ICTでソプラノリコーダーの授業をもっと楽しく効果的にーヤマハデジタル音楽教材『ソプラノリコーダー授業』
豊富な練習機能と動画解説、採点機能も搭載 「栗コーダーカルテット」メンバーによる制作曲や「シ」だけで演奏できる曲など30曲を収録
ヤマハ株式会社は、当社が展開する「Smart Education System」[注]の新商品として、「ソプラノリコーダー」を用いた音楽授業に最適な、Windowsパソコン・タブレット端末用のデジタル音楽教材『ソプラノリコーダー授業』を発売します。「ストリーミング配信」版を3月上旬に、「DVD―ROMパッケージ」版を3月下旬に発売します。また合わせて、書籍型の児童用副教材として『リコーダーランド~自分だけの音を見つけよう~』も3月下旬に発売します。
[注]当社が展開する、小中学校などの学校の音楽教育現場を対象とするICTを活用した音楽教育ソリューション。
<価格と発売日>
品名
ソプラノ リコーダー授業
・校内無制限 ライセンス
提供形態:ストリーミング配信
提供経路:EduMall(エデュモール) ※
価格(税抜):15,000円/年
発売日:2019年3月上旬予定
※ 株式会社内田洋行が運営する教育コンテンツ配信サービス。別途「EduMall」の利用契約が必要となります。
・5ライセンス
提供形態:DVD-ROMパッケージ
提供経路:教科書販売会社、楽器店、インターネット通販サイトなど
価格(税抜):12,000円
発売日:2019年3月下旬予定
品名
リコーダーランド~自分だけの音を見つけよう~
提供形態:書籍(児童用)
提供経路:教科書販売会社、楽器店
価格(税抜):350円
発売日:2019年3月下旬予定
<製品の概要>
「ソプラノリコーダー」は、現行の「小学校学習指導要領」においても第3、4学年で使用する旋律楽器の候補の一つとしても記載されるなど、音楽教育に適した楽器として認知され、現在、多くの小学校の音楽科の授業で使用されています。子どもたちにとって管楽器の入り口が、「ソプラノリコーダー」になることも少なくありません。
今回販売する『ソプラノリコーダー授業』は、こうした「ソプラノリコーダー」を、子どもたちが苦手意識を持たずに楽しく学ぶことができると同時に、先生がより効果的な指導が行えるように開発された新しいデジタル音楽教材です。
豊富な解説動画やアングルを切り替えることができるお手本動画を多数収録し、さらに、テンポ変更や採点にも対応したデジタル教材ならではの練習機能によって、効果的な授業や練習の実現をサポートします。また、スモールステップで運指も楽しく学べるよう楽曲にもこだわり、少ない音数でも演奏し甲斐のあるオリジナル曲を多数収録しています。
本教材を大型モニター等に映し出して使用すれば、音楽を専科としない先生でも、映像を用いて分かりやすい演奏指導を行うことができます。また、複数台のPCやタブレット端末にインストールして使用すれば、グループ別の練習を円滑に進めることも可能となります。
同時に発売する児童用副教材『リコーダーランド~自分だけの音を見つけよう~』は、デジタル教材と連動しながら学べる教材で、ミッションをクリアしながらゲーム感覚で楽しく学べる内容となっており、デジタル教材と合わせて使用することでより効果的な指導が行えるようになっています。
デジタル教材、副教材ともに、リコーダー演奏の第一人者である吉澤実氏が監修を手がけました。
なお、いずれの教材にも、オリジナルキャラクターの「りこっち」「リコどん」が随所に登場し、子どもたちにとって親しみやすい学びの雰囲気づくりをサポートします。
<製品の主な特長>
1.デジタル教材ならではの豊富な機能と動画解説
「まなぶ」のモードでは、リコーダーの仕組みから演奏する時の姿勢、息のつかい方、タンギング、そしてお手入れ方法までをわかりやすく動画や画像で解説します。
「プレイ」のモードでは、楽曲別に用意された4つの画面で効果的な学習をサポートします。キャラクターが分かりやすく学習のポイントを解説してくれる「かいせつ」、アングルを切り替えて模範演奏を視聴できる「お手本動画」、そして楽曲進行と連動する「指づかい」や「楽譜」から成る4つの画面を選びながら、好きな画面で学習を進められます。「テンポ変更」や「A-Bリピート」(区間リピート)にも対応しており、苦手な箇所を学習レベルに合わせて繰り返し練習することも可能です。
2.自分の演奏を可視化し、振り返り学習ができる「採点機能」も搭載
当社が独自に開発した楽器演奏評価技術「virtana(ヴィルターナ)™」を応用した採点機能を搭載。自分の演奏が可視化されるため、音程や息の強さ、リズムの正確さなどを視覚的に自己評価することができます。また、採点時の演奏は録音されるため、振り返り学習にも有効です。
※ストリーミング配信(「EduMall」)のタイプには採点機能は搭載されておりません。
※採点機能には別売りのマイクが必要です。
3.目的や習熟度に合わせて選べる30曲を収録
運指を無理なく学べるように、少ない音数でも演奏し甲斐のあるオリジナル曲23曲を含む30曲を収録。NHK「ピタゴラスイッチ」のテーマ音楽でもおなじみの「栗コーダーカルテット」メンバーの栗原氏、関島氏とリュート奏者の永田氏による制作曲や、ロングトーンやタンギングの習得などに最適な「シ」の音だけで演奏できる楽曲などを収録。また、音楽づくりや歌唱・鑑賞と絡めて学習できるように、目的や習熟度に合わせて選択できる幅広い楽曲を用意しました。
収録楽曲一覧
・空のむこうに
・楽しい日曜日
・お星さまとないしょ話
・雨上がりのにじ
・中指のたいそう
・うちゅうのかなたへ
・ススキのダンス
・ヤシガニ見つけた
・花びらひらひら
・あらしの予感
・小さなおもちゃ箱
・春風のかけっこ
・夕やけの海
・とことこマーチ
・あかね雲
・森のぶとう会
・小鳥のお祭り
・せいじゃの行進
・口笛ふいて
・地球外生命体と交信せよ
・茶つみ
・赤いやねの家
・ミのファンファーレ
・ヨーロッパのおしろ
・放課後の教室
・お人形のゆめ
・ミッキーマウス・マーチ
・茶色の小びん
・ふるさと
・旅立ちの日に
4.ゲーム感覚で楽しく学べる副教材『リコーダーランド~自分だけの音を見つけよう~』も同時発売
デジタル教材に収録されている全30曲に対応した課題(リコーダー楽譜)が収録された書籍型の児童用副教材も同時発売。「りこっち」「リコどん」が住むリコーダーランドを舞台に、楽曲をマスターしながらアイテムをゲットしていくゲーム感覚の教材で、学習者を自然に楽しく練習環境へと導きます。
<提供形態>
デジタル音楽教材『ソプラノリコーダー授業』
「DVD-ROMパッケージ」と「ストリーミング配信」の2つの形態で提供します。「DVD-ROMパッケージ」のタイプは、校内のPCやタブレット端末5台にインストールできるもので、全国の教科書販売会社や楽器店、インターネット通販サイトにて購入できます。「ストリーミング配信」のタイプは、年間定額で校内のPCやタブレット端末に無制限に導入することができ、「EduMall」を通じてストリーミング配信形式で提供されます。
副教材(書籍)『リコーダーランド~自分だけの音を見つけよう~』
全国の教科書販売会社、楽器店を通じて購入することができる書籍として販売します。
<動作環境>
対応OS:Windows10 / Windows8.1 / Windows7
CPU:Intel Atom Z3770 1.46GHz以上または同等の互換プロセッサ
必要メモリ / ディスク容量:2GB以上 / 2.5GB以上
画面解像度:1,024×768ピクセル以上
その他:DVDドライブ(DVD-ROMのインストール時のみ)、オーディオデバイス
※本製品を「EduMall」にてご利用の場合は、別途対応ブラウザをご確認ください。
※動作条件を満たしている場合でも、全てのコンピュータでの動作を保証するものではありません。
※採点機能の利用にはマイク(別売)が必要です。
吉澤実
ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学リコーダー科をオーストリア政府奨学生として卒業。オルフ研究所(音楽教育)を修了。N.アーノンクールに師事。NHK教育テレビ「ふえはうたう」で11年間、「趣味悠々」でも講師を務める。テレビ朝日「題名のない音楽会」他、国内外で活躍。映画、アニメ、CD、DVDのほか、膨大なCMを録音。著書は音楽教科書(教育芸術社)共著等を含め50冊を越える。横浜国立大学、東京芸術大学で教鞭をとり、現在、武蔵野音楽大学教員免許更新講習講師。静岡県文化奨励賞受賞。
栗コーダーカルテット(栗原正己、川口義之、関島岳郎)
結成25年。NHK Eテレ「ピタゴラスイッチ」や、通称「やる気のないダースベイダーのテーマ」でもお馴染みの「リコーダーやいろんな楽器」を使ったインストゥルメンタル・バンド。映画、テレビ、舞台、CMへの楽曲提供多数。2015年より3人編成に移行。以来多彩なゲストを迎え、各地のコンサートホールや学校、ライブハウスなど、国内外で年間100本を超える公演を行う。
永田平八
中学生より独学で吹奏楽の編曲を始める。アン・スクール・オブ・コンテンポラリーミュージックでジャズを学び特待生として終了後、フランスのストラスブール国立音楽院リュート科を首席で卒業。作曲、即興演奏法を加古隆氏に師事。現在、演劇、ミュージカル等の作曲、音楽監督を務めている。また、映像作品やイベントの音楽を手がけている。
「Smart Education System」公式サイト:https://ses.yamaha.com/
製品についてはこちら:https://ses.yamaha.com/products/digital_soprano/
ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
https://www.yamaha.com/ja/news_release/
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