令和2年度の「マンションストック長寿命化等モデル事業」に認定

～当社が管理受託しているコープ野村東六郷の共用部排水管改修工事～

　野村不動産パートナーズ株式会社（東京都新宿区/代表取締役社長 福田　明弘、以下「当社」）は、2020年11月に国土交通省が支援する「マンションストック長寿命化等モデル事業（※１）」の「工事支援型（長寿命化改修工事）」において、当社が管理受託しているコープ野村東六郷（東京都大田区）の共用部排水管改修工事が採択プロジェクトとして決定しておりましたが、この度、本事業への補助金交付申請を行い、交付決定通知を受領しましたのでお知らせいたします。

　今回の「工事支援型（長寿命化改修工事）」に認められる事業とは、一定の要件（①25年以上の長期修繕計画に基づく修繕積立金額を設定していること②修繕積立金額が長期修繕計画額と概ね一致しているもしくは計画より余裕があること③区分所有者が10人以上であり、耐用年数の２分の１を経過していること等）を満たすマンションにおいて、「ライフサイクルコストの低減につながる長寿命化改修であること」、「新たな技術の導入や工期短縮に資する工法の工夫があること」に適合する、先導性が高く創意工夫を含む改修等が認められる事業と規定されています。当社は、コープ野村東六郷管理組合と協議し、管種の異なる共用部分排水管等を樹脂管に一斉交換することによる高性能化とライフサイクルコストの低減を図る改修工事を承認いただくことで、交付申請をいたしました。

　野村不動産パートナーズは、これからも管理業務に関するさまざまな社会課題の解決に正面から向き合い、お客様に「安全・安心」と「快適」を提供する最良のパートナーであり続けることを目指して、管理業務に取り組んでまいります。

※1　マンションストック長寿命化等モデル事業
本事業は、今後急増する高経年マンションについて、適切な維持管理を促進するとともに、改修や建替による　マンションの円滑な再生を図る取組を促進するため、 老朽化マンションの再生検討から長寿命化に資する改修や建替え等を行う先導的な再生プロジェクトを公募し、国が事業の実施に要する費用の一部を補助することにより、 優良事例・ノウハウを収集し、マンションの再生に向けた全国への普及展開を図ることを目的とした事業