『SoundUD™』の新機能「多言語同時通訳ガイド」が「第7回国際ユニヴァーサルデザイン会議2019 in バンコク」で先行採用
「おもてなしガイド™」で、国際会議の開閉会式やシンポジウムの内容を13言語に自動同時通訳 “音のユニバーサルデザイン”はアナウンス以外の世界にも広がっています
ヤマハ株式会社が開発し、国内外約260社団体とその共通規格化・普及に取り組む、音をICT化するプラットフォームおよびテクノロジー『SoundUD』が、一般財団法人国際ユニヴァーサルデザイン協議会(総裁:瑶子女王殿下)主催の「第7回国際ユニヴァーサルデザイン会議2019 in バンコク」(以下「UD2019」)にて採用され、『SoundUD』対応のスマートフォンアプリ「おもてなしガイド」による多言語同時通訳サービスを提供します。
※『SoundUD』:Sound Universal Design(音のユニバーサルデザイン)
「おもてなしガイド」は、『SoundUD』化された空間の対応音声をマイクで拾うことで、内容を多言語の文字で表示することができるスマートフォン向けアプリケーションです。会話翻訳等を目的とした一般の翻訳機では対応できない、街中のアナウンスや展示物のガイダンス、ショーや各種コンテンツなどの音声内容を、言語のわからない外国人や音を聞き取りづらい高齢者、聴覚障がい者に効果的に伝達できる仕組みとして評価され、2015年5月の「ミラノ国際博覧会 日本館」での公式採用を皮切りに多方面で活用が進んでいます。
現在では、「音のユニバーサルデザイン化」を推進できる有用な手段として、全国の鉄道会社や自治体、メーカー等の協力も得てその普及に努めています。2018年7月からは、アナウンサー等の話者が話す内容をリアルタイムに翻訳、文字化して届ける機能を追加し、全国のテレビ局やラジオ局ともその普及に取り組んでいます。
「UD2019」では、「音声認識」と「多言語機械翻訳」を駆使した新機能「多言語同時通訳ガイド」を使用して、会議中の音声を13言語の文字にして送信し、「おもてなしガイド」を通じて即座に聴講者のスマートフォンに提供します。『SoundUD』および「おもてなしガイド」の国際会議での採用は今回が初の事例となり、今後、講演会や会議等での利用が期待される「多言語同時通訳ガイド」を利用する初の事例でもあります。
なお、3月4日に行われる「UD2019」の開会式およびシンポジウムでは、当社が開発し、バーチャルシンガーによる独自の文化を構築している「VOCALOID™」対応製品のキャラクターの一つでもある「ZOLA Project」の「KYO」(CV:宮崎湧)が総合司会を務めます。
参考動画:https://www.ud2019.net/program/index.html
当社は引き続き、『SoundUD』の更なる普及と事業展開を通じて、多くの関連各社団体と共に「SDGs」の実現に取り組み、誰もが暮らしやすい社会づくりに貢献していきます。
<「第7回国際ユニヴァーサルデザイン会議2019 in バンコク」概要>
会場:
モンクット王工科大学ラートクラバン校(タイ王国)
開催日程:
2019年3月4日(月)~6日(水)
主催:
(一財)国際ユニヴァーサルデザイン協議会
後援:
総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、海上保安庁、消防庁、観光庁、国際連合人間居住計画(ハビタット)福岡本部、(国研)産業技術総合研究所、ほか
公式サイト:
https://www.ud2019.net/
<『SoundUD』および「おもてなしガイド」について>
『SoundUD』(Sound Universal Design)は、音のある空間とICT機器をつなぐ当社が開発し、提唱するプラットフォームおよびテクノロジーです。“音声トリガー”と呼ばれる一般的なスピーカーから送出できる音響通信技術をはじめ、BluetoothやGPSなどとも連動できる「SoundUDトリガー」を用いることで音のICT化を実現できます。トリガーにより音をICT化した空間を「SoundUDスポット」と呼びます。
2014年には『SoundUD』対応の「音のユニバーサルデザイン」化を実現するアプリケーションとして、「おもてなしガイド」を開発しました。「SoundUDスポット」で流れるアナウンス等の音声は「おもてなしガイド」をインストールしたスマートフォンのマイクで拾うと、多言語の文字で内容を表示することができます。また、非常放送等はインターネット環境なしで利用することもでき、災害時などにも有効なツールとして評価されています。この機能はSDKとして無償公開しており、他の様々なアプリにも簡単に導入可能です。業界横断的に共通して使うことができることから、インバウンド、バリアフリー施策として注目を集めています。
2017年10月には、言語や聴力への不安がない「音のユニバーサルデザイン」化社会づくりを推進するための組織「SoundUD推進コンソーシアム」(事務局:ヤマハ株式会社)を設立し、現在、260を超える企業・団体とその共通化・普及に取り組んでいます。コンソーシアム会員は、多数の取得・出願済の関連特許を活用した事業を展開することが可能となっています。
「おもてなしガイド」:http://omotenashiguide.jp/
「SoundUD推進コンソーシアム」:https://soundud.org/
ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
https://www.yamaha.com/ja/news_release/
※「音のユニバーサルデザイン」「SoundUD」「OMOTENASHI GUIDE」「おもてなしガイド」「VOCALOID(ボカロ)」「ZOLA」は、当社の登録商標です。
※そのほかの文中の商品名、組織名などは当社や各社、各機関の商標または登録商標です。
※このニュースリリースに掲載されている情報などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。
「UD2019」は、「ユニヴァーサルデザインによる持続可能な発展」を会議テーマとし、産業振興、地域振興、高齢社会、観光の各分野に関する公開シンポジウム、展示会、公開セミナー/ワークショップなどが、タイ王国バンコクのモンクット王工科大学ラートクラバン校を開催場所として行われる国際会議です。
「おもてなしガイド」は、『SoundUD』化された空間の対応音声をマイクで拾うことで、内容を多言語の文字で表示することができるスマートフォン向けアプリケーションです。会話翻訳等を目的とした一般の翻訳機では対応できない、街中のアナウンスや展示物のガイダンス、ショーや各種コンテンツなどの音声内容を、言語のわからない外国人や音を聞き取りづらい高齢者、聴覚障がい者に効果的に伝達できる仕組みとして評価され、2015年5月の「ミラノ国際博覧会 日本館」での公式採用を皮切りに多方面で活用が進んでいます。
現在では、「音のユニバーサルデザイン化」を推進できる有用な手段として、全国の鉄道会社や自治体、メーカー等の協力も得てその普及に努めています。2018年7月からは、アナウンサー等の話者が話す内容をリアルタイムに翻訳、文字化して届ける機能を追加し、全国のテレビ局やラジオ局ともその普及に取り組んでいます。
「UD2019」では、「音声認識」と「多言語機械翻訳」を駆使した新機能「多言語同時通訳ガイド」を使用して、会議中の音声を13言語の文字にして送信し、「おもてなしガイド」を通じて即座に聴講者のスマートフォンに提供します。『SoundUD』および「おもてなしガイド」の国際会議での採用は今回が初の事例となり、今後、講演会や会議等での利用が期待される「多言語同時通訳ガイド」を利用する初の事例でもあります。
なお、3月4日に行われる「UD2019」の開会式およびシンポジウムでは、当社が開発し、バーチャルシンガーによる独自の文化を構築している「VOCALOID™」対応製品のキャラクターの一つでもある「ZOLA Project」の「KYO」(CV:宮崎湧)が総合司会を務めます。
参考動画:https://www.ud2019.net/program/index.html
当社は引き続き、『SoundUD』の更なる普及と事業展開を通じて、多くの関連各社団体と共に「SDGs」の実現に取り組み、誰もが暮らしやすい社会づくりに貢献していきます。
<「第7回国際ユニヴァーサルデザイン会議2019 in バンコク」概要>
会場:
モンクット王工科大学ラートクラバン校(タイ王国)
開催日程:
2019年3月4日(月)~6日(水)
主催:
(一財)国際ユニヴァーサルデザイン協議会
後援:
総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、海上保安庁、消防庁、観光庁、国際連合人間居住計画(ハビタット)福岡本部、(国研)産業技術総合研究所、ほか
公式サイト:
https://www.ud2019.net/
<『SoundUD』および「おもてなしガイド」について>
『SoundUD』(Sound Universal Design)は、音のある空間とICT機器をつなぐ当社が開発し、提唱するプラットフォームおよびテクノロジーです。“音声トリガー”と呼ばれる一般的なスピーカーから送出できる音響通信技術をはじめ、BluetoothやGPSなどとも連動できる「SoundUDトリガー」を用いることで音のICT化を実現できます。トリガーにより音をICT化した空間を「SoundUDスポット」と呼びます。
2014年には『SoundUD』対応の「音のユニバーサルデザイン」化を実現するアプリケーションとして、「おもてなしガイド」を開発しました。「SoundUDスポット」で流れるアナウンス等の音声は「おもてなしガイド」をインストールしたスマートフォンのマイクで拾うと、多言語の文字で内容を表示することができます。また、非常放送等はインターネット環境なしで利用することもでき、災害時などにも有効なツールとして評価されています。この機能はSDKとして無償公開しており、他の様々なアプリにも簡単に導入可能です。業界横断的に共通して使うことができることから、インバウンド、バリアフリー施策として注目を集めています。
2017年10月には、言語や聴力への不安がない「音のユニバーサルデザイン」化社会づくりを推進するための組織「SoundUD推進コンソーシアム」(事務局:ヤマハ株式会社)を設立し、現在、260を超える企業・団体とその共通化・普及に取り組んでいます。コンソーシアム会員は、多数の取得・出願済の関連特許を活用した事業を展開することが可能となっています。
「おもてなしガイド」:http://omotenashiguide.jp/
「SoundUD推進コンソーシアム」:https://soundud.org/
ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
https://www.yamaha.com/ja/news_release/
※「音のユニバーサルデザイン」「SoundUD」「OMOTENASHI GUIDE」「おもてなしガイド」「VOCALOID(ボカロ)」「ZOLA」は、当社の登録商標です。
※そのほかの文中の商品名、組織名などは当社や各社、各機関の商標または登録商標です。
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発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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