturing(Thailand) Co., Ltd.
所在地 : タイ、プラチンブリ県カビンブリ市
生産品目 : 硬式テニスボールの製造販売
操業開始 : 2007年
敷地面積 : 36,800m2
従業員数 : 320名
SRIスポーツグループは、地球環境の保全は国際社会が共同で取り組むべき全人類の課題であり、持続可能で環境負荷の少ない経済社会を構築していくことが重要であると位置づけています。その認識のもと、当社グループが自然環境と密接な関係にあるスポーツ関連企業であることを踏まえ、社会に信頼される企業の基本的な責務として、全ての事業活動と企業市民としての生活を通して、総合的に地球環境の保全に取り組んでいます。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像