LuxteraとST、シリコン・フォトニクスの量産ソリューションに向け協力
有力企業2社のパートナーシップが、シリコン・フォトニクスの普及を促進
--------------------------------------------------------------------
エレクトロニクス分野の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的
半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)と、
シリコン・フォトニクスの世界的メーカーであるLuxteraは、シリコン・
フォトニクスに関するLuxteraの専門知識および最先端IPを、STのクロル工場
(フランス)にある300mm製造設備で開発中の専用プロセスへ適用することに
合意しました。両社は、シリコン・フォトニクス部品やシステムをSTのクロル
工場で製造することにより、世界で最も先進的かつ低コストな量産ソリューションの
実現に取り組んでいます。
マルチ・テラビット(1)まで接続性を拡張するシリコン・フォトニクスは、
光ネットワーク、CPU相互接続、データ・ストレージ等、将来の超高速演算
および通信アプリケーションを可能にする重要な技術であると考えられています。
この技術により、ガリウムやインジウムを含む高価な化合物半導体材料を使用
することなく、低コストかつ実績のあるシリコン技術を用いて、高速光通信
デバイスの製造が可能になります。
STのミックスド・プロセス事業部ジェネラル・マネージャであるFlavio Benetti
は、次の様にコメントしています。「このパートナーシップは、技術・業界をリード
する両社の補完的な強みから得られる強力な相乗効果を実現し、飛躍的な進歩を
もたらすでしょう。クラス最高のシリコン・フォトニクスIPプラットフォームの量産
により、シリコン・フォトニクスが、光ネットワークや超高速演算用プロセッサを
はじめとした各種アプリケーション向けの主要技術の一つになるでしょう。」
このパートナーシップにより、STは、Luxteraのシリコン・フォトニクス技術を
新しいフォトニクス・プロセスおよびその次世代プロセスに導入することができ
ます。また、STは、Luxteraに対し、信頼性と拡張性を備えたコスト効率の高い
サプライ・チェーンを提供するため、Luxteraは、量的および質的な観点から
成長市場に適合することができます。両社の協力により、シリコン・フォト
ニクスは新たな時代を迎え、コスト効率の高い主要技術になると考えられます。
Luxteraの社長 兼 最高経営責任者(CEO)であるGreg Youngは、次の様に
コメントしています。「シリコン・フォトニクスは、幅広く普及する可能性が
ありますが、それにはサプライ・チェーンの拡大と継続的な技術革新が必要です。
当社は今、高い量産能力と、フォトニクス・プロセス技術に関する積極的な
長期ロードマップを顧客に提供することができます。これにより、当社
の基盤技術は進展し、光トランシーバと、先進的なCMOSノードを用いたシステム・
オン・チップ(SoC)とを集積化することで、大規模システム向けのフォト
ニクス対応SoCを実現することができます。さらに、両社によるシリコン・
フォトニクス・エコシステムの拡充に伴い、STは世界をリードする光学IPを
ユーザに提供することが可能です。」
STが開発中のこの先進的な300mmシリコン・フォトニクス・プラットフォーム
には、主に3つのメリットがあります。
- 性能 : 低コスト・トランシーバの拡張性(データ転送速度:100Gbおよび400Gb
以上)
- 容量 : 超低消費電力かつ超大容量の相互接続
- 相互運用性 : 各波長をサポート(1310nm、1490nm、1550nm)
最適化されたシリコン・フォトニクス・プロセスは、STのクロル(フランス)に
ある技術センターで開発される予定です。この技術センターでは、付加価値派生
技術である高性能アナログBiCMOS技術を含め、CMOS技術に関するSTの主要研究
開発プログラムが進行中です。
(1) 1 テラビット/秒 = 1000ギガビット/秒、
例:現行のブロードバンド接続よりも2万倍の速さ
Luxteraについて
Luxtera, Inc.は、集積化したシリコンCMOSフォトニクスの世界的リーダーです。
高性能な光学部品とシリコン上のCMOS 回路を直接集積する上での複雑な技術的
課題を克服した最初の企業で、「ファイバからICへ」の直接接続を可能にしま
した。米国カリフォルニア州カールスバッドに本社を置くLuxteraは、業界の
有数の研究者と通信・半導体業界出身の技術マネージャにより、2001年に設立
されたファブレス企業です。Luxteraは、August Capital、New Enterprise
Associates、Sevin Rosen Funds、Lux Capital等、大手ベンチャー・キャピタル
から出資を受けています。詳細については、 http://www.Luxtera.com をご覧
ください。
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、Sense & Powerおよびマルチメディア・コンバージェンス分野の多種多様
なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。
エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアから
スマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や
遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍して
います。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」
の実現に取り組んでいます。2011年の売上は97.3億ドルでした。さらに詳しい
情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
--------------------------------------------------------------------
エレクトロニクス分野の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的
半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)と、
シリコン・フォトニクスの世界的メーカーであるLuxteraは、シリコン・
フォトニクスに関するLuxteraの専門知識および最先端IPを、STのクロル工場
(フランス)にある300mm製造設備で開発中の専用プロセスへ適用することに
合意しました。両社は、シリコン・フォトニクス部品やシステムをSTのクロル
工場で製造することにより、世界で最も先進的かつ低コストな量産ソリューションの
実現に取り組んでいます。
マルチ・テラビット(1)まで接続性を拡張するシリコン・フォトニクスは、
光ネットワーク、CPU相互接続、データ・ストレージ等、将来の超高速演算
および通信アプリケーションを可能にする重要な技術であると考えられています。
この技術により、ガリウムやインジウムを含む高価な化合物半導体材料を使用
することなく、低コストかつ実績のあるシリコン技術を用いて、高速光通信
デバイスの製造が可能になります。
STのミックスド・プロセス事業部ジェネラル・マネージャであるFlavio Benetti
は、次の様にコメントしています。「このパートナーシップは、技術・業界をリード
する両社の補完的な強みから得られる強力な相乗効果を実現し、飛躍的な進歩を
もたらすでしょう。クラス最高のシリコン・フォトニクスIPプラットフォームの量産
により、シリコン・フォトニクスが、光ネットワークや超高速演算用プロセッサを
はじめとした各種アプリケーション向けの主要技術の一つになるでしょう。」
このパートナーシップにより、STは、Luxteraのシリコン・フォトニクス技術を
新しいフォトニクス・プロセスおよびその次世代プロセスに導入することができ
ます。また、STは、Luxteraに対し、信頼性と拡張性を備えたコスト効率の高い
サプライ・チェーンを提供するため、Luxteraは、量的および質的な観点から
成長市場に適合することができます。両社の協力により、シリコン・フォト
ニクスは新たな時代を迎え、コスト効率の高い主要技術になると考えられます。
Luxteraの社長 兼 最高経営責任者(CEO)であるGreg Youngは、次の様に
コメントしています。「シリコン・フォトニクスは、幅広く普及する可能性が
ありますが、それにはサプライ・チェーンの拡大と継続的な技術革新が必要です。
当社は今、高い量産能力と、フォトニクス・プロセス技術に関する積極的な
長期ロードマップを顧客に提供することができます。これにより、当社
の基盤技術は進展し、光トランシーバと、先進的なCMOSノードを用いたシステム・
オン・チップ(SoC)とを集積化することで、大規模システム向けのフォト
ニクス対応SoCを実現することができます。さらに、両社によるシリコン・
フォトニクス・エコシステムの拡充に伴い、STは世界をリードする光学IPを
ユーザに提供することが可能です。」
STが開発中のこの先進的な300mmシリコン・フォトニクス・プラットフォーム
には、主に3つのメリットがあります。
- 性能 : 低コスト・トランシーバの拡張性(データ転送速度:100Gbおよび400Gb
以上)
- 容量 : 超低消費電力かつ超大容量の相互接続
- 相互運用性 : 各波長をサポート(1310nm、1490nm、1550nm)
最適化されたシリコン・フォトニクス・プロセスは、STのクロル(フランス)に
ある技術センターで開発される予定です。この技術センターでは、付加価値派生
技術である高性能アナログBiCMOS技術を含め、CMOS技術に関するSTの主要研究
開発プログラムが進行中です。
(1) 1 テラビット/秒 = 1000ギガビット/秒、
例:現行のブロードバンド接続よりも2万倍の速さ
Luxteraについて
Luxtera, Inc.は、集積化したシリコンCMOSフォトニクスの世界的リーダーです。
高性能な光学部品とシリコン上のCMOS 回路を直接集積する上での複雑な技術的
課題を克服した最初の企業で、「ファイバからICへ」の直接接続を可能にしま
した。米国カリフォルニア州カールスバッドに本社を置くLuxteraは、業界の
有数の研究者と通信・半導体業界出身の技術マネージャにより、2001年に設立
されたファブレス企業です。Luxteraは、August Capital、New Enterprise
Associates、Sevin Rosen Funds、Lux Capital等、大手ベンチャー・キャピタル
から出資を受けています。詳細については、 http://www.Luxtera.com をご覧
ください。
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、Sense & Powerおよびマルチメディア・コンバージェンス分野の多種多様
なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。
エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアから
スマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や
遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍して
います。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」
の実現に取り組んでいます。2011年の売上は97.3億ドルでした。さらに詳しい
情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。