【名古屋タカシマヤ】《初開催》全国に先駆け新作も初お披露目「長坂 真護展」
■展示会期:9月18日(水)~10月1日(火)■販売期間:9月28日(土)~10月1日(火)■会場:7階 ローズパティオ、ジェイアール名古屋タカシマヤ ウオッチメゾン 1階「ウオッチメゾンギャラリー」
電子廃棄物を使った「ガーナ」シリーズ
ごみの山にたたずむ子供が写された報道写真を見て、「電子機器の墓場」の存在を知り、ガーナのスラム街アグボグブロシーへ足を運ぶようになる。「この現実を変えたい」資本主義の真実を伝えたいという強い想いで、廃棄物を自身の作品へ昇華し現地にてリサイクル工場を建設することを目標にして始まったシリーズ。
アート作品を通じて、観る人が持続可能な未来への一歩を踏み出せることを願っています。
真実の湖『Can you hear me?』
現在のアグボグブロシーは廃棄物で地面が覆われていますが、もともとは美しい湿地帯で青い湖がありました。
今回の作品は電子廃棄物に囲まれた湖の中心に耳を当てている少女の姿を描き、“私の声が聞こえる?”というメッセージを込めています。
「Transporter」シリーズ
黒い星、長坂氏の想いを表現したテキストをガーナ国旗のカラーリングでつづった背景が描かれている。
「月」シリーズ
2015年に起きたパリ同時多発テロ。事件後、かつて住んだ街で起きた惨劇に強い悲しみと恐怖を覚えた長坂さんは、これまで自身が描いてきた“戦争反対”を表現する作品に落胆し、創作活動ができなくなってしまう。失意の中、ふと見上げた闇夜に満月をみたとき、心が穏やかになるのを感じ、美術家としてこのような瞬間を人々に届けることができれば、心が和み、それはやがて世界を包み、平和になるのではないかと考え“世界平和”を象徴する月のシリーズが誕生。
今回の展示のために制作した新作立体作品
直線的な形状が多い電子機器に熱を加えて、柔らかな表情を作り出した新作。全国に先駆け初お披露目。
長坂 真護氏在廊スケジュール
・日にち:9月28日(土)・29日(日)
・会 場:ジェイアール名古屋タカシマヤ ウオッチメゾン 1階「ウオッチメゾンギャラリー」
〔アクセス〕https://www.jr-takashimaya.co.jp/watchmaison/access/index.html
※一部時間帯は離席している場合もございます。
※混雑時には入場制限を行う場合がございます。
長坂 真護氏プロフィール
1984年生まれ。2017年6月、ガーナのスラム街・アグボグブロシーを訪れ、先進国が捨てた電子機器を燃やすことで生計を立てる人々と出会う。以降、廃棄物で作品を制作し、その売上から生まれた資金で現地にリサイクル工場建設を進めるほか、環境を汚染しない農業やEVなどの事業を展開。経済・文化・環境(社会貢献)の3軸が好循環する新しい資本主義の仕組み「サステナブル・キャピタリズム」を提唱し、スラム街をサステナブルタウンへ変貌させるため、日々精力的に活動を続けている。2022年9月、東京「上野の森美術館」にて自身初となる美術館個展を開催。同年11月、第51回ベストドレッサー賞、学術・文化部門受賞。ガーナに「MAGO MOTORS LTD」を設立し、ガーナ人53名の雇用を創出(2024年8月現在)
※画像はイメージです。
※販売作品は販売会当日にお知らせいたします。
※展示作品と販売作品が異なる場合がございます、あらかじめご了承ください。
※作品価格については売場係員におたずねください。
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