セーフィー、「クラウド録画サービス」シェア55.3％を獲得

システム構築の多様化により、エンタープライズで利用増加の見込み

セーフィー株式会社

2025年3月7日 10時00分

　クラウド録画サービスシェアNo.1（※1）のセーフィー株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長CEO：佐渡島隆平、以下「セーフィー」）は、株式会社テクノ・システム・リサーチが調査した「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査（2024）」で、クラウド録画サービスカメラシェア55.3％を獲得し、2017年より8年連続でシェアNo.1を継続していることをお知らせします。

■ 調査結果について

　2024年のクラウドモニタリング・録画サービスの国内市場は、カメラ登録台数が528,150台となり、対前年比22％増となります。市場調査を開始した2017年比（85,025台）からは621％増となり、市場規模が順調に拡大しています。

　市場全体として、クラウド録画は市場認知度が定着した事に加え、新規メーカーの参入やゲートウェイを利用した既設カメラのクラウド対応化、ゲートウェイやエッジ録画（SDカード録画）を併用したハイブリッドクラウドといったシステム構築の多様化から、市場のすそ野の広がりとともに様々なシーンでの需要も増加してきています。

　これまでクラウド録画サービスは、ネットワークの帯域不足などにより1拠点につき小台数でしか利用が困難という課題がありました。一方、上記システム構築の多様性により1拠点での多台数利用が可能になり、それにより複数拠点の集中・統合管理がクラウド上でできるようになることから、よりエンタープライズ市場での利用増加が見込まれます。

　今後は、労働力人口減少などの社会課題に対し、さらに映像データの活用が推進されると考えられます。

クラウド録画・モニタリングサービスの定義

ネットワークカメラを利用したクラウドサービスであり、録画もしくはモニタリングサービス機能を提供している有料サービス
モニタリング機能のみを無料で提供しているサービスは本調査では含めない

■ セーフィーの目指す未来

　日本全国の労働需要に対し、2030年に341万人余、2040年に1,100万人余の労働供給が不足する「8がけ社会」が到来すると言われています。

セーフィーのクラウドカメラを活用することで、人の目や耳、口となり、また録画することで記憶、AIと組み合わせることで思考する機能までをカメラで代替できると考えています。

　さまざまな業界の「不」と向き合い、本当に必要なソリューションは何かをしっかりと模索しながら、映像データを活用したソリューション開発をさらに加速してまいります。

安心・安全はもとより、映像データとAIの活用などによる、あらゆる産業の現場DXを実現してまいります。

（※1）テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査（2024）」より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア（55.3％）

■クラウド録画サービス「Safie（セーフィー）」とは

　Safieはカメラとインターネットをつなぐだけで、いつでもどこでも映像を確認できるクラウド録画サービスシェアNo.1のサービスです。
「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、人々の意思決定に映像をお役立ていただける未来を創造し、企業から個人まで誰もが手軽に利用できる映像プラットフォームを目指しています。

　我々は「映像データであらゆる産業の”現場”をDXする」というビジネスコンセプトを掲げ、小売り、土木・建設、製造、医療などのあらゆる現場のDXを率先して推進しています。

　セーフィーは、データガバナンスに関する下記指針を遵守すると共に、ステークホルダーの皆様と協調して啓発活動にも取り組んでおります。また、社外有識者よりプライバシー保護などに関する助言を受けながら、指針及び実務上の運用基準の見直しを行っております。