【リンデンホールスクール中高学部】在福岡インド総領事によるインド・日本の交流を深める特別講演会を開催
国際交流プロジェクトの一環として、インドの歴史・社会・伝統文化等を学ぶ
11月14日、リンデンホールスクール中高学部(所在地:福岡県筑紫野市、校長:都築明寿香)は、インドとの国際交流を促進するプロジェクトの一環として、在福岡インド総領事館よりラムクマール総領事を招き、中学生を対象に特別講演会を開催しました。講演ではインドの歴史、社会、伝統文化、日印関係等について紹介され、生徒たちは国際理解を深めました。

講演会実施の背景
いま、世界ではアジアやアフリカなどの国々が「グローバルサウス」と呼ばれ、新しい可能性を広げています。国と国がより深くつながり、お互いの文化や価値観を理解し合うことが、これまで以上に大切な時代になりました。
本校はこれまでも国際教育に力を入れ、生徒が世界に視野を広げ、多様な価値観に触れられるような学びを続けてきており、今年6月には、本校にインドからブルーベルズスクールの生徒が来校し、文化交流や両校の環境活動の紹介、環境課題についてのグループディスカッションを行いました。
この交流は、生徒が「同じ世代の仲間が、どんな環境で、どんな学びを行っているのか」を知る貴重な時間となり、インドという国への興味関心を一層高めるきっかけにもなりました。



さらに今年は、福岡に在福岡インド総領事館が新たに開設され、地域でもインドとのつながりがより深いものになりました。
今回の総領事による講演は、こうした交流の積み重ねと地域の国際化の流れを受けて開催したものです。
総領事のお話は、教室での学びを大きく広げてくれるものでした。6月の交流、そして今回の講演会を通じて、インドとのつながりは生徒の学びをより豊かにする確かな流れとして育まれています。
講演会の様子
講演会は、本校で理科を担当するバジル教諭よりラムクマール総領事について紹介を行った後、インドを訪れた経験のある中学1年生の生徒から現在取り組んでいるプロジェクトについても紹介し、ラムクマール総領事の講演がスタートしました。




総領事からは、インドの歴史や文化をはじめ、言語や宗教、科学技術や日印関係を強化した著名なインド人等についても紹介され、途中、生徒からの質問の回答も交えながらインタラクティブな講義が展開されました。
講演の最後には、日本が持つ高度なテクノロジーや技術力と大きな成長力を持つインド社会、そうした日本の強みとインドの活力が交わることなどで、末長く双方の発展に貢献したいとの想いが語られました。


本校のインドプロジェクトについて
現在、生徒たちは、インドの衣食住、農業、建造物などの文化をはじめ、多様な価値観や社会背景について学びを深めるグループ学習に取り組んでいます。
総領事から直接学べたことで、生徒たちがこれまで調べてきた内容が、実際のインド社会と結びつき、学びがより具体的で深いものになってきています。
今後は、各グループがこれまでの探究成果を発表し合い、視点を広げながら学びをさらに高めていく予定です。そのうえで、まずは交流のあるブルーベルズスクールを訪問し、今回の学びを生かしながら現地の生徒たちと直接交流を深めたいと考えています。教室で学んだ知識が現地の経験へとつながることで、生徒たちの国際理解がいっそう豊かに育まれることを期待しています。
都築学園グループ リンデンホールスクールとは


都築学園グループは、「個性の伸展による人生練磨」を建学の精神とし1956年に創立。リンデンホールスクールは2004年小学部(福岡県太宰府市)、2010年中高学部(福岡県筑紫野市)を開校。昨年、開学20周年を迎えました。「和魂英才」の教育方針のもと、急速に変化し続けるグローバル社会で活躍する人材育成を目指して、小・中高12ヶ年の「英語イマージョン教育」を実践し、ネイティブレベルの日本語・英語の二言語を習得。教育課程においてはバイリンガルに日本文科省の学習指導要領に則した学びを進め、高校1年生後半からは思考力や探究力を鍛える「国際バカロレア・ディプロマプログラム」(英語)を採用しています。
また、生徒のグローバルな高い視座を養うために、早期段階からの海外留学や探究的な課外活動、独自の環境学習を展開すると共に、伝統的な教養も重要であると考えており、日本文化や伝統の習得にも力を注いでいます。
大学進学では国内の国公立・私立大学を始めとする、海外の英国ケンブリッジ大学トリニティカレッジ、インペリアル・カレッジ、米国UCLA、コーネル大学等の世界の難関大学へと生徒を送り出してきました。これからも「個性を伸ばし、自信を付けて、世界に送り出す」というリンデンホールスクールのミッションを果たし、グローバルに活躍する志高いバイリンガル人材の育成に取り組んで参ります。
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