多様化するEC事業者の不正防止ニーズに即した不正検知サービスをフルラインアップで展開

~不正検知サービスラインナップに、不正検知サービス「Forter」を追加~

株式会社デジタルガレージ

株式会社DGフィナンシャルテクノロジーは、機械学習を用いた不正対策プラットフォームを手掛けるForter, Inc.と提携し、DGFTが提供する総合決済サービス「VeriTrans4G」の不正検知サービスラインナップの新サービスとして、不正検知サービス「Forter」の取り扱いを開始します。
 株式会社デジタルガレージ(以下:DG)の子会社で、決済事業を手がける株式会社DGフィナンシャルテクノロジー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長共同COO:篠 寛、以下:DGFT)は、機械学習を用いた不正対策プラットフォームを手掛けるForter, Inc.(本社:米国ニューヨーク州、Co-Founder & CEO:Michael Reitblat)と提携し、DGFTが提供する総合決済サービス「VeriTrans4G」の不正検知サービスラインナップ(https://www.veritrans.co.jp/payment/fraud_detection.html)の新サービスとして、不正検知サービス「Forter(フォーター)」の取り扱いを開始します。

 今回、不正検知サービスラインナップに、グローバルブランドでの採用など、世界で高い実績を持つ「Forter」を新たに追加し、フルラインアップ展開することで、多様化するEC事業者の不正防止ニーズにきめ細やかに対応します。

■「VeriTrans4G」不正検知サービスラインナップについて
 DGFTは、総合決済サービス「VeriTrans4G」を利用するEC事業者が自社の状況に合わせて不正対策を実施できるよう、不正検知の領域で実績を持つ7種のサービスを組み合わせ、業種・商材や不正の発生状況、予算に応じて選択できる「不正検知サービスラインナップ」として提供しています。

 ラインアップのうち、「ACI ReD Shield」と「CAFIS Brain」は「VeriTrans4G」に標準実装し、決済システムと自動連携しています。これにより「VeriTrans4G」を利用する事業者はサービスを申込むだけで、取引情報が自動連携され、判定結果が決済処理結果と同時に通知されるため、手軽に不正検知サービスを導入することが可能です。また、「VeriTrans4G」と非連携のサービス群においても、AI・機械学習を活用した「Forter」や「Sift」をはじめ、国内外での豊富な導入実績を持つ、最新の不正判別ルール・検知エンジンや機能を備えたサービスを取り揃えており、EC事業者の不正被害やチャージバックリスクの軽減に加え、不正対策コストや負荷の削減にも貢献します。

【不正検知サービスラインナップ】

■不正検知サービス「Forter」

 「Forter」はオンラインビジネスにおけるクレジットカード不正、アカウント乗っ取りやプロモーション悪用などの不正を検知するSaaSソリューションです。独自の判定プラットフォームは従来の不正対策ソリューションに比べ、より精度の高い取引判定と、疑わしい取引の目視確認を不要としたリアルタイム判定を提供しています。


1)チャージバックなどの損失低減、正規ユーザーへの誤検知を改善することで売上アップ
 独自のグローバルアイデンティティグラフと行動データを活用した機械学習モデルにより、正規ユーザーと不正者を高精度で判定します。従来のルール(条件)ベースによる不正検知に比べ、判定精度は大きく高まり、正規ユーザーと不正者に対する誤検知を改善します。

2)目検工数やルール更新などの運用コストを削減
 取引判定は原則OK/NGをリアルタイムで返します。疑わしい取引の目視確認が不要になることで、目検工数や属人化といった運用コストを削減します。また、ルール更新などの運用も不要になります。

3)決済時の不正検知に加え、アカウント乗っ取りや転売屋対策に対しても判定提供
 「Forter」はモデルを事業者ごとにカスタマイズし、事業者の業態や個別ニーズに則したモデルを構築しています。個別カスタマイズにより判定精度を高め、事業者の個別ニーズを反映します。

■今後の展開
 キャッシュレス化の進展に伴い、EC事業者においても安全なオンライン取引を実現するため、より高度なセキュリティ対策が要請されています。不正利用防止対策では、今回提供を開始する「Forter」など不正検知ソリューションのほか、クレジットカード決済でのオンライン本人認証の新たな仕組みとしてEMV3Dセキュア(3Dセキュア2.0)*の活用も推奨されています。DGFTは、創業当時より金融機関に求められる高度なセキュリティ環境・管理体制を構築し、事業者・消費者双方にとって安全・安心な決済ソリューションを提供してきました。今後も、最先端テクノロジーを駆使した国内外のソリューションとの提携や共創を通じ、EC事業者の事業成長を支援していきます。

 DGグループは、決済とデータを融合したグループ戦略「DGフィンテックシフト」を進めています。決済事業を展開するDGFTを核として、グループのみならず、さまざまな領域のパートナーとビジネスを共創していくことで、持続可能な社会の発展に貢献していきます。

【Forterについて】https://www.forter.com/ja/
 Forterはデジタルコマースにおける高精度な取引判定ソリューションを提供しています。Forterは購買行動のあらゆるステップにおいてリアルタイムに高精度で不正行為を検知します。不正行為を特定し、消費者を保護するForterはNordstrom、Sephora、Instacart、Adobe、Pricelineをはじめとするさまざまな業界のリーディングカンパニーから信頼を得て5,000億ドルを超える取引を処理しています。私たちは認証に対する深い理解と自動化の活用を通じて、お客様に不正の防止、収益の最大化、消費者に優れた体験を提供しています。

【DGフィナンシャルテクノロジーについて】https://www.dgft.jp/
 ECをはじめとしたオンライン事業者や店舗などの対面事業者へ総合決済サービスを提供する決済プロバイダー。非対面・対面領域88万拠点でのお支払いが可能で、年間決済取扱高は4.8兆円を超えます(2022年9月末現在)。2021年4月にベリトランス株式会社から現:株式会社DGフィナンシャルテクノロジー(DGFT)に社名を変更。DGグループが掲げる、決済とデータを融合したグループ戦略「DGフィンテックシフト」の中核企業として、事業者におけるキャッシュレス化やDX推進を決済や金融の領域から支援しています。加盟店やエンドユーザーである消費者へ、利便性の高い機能やサービスを提供していくと共に、安心・安全・快適な支払い体験の提供を通じて、世の中の役に立つインフラ事業として、持続可能な社会の発展に貢献し続けていきます。

* EMV3Dセキュア(3Dセキュア2.0):オンラインでクレジットカードの不正使用を防止するセキュリティ機能。利用者の端末情報や、購買履歴などからリスク判定する「リスクベース認証」を採用しており、本人確認を求められた場合のみ、ワンタイムパスワードなどにより本人認証を実施する。

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会社概要

株式会社デジタルガレージ

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URL
https://www.garage.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿南3-5-7 デジタルゲートビル
電話番号
03-6367-1111
代表者名
林郁
上場
東証プライム
資本金
75億9100万円
設立
1995年08月