京都府 News Letter 2018年6月号 文化・歴史のふるさと「京都DNA」発信マガジン
6月13日(水)は”天下分け目の戦い”でお馴染み”山崎の合戦の日”歴史を健康的に学ぶ「天王山歴史巡りハイキング」や現代人の疲れ目にご利益がある「柳谷観音」で癒やされる、初夏の”へるしい旅”
「古都」と呼ばれる京都府は、「日本文化発祥の地」とも言われており、その1,200年の歴史とともに培ってきた様々な魅力が存在します。このマガジンでは、文化のふるさとである京都から、観光や芸術、グルメなど、旬の魅力をお届けします。
★京都の歴史
2018年は旅先で健康になる”へるしい旅”が話題!
6月13日(水)は「天下分け目の戦い、山崎の合戦」の日
健康的に歴史を学べる「天王山ハイキング」に注目
「健康立国」を謳う日本では、「人生100年時代構想」の発表や「スーパーフード」「クロスフィット」の流行を背景に世の中の健康志向が高まり、それは旅のスタイルにも変化を及ぼしています。2018年、旅行の目的は「疲れを癒すこと」から「旅先で健康になること」へと移り変わっており、「へるしい旅」として注目を集めています。
1582年6月13日、羽柴(豊臣)秀吉は山崎の合戦において明智光秀を破りました。この戦いは、どちらが織田信長の統一事業を受け継ぐか、という重要な戦いでした。秀吉は先に天王山を占拠し、戦いを優位に進めたと言われ、後に勝負の分かれ目を「天王山」と呼ぶようになりました。
戦いに勝利した秀吉は、交通の要衝だった大山崎を近畿地方の「要」として評し、翌7月に天王山頂に山崎城を築きました。この城は、天守が築かれた本格的な城であったようです。城下町となった大山崎では、秀吉が千利休とお茶会を催しました。
また「秀吉の道」には、秀吉の天下取りの物語を解説する全6カ所の美しい陶板で製作された案内板を設置されています。
明智光秀の謀反「本能寺の変」に始まり、「中国大返し」「山崎の合戦」などを経て、山頂の「秀吉の覇権」で完結するこの陶板は、高さ1.8メートル・幅5メートルを超える壮大な絵巻物のようなものもあり、合戦の臨場感を味わいつつ豊かな歴史文化に触れながらハイキングを楽しむことができます。最後の陶板絵図「秀吉の覇権」では、天下統一を果たした覇者としての威厳をもった秀吉が描かれています。
●天王山ハイキング「秀吉の道」の注目スポット
「天王山ハイキングコース」には、「天下分け目の戦い」の歴史に紐づく観光スポットが、多数存在しています。
宝積寺(ほうしゃくじ)※画像左
「宝積寺」は、724年に聖武天皇の勅命を受けた行基菩薩が建立したと伝えられる真言宗の寺院です。寺宝を多く有しており、建造物では桃山時代に秀吉が一夜で建てたと伝えられている「一夜の塔」と呼ばれる三重搭が重要文化財に、本堂及び山門は京都府の登録文化財に指定されています。
旗立松展望台※画像右
天王山頂への登り道、8合目付近に位置する「旗立松」。天王山の戦いの際、秀吉が味方の士気を高めるため老松の樹上高くに千成ひょうたんの旗印を掲げると戦局に大きな影響を与え、勝利を収めたといわれています。7代目になった松がそびえ立つこのスポットでは、眼下には淀川の流れ、大阪平野、京都盆地が望めます。また、旗立松展望台から南へ約100メートルのところには「青木葉谷展望台」があり、桂川、宇治川、木津川の三川合流部が望めます。
十七烈士の墓
「十七烈士の墓」は、幕末の禁門の変(1864年)の際、戦いに敗れ天王山中で自刃した隊長真木和泉守以下十七名が眠っています。
★癒し
スマートフォンやパソコンによる、疲れ目を癒してくれる!
現代人の味方、“眼病平癒の祈願所”「柳谷観音 楊谷寺」
長岡京市の山の中に位置する「柳谷観音 楊谷寺」は、清水寺の開祖である延鎮が806年に創立。特に眼病にご利益があり、平安時代より天皇家や貴族など高貴な人々を始め、多くの人が信仰されてきた歴史の深いお寺で、毎月17日の縁日には各地から多くの参拝者でにぎわいます。
境内には、弘法大師にゆかりのある「独鈷水(おこうずい)」が湧いており、今も眼病平癒の霊水として信仰を集めています。期間限定で授与される押し花朱印も人気です。
明治時代後期の建物で、天皇家や公家など大切なお客様だけが使った特別な部屋「上書院」は毎月17日のみ特別公開されており、上書院2階から眺める京都府指定名勝の庭園の景色は格別です。
また、上書院では、月2回、1日3組限定の特別サロン「Gokan+」が開かれており、長岡京の上質な竹を使用した背面・眼精疲労ケアの「白竹セラピー」など、眼病にご利益のあるお寺ならではのプレミアムな施術を体験できます。
★旬!名産品 ~第2回~丹後とり貝
また、「丹後とり貝」は、生まれてから出荷するまで全て人の手で育てます。卵から1cmサイズの稚貝になるまでは京都府の試験研究機関で、その後は漁業者の手に渡り、府内各湾で出荷サイズまで育てます。湾内では「丹後とり貝」専用の育成容器に稚貝を収容し、水深5~7mの海中に吊り下げ、1~2ヶ月毎に引き上げて育成容器の交換や貝の収容密度の調整などの世話をします。この作業を約1年繰り返し丁寧に育て、100g以上になったとり貝のみが「丹後とり貝」として認定されます。
「丹後とり貝」は地域団体商標に登録されており、京都の優れた農林水産物の中でも“特においしさと品質が厳選された安心・安全なもの”のみに与えられる「京のブランド産品」に、水産物で初めて認証されました。現在では、府内はもちろん、全国の高級飲食店で取り扱われています。
URL: http://www.pride-fish.jp/JPF/pref/detail.php?pk=1431923176
★京都府の地域情報発信サイト「KYOTO SIDE」編集部おすすめ
~梅雨時こそ見頃!京都の紫陽花スポット~ http://www.kyotoside.jp/
梅雨の時期こそKYOTOSIDE編集部がおすすめするのは、「紫陽花」を楽しめるスポットです。おでかけが憂鬱になりがちな雨の日にも、しっとりとした風情を味わうことが出来ます。紫、ピンク、水色などカラフルに咲き誇り、雨の中でも絵になる「紫陽花」は、梅雨のお出かけの味方です。
✔山間の穴場名所は紫陽花の御朱印も人気
境内には、約30種、合計5,000株ほどの紫陽花があり、日陰には日本古来の山アジサイ、日向には西洋アジサイが多く咲いています。特に、両側に額アジサイやアナベルなどの紫陽花が咲き競う屋根付き回廊は、「あじさい回廊」と呼ばれています。
また、見頃の6月には、普段は17日の午前中のみ限定公開の上書院を特別公開する「あじさいウィーク」や、地元特産品の販売やコンサートが実施される「あじさいまつり」も開催されます。
さらに「あじさいウィーク」では、紫陽花の花びらをあしらった押し花の御朱印が期間限定で授与されます。
2018年は旅先で健康になる”へるしい旅”が話題!
6月13日(水)は「天下分け目の戦い、山崎の合戦」の日
健康的に歴史を学べる「天王山ハイキング」に注目
「健康立国」を謳う日本では、「人生100年時代構想」の発表や「スーパーフード」「クロスフィット」の流行を背景に世の中の健康志向が高まり、それは旅のスタイルにも変化を及ぼしています。2018年、旅行の目的は「疲れを癒すこと」から「旅先で健康になること」へと移り変わっており、「へるしい旅」として注目を集めています。
●天下分け目の戦いの舞台「天王山」
1582年6月13日、羽柴(豊臣)秀吉は山崎の合戦において明智光秀を破りました。この戦いは、どちらが織田信長の統一事業を受け継ぐか、という重要な戦いでした。秀吉は先に天王山を占拠し、戦いを優位に進めたと言われ、後に勝負の分かれ目を「天王山」と呼ぶようになりました。
戦いに勝利した秀吉は、交通の要衝だった大山崎を近畿地方の「要」として評し、翌7月に天王山頂に山崎城を築きました。この城は、天守が築かれた本格的な城であったようです。城下町となった大山崎では、秀吉が千利休とお茶会を催しました。
●「天王山」はハイキングコースが充実!
「天王山」は標高約270メートルで、JR山崎駅や阪急大山崎駅から徒歩でアクセスできる、気軽に登れる山です。登山道が整備されているためお年寄りや子供連れでも楽しめるハイキングコースが存在します。大山崎町では、天王山のふもとにあるアサヒビール大山崎山荘美術館付近から始まり、宝積寺を通り、青木葉谷展望台、旗立松展望台、酒解神社、そして天王山山頂広場へと続くこのハイキングコースを「秀吉の道」と名づけています。
また「秀吉の道」には、秀吉の天下取りの物語を解説する全6カ所の美しい陶板で製作された案内板を設置されています。
明智光秀の謀反「本能寺の変」に始まり、「中国大返し」「山崎の合戦」などを経て、山頂の「秀吉の覇権」で完結するこの陶板は、高さ1.8メートル・幅5メートルを超える壮大な絵巻物のようなものもあり、合戦の臨場感を味わいつつ豊かな歴史文化に触れながらハイキングを楽しむことができます。最後の陶板絵図「秀吉の覇権」では、天下統一を果たした覇者としての威厳をもった秀吉が描かれています。
- 【天王山歴史巡りハイキング】
- http://www.town.oyamazaki.kyoto.jp/
●天王山ハイキング「秀吉の道」の注目スポット
「天王山ハイキングコース」には、「天下分け目の戦い」の歴史に紐づく観光スポットが、多数存在しています。
宝積寺(ほうしゃくじ)※画像左
「宝積寺」は、724年に聖武天皇の勅命を受けた行基菩薩が建立したと伝えられる真言宗の寺院です。寺宝を多く有しており、建造物では桃山時代に秀吉が一夜で建てたと伝えられている「一夜の塔」と呼ばれる三重搭が重要文化財に、本堂及び山門は京都府の登録文化財に指定されています。
旗立松展望台※画像右
天王山頂への登り道、8合目付近に位置する「旗立松」。天王山の戦いの際、秀吉が味方の士気を高めるため老松の樹上高くに千成ひょうたんの旗印を掲げると戦局に大きな影響を与え、勝利を収めたといわれています。7代目になった松がそびえ立つこのスポットでは、眼下には淀川の流れ、大阪平野、京都盆地が望めます。また、旗立松展望台から南へ約100メートルのところには「青木葉谷展望台」があり、桂川、宇治川、木津川の三川合流部が望めます。
十七烈士の墓
「十七烈士の墓」は、幕末の禁門の変(1864年)の際、戦いに敗れ天王山中で自刃した隊長真木和泉守以下十七名が眠っています。
★癒し
スマートフォンやパソコンによる、疲れ目を癒してくれる!
現代人の味方、“眼病平癒の祈願所”「柳谷観音 楊谷寺」
長岡京市の山の中に位置する「柳谷観音 楊谷寺」は、清水寺の開祖である延鎮が806年に創立。特に眼病にご利益があり、平安時代より天皇家や貴族など高貴な人々を始め、多くの人が信仰されてきた歴史の深いお寺で、毎月17日の縁日には各地から多くの参拝者でにぎわいます。
境内には、弘法大師にゆかりのある「独鈷水(おこうずい)」が湧いており、今も眼病平癒の霊水として信仰を集めています。期間限定で授与される押し花朱印も人気です。
明治時代後期の建物で、天皇家や公家など大切なお客様だけが使った特別な部屋「上書院」は毎月17日のみ特別公開されており、上書院2階から眺める京都府指定名勝の庭園の景色は格別です。
また、上書院では、月2回、1日3組限定の特別サロン「Gokan+」が開かれており、長岡京の上質な竹を使用した背面・眼精疲労ケアの「白竹セラピー」など、眼病にご利益のあるお寺ならではのプレミアムな施術を体験できます。
- 【柳谷観音 楊谷寺】
- 住所:京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
- 開門時間:9時~17時(最終受付 16時30分)
- 問い合わせ先:075-956-0017
- URL:https://yanagidani.jp/※Facebook、Twitter、Instagramもあり
★旬!名産品 ~第2回~丹後とり貝
とり貝は一般的に春までしか生きられませんが、「丹後とり貝」は栄養豊富な内湾で育つため、春以降も成長を続け、他の地域のとり貝よりもひと回り以上大きく育ちます。そのため、その身はおどろくほど肉厚で柔らかいだけでなく、とり貝特有の深い甘みが楽しめます。
また、「丹後とり貝」は、生まれてから出荷するまで全て人の手で育てます。卵から1cmサイズの稚貝になるまでは京都府の試験研究機関で、その後は漁業者の手に渡り、府内各湾で出荷サイズまで育てます。湾内では「丹後とり貝」専用の育成容器に稚貝を収容し、水深5~7mの海中に吊り下げ、1~2ヶ月毎に引き上げて育成容器の交換や貝の収容密度の調整などの世話をします。この作業を約1年繰り返し丁寧に育て、100g以上になったとり貝のみが「丹後とり貝」として認定されます。
「丹後とり貝」は地域団体商標に登録されており、京都の優れた農林水産物の中でも“特においしさと品質が厳選された安心・安全なもの”のみに与えられる「京のブランド産品」に、水産物で初めて認証されました。現在では、府内はもちろん、全国の高級飲食店で取り扱われています。
URL: http://www.pride-fish.jp/JPF/pref/detail.php?pk=1431923176
★京都府の地域情報発信サイト「KYOTO SIDE」編集部おすすめ
~梅雨時こそ見頃!京都の紫陽花スポット~ http://www.kyotoside.jp/
梅雨の時期こそKYOTOSIDE編集部がおすすめするのは、「紫陽花」を楽しめるスポットです。おでかけが憂鬱になりがちな雨の日にも、しっとりとした風情を味わうことが出来ます。紫、ピンク、水色などカラフルに咲き誇り、雨の中でも絵になる「紫陽花」は、梅雨のお出かけの味方です。
✔山間の穴場名所は紫陽花の御朱印も人気
境内には、約30種、合計5,000株ほどの紫陽花があり、日陰には日本古来の山アジサイ、日向には西洋アジサイが多く咲いています。特に、両側に額アジサイやアナベルなどの紫陽花が咲き競う屋根付き回廊は、「あじさい回廊」と呼ばれています。
また、見頃の6月には、普段は17日の午前中のみ限定公開の上書院を特別公開する「あじさいウィーク」や、地元特産品の販売やコンサートが実施される「あじさいまつり」も開催されます。
さらに「あじさいウィーク」では、紫陽花の花びらをあしらった押し花の御朱印が期間限定で授与されます。
- 柳谷観音 楊谷寺
- 住所:京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
- 見頃:6月上旬~7月上旬
- ※6月9日(土)〜7月1日(日)は「あじさいウイーク」、
- 6月24日(日)は「あじさいまつり」が開催
- 開門時間:9時~17時(最終受付 16時30分)
- 拝観料:無料(あじさいウィークは入山料200円)
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