公益財団法人コーセーコスメトロジー研究財団 第32回 表彰・贈呈式を開催
株式会社コーセー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林 一俊)が社会貢献の取り組みのひとつとして支援を行っている公益財団法人コーセーコスメトロジー研究財団(所在地:東京都中央区、理事長:小林保清〔現コーセー名誉会長〕)は、2021年11月25日に「第32回 表彰・贈呈式」を、当社の本社内にある多目的スペース「KoCoLabo(ココラボ)」にて開催しました。
コーセーコスメトロジー研究財団は、多様かつ広範な学際領域に跨るコスメトロジー(化粧品学)に関する研究へ助成を行うことにより、広く生活者の保健衛生の向上を図り、美しく豊かな人間生活の実現に寄与することを目的として、1990年に株式会社コーセーの創業者である小林孝三郎により設立されました。以来毎年、化粧品に関連する幅広い分野の特に優れた研究課題に対して研究助成を行っています。
第32回となる今年度は、「コーセーコスメトロジー奨励賞」として、2018年以降の助成採択者の中から優秀研究者1名を表彰。また、「コスメトロジー研究助成」として、全国の主要大学、病院、公的研究機関からの133件の応募に対し、選考委員の厳正な審査により選ばれた32名の研究者に対して助成金贈呈を行いました。
■小林 保清 理事長挨拶 要旨
後もコスメトロジーへの研究助成を通して、人々の美し
く豊かな生活の実現と化粧品産業の発展のため、着実に
歩みを進めてまいります。
■二木 鋭雄 選考委員会委員長 選考経過報告 要旨
また医学・薬学分野の研究課題が多く採択されました。
このことは化粧品が人々の健康的な生活の維持に欠かせない
ものであり、医学・薬学分野の最新の研究が重要であることの
証といえます。
■東京大学名誉教授・中部大学特任教授 黒田 玲子先生 記念講演
2020年の本財団創立30周年にあたり創設された表彰制度で、本財団の研究助成採択者の中から、コスメトロジー研究の発展に功績があった研究者を表彰することにより、更なる研究の進展を期待するとともに、これをインセンティブとして、コスメトロジー研究の学術論文による成果公表を奨励し、研究成果の社会還元の促進を目的とするものです。
2回目となる本年度は、財団設立の2018年以降の助成採択者の中から顕著な功績が認められた研究者を表彰します。
◇コスメトロジー研究助成
本助成事業では、様々な専門分野の研究者にコスメトロジー研究への参画を呼びかけ、人々の健康や美容の増進に役立ち、美しく豊かな生活の実現への貢献が期待される研究課題に対して助成を行います。
◇学術集会支援助成
コスメトロジーおよび関連研究の学会や研究討論会などの開催費用への助成を行います。
■ 2021年度 コーセーコスメトロジー研究財団 表彰・助成実績
○コーセーコスメトロジー奨励賞
表彰候補者(2018年以降の研究助成採択者) 14名
受賞者 1名
表彰内容 表彰状および副賞 200万円
○ コスメトロジー研究助成
応募総数 133件
助成件数
1)素材、物性に関する分野 10 件
2)生体作用、安全性に関する分野 17 件
3)精神、文化に関する分野 5 件 計 32件
助成金総額 5,500万円 (1件あたりの助成金額 200万円、100万円、50万円)
○ 学術集会支援助成 4件
◆公益財団法人コーセーコスメトロジー研究財団Webサイト
URL: https://www.kose-cosmetology.or.jp
表彰された研究課題の概要等も掲載しています。
次回、第33回コスメトロジー研究助成の募集は、2022年4月より、本ウェブサイトで告知予定です。
財団へのお問い合わせも、上記ウェブサイトよりお願いいたします。
コーセーコスメトロジー研究財団は、多様かつ広範な学際領域に跨るコスメトロジー(化粧品学)に関する研究へ助成を行うことにより、広く生活者の保健衛生の向上を図り、美しく豊かな人間生活の実現に寄与することを目的として、1990年に株式会社コーセーの創業者である小林孝三郎により設立されました。以来毎年、化粧品に関連する幅広い分野の特に優れた研究課題に対して研究助成を行っています。
第32回となる今年度は、「コーセーコスメトロジー奨励賞」として、2018年以降の助成採択者の中から優秀研究者1名を表彰。また、「コスメトロジー研究助成」として、全国の主要大学、病院、公的研究機関からの133件の応募に対し、選考委員の厳正な審査により選ばれた32名の研究者に対して助成金贈呈を行いました。
■小林 保清 理事長挨拶 要旨
当財団は、本日で32回目の表彰・贈呈式を迎えることになりました。生涯現役として“化粧品ひとすじ”に歩んできた孝三郎が、化粧品業界への感謝の思いから、平成2年に当財団を設立し、これまでに幅広い分野の研究者への支援を通して、研究助成の実績を積み重ねてまいりました。今年までの累計助成件数は871件、総額は11億3,500万円に上ります。本日は、「コーセーコスメトロジー奨励賞」の受賞者1名を表彰し、「コスメトロジー研究助成」32名の研究者に贈呈書を授与させていただきます。受賞された皆さんには、これからもコスメトロジーの発展に貢献されることを願ってやみません。今
後もコスメトロジーへの研究助成を通して、人々の美し
く豊かな生活の実現と化粧品産業の発展のため、着実に
歩みを進めてまいります。
■二木 鋭雄 選考委員会委員長 選考経過報告 要旨
今年は過去最多となる133件の応募をいただきました。例年どおり「素材・物性」、「生体作用・安全性」、「精神・文化」の三分野で助成課題を募集し、各分野の専門委員による研究課題の総合評価に加え(1)独創性、(2)発展性、(3)実用の可能性、(4)コスメトロジーへの波及性の観点から予備選考を行い、選考委員会での慎重な審議の結果、32件の研究課題を採択しました。今年は応募133件に対して採択32件(採択率にして24%)という、近年にない厳しい選考になりました。今年は、今までにない画期的な化粧品の誕生が期待できる新しい成分や製剤の開発テーマが増えました。
また医学・薬学分野の研究課題が多く採択されました。
このことは化粧品が人々の健康的な生活の維持に欠かせない
ものであり、医学・薬学分野の最新の研究が重要であることの
証といえます。
■東京大学名誉教授・中部大学特任教授 黒田 玲子先生 記念講演
自然界に広く現れるキラリティー(左右性)に着目して、ミクロ(分子や遺伝子の構造)とマクロ(生体の左右形態形成、病気の発症原因)のつながりを解明する研究で、この分野の世界的リーダーとして知られる黒田 玲子先生より、「科学の醍醐味 - 左右性から見る自然界の不思議」というタイトルでご講演いただきました。研究の着想からブレイクスルーを経て応用研究に至るプロセスなど、まさに“科学の醍醐味”が実感できる内容で、先生の情熱あふれるお話から、明日への活力が届けられた講演になりました。
- 参考情報
2020年の本財団創立30周年にあたり創設された表彰制度で、本財団の研究助成採択者の中から、コスメトロジー研究の発展に功績があった研究者を表彰することにより、更なる研究の進展を期待するとともに、これをインセンティブとして、コスメトロジー研究の学術論文による成果公表を奨励し、研究成果の社会還元の促進を目的とするものです。
2回目となる本年度は、財団設立の2018年以降の助成採択者の中から顕著な功績が認められた研究者を表彰します。
◇コスメトロジー研究助成
本助成事業では、様々な専門分野の研究者にコスメトロジー研究への参画を呼びかけ、人々の健康や美容の増進に役立ち、美しく豊かな生活の実現への貢献が期待される研究課題に対して助成を行います。
◇学術集会支援助成
コスメトロジーおよび関連研究の学会や研究討論会などの開催費用への助成を行います。
■ 2021年度 コーセーコスメトロジー研究財団 表彰・助成実績
○コーセーコスメトロジー奨励賞
表彰候補者(2018年以降の研究助成採択者) 14名
受賞者 1名
表彰内容 表彰状および副賞 200万円
○ コスメトロジー研究助成
応募総数 133件
助成件数
1)素材、物性に関する分野 10 件
2)生体作用、安全性に関する分野 17 件
3)精神、文化に関する分野 5 件 計 32件
助成金総額 5,500万円 (1件あたりの助成金額 200万円、100万円、50万円)
○ 学術集会支援助成 4件
◆公益財団法人コーセーコスメトロジー研究財団Webサイト
URL: https://www.kose-cosmetology.or.jp
表彰された研究課題の概要等も掲載しています。
次回、第33回コスメトロジー研究助成の募集は、2022年4月より、本ウェブサイトで告知予定です。
財団へのお問い合わせも、上記ウェブサイトよりお願いいたします。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 経営情報
- ビジネスカテゴリ
- スキンケア・化粧品・ヘア用品日用品・生活雑貨
- ダウンロード