【調査】インボイス制度対応による「経費精算」業務時間は、経理の53.6%が増加と回答。一方、経理以外の従業員は「わからない」が約半数〜「経費精算」以外の業務についても平均1.5倍になると経理は予想〜
サマリー
1.経理担当者の74.8%が、インボイス制度対応において困る業務があると回答
経理以外の従業員の場合は、59.6%が困る業務はないと回答
2.経理担当者がインボイス制度対応で困ると考える業務TOP5は、1位「仕訳・記帳」2位「請求書の発行処理」3位「経費精算(法人カード)の承認処理」4位「請求書の支払申請の承認処理」5位「従業員への法制度概要と対応業務の依頼・周知・浸透」
3.「請求書発行」「請求書受領」「経費精算」「記帳・仕訳」業務別のインボイス対応による業務時間は平均約1.5倍増と予想
4. 経理以外の従業員への影響が予想される「経費精算」業務において、経理担当者の53.6%が業務時間が増加すると予想。一方、経理以外の従業員の場合、業務時間の増減については「わからない」が47.7%で最多回答
調査結果のダウンロードは以下より可能です。(無料)
https://bakuraku.jp/resources/how-to/invoice_system_prediction_survey/
調査概要
・調査時期:2023年9月22日から2023年9月23日
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:416名(企業に勤める経理担当者)、411名(企業に勤める経理以外の従業員)
・留意事項:小数点第二位以下四捨五入
調査結果詳細
1.経理担当者の74.8%が、インボイス制度対応において困る業務があると回答
経理以外の従業員の場合は、59.6%が困る業務はないと回答
インボイス制度対応において困る業務があるかを質問したところ、経理担当者の74.8%が「ある」と回答しました。経理以外の従業員では、59.6%が「ない」と回答しました。
2.経理担当者がインボイス制度対応で困ると考える業務TOP5は、1位「仕訳・記帳」2位「請求書の発行処理」3位「経費精算(法人カード)の承認処理」4位「請求書の支払申請の承認処理」5位「従業員への法制度概要と対応業務の依頼・周知・浸透」
インボイス制度対応において、経理担当者が特に困ると思う業務を質問したところ、TOP5は1位「仕訳・記帳(税区分・特例事項の記載)」27.6%、2位「請求書の発行処理」27.2%、3位「経費精算(法人カード含む)の承認処理」24.5%、4位「請求書の支払申請の承認処理」23.1%、5位「従業員への法制度概要と対応業務の依頼・周知・浸透」22.1%となりました。
前問においては、経理以外の従業員の約60%が「困る業務はない」と回答する一方、経理担当者の視点では、「従業員への法制度概要と対応業務の依頼・周知・浸透」が上位5位に入ることがわかりました。
3.「請求書発行」「請求書受領」「経費精算」「記帳・仕訳」の4つの業務別のインボイス対応による業務時間は平均約1.5倍増と予想
インボイス制度対応に伴い、各経理業務の工数がどれぐらい増加すると予想しているかを質問したところ、「請求書発行」「請求書受領」「経費精算」「記帳・仕訳」の4つの業務において、いずれも「1.1〜1.5倍」が最多の回答となりました。また、業務時間が増加すると回答した経理担当者における業務時間増加率の平均値を算出したところ、各業務で平均約1.5倍増と予想していることがわかりました。
4.経理以外の従業員への影響が予想される「経費精算」業務において、経理担当者の53.6%が業務時間が増加すると予想。一方、経理以外の従業員の場合、業務時間の増減については「わからない」が47.7%で最多回答
インボイス制度対応に伴い、経費精算業務にかかる時間の増減をどのように予想しているかを質問したところ、経理担当者の53.6%が業務時間は「増加する」と回答しました。一方、経理以外の従業員は、47.7%が「わからない」と回答しました。
11/16開催「インボイス制度 経理のお悩み共有ナイト」参加者募集中
制度開始後初の10月月次決算を終えた経理担当者の方向けに、インボイス制度対応に関する情報交換の機会としてイベントを開催いたします。
本イベントでは、参加者同士での交流セッションのほか、法制度対応事例についてお話しする発表セッションを予定しています。
・日時:2023年11月16日(木)19:30~21:00(受付開始 19:15~)
・場所:CIRCLE by ANRI(東京都港区六本木6丁目10−1六本木ヒルズ森タワー15F)
・参加費:無料
参加を希望される方は、以下のフォームからお申し込みをお願いいたします。
https://forms.gle/V2NAg4CZCQc3JdmS7
バクラクとは
バクラクは、請求書処理、経費精算、稟議申請、法人カードなどの支出管理をなめらかに一本化するサービスです。電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応し、業務効率化と法令対応の両立を実現します。
株式会社LayerX 概要
LayerXは、「すべての経済活動を、デジタル化する。」をミッションに掲げるSaaS+FinTechスタートアップです。 法人支出管理サービス「バクラク」を中心に、デジタルネイティブなアセットマネジメント会社を目指す合弁会社「三井物産デジタル・アセットマネジメント」、プライバシー保護技術「Anonify」で組織横断のデータ利活用を目指すPrivacyTech事業、大規模言語モデル(LLM)関連技術を活用し組織内の知識活用や効率化に関する事業化を目指す LayerX LLM Labsなどを開発・運営しています。
設立:2018年8月
代表者:代表取締役CEO 福島良典 / 代表取締役CTO 松本勇気
所在地:東京都中央区日本橋堀留町1-9-8 人形町PREX 2階
資本金(準備金含む):112.6億円
コーポレートサイト:https://layerx.co.jp/
採用サイト:https://jobs.layerx.co.jp/
お問い合わせ:https://layerx.co.jp/contact
事業サイト:
・バクラク:https://bakuraku.jp/
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【本件に関するお問い合わせ先】
LayerX広報事務局(株式会社カケル内) 担当:山﨑大裕
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