現代の「知の巨人」、ユヴァル・ノア・ハラリ氏(『サピエンス全史』、『ホモ・デウス』、『21Lessons』)、“新型コロナウイルス”についてTIME誌に緊急寄稿!
著作累計が2,000万部を突破した世界的歴史学者・哲学者のユヴァル・ノア・ハラリ氏は、2020年3月15日付アメリカTIME誌に「人類はコロナウイルスといかに闘うべきか――今こそグローバルな信頼と団結を(原題:In the Battle Against Coronavirus, Humanity Lacks Leadership)」と題した記事を寄稿した。
同氏の著作『サピエンス全史』、『ホモ・デウス』、『21Lessons』を日本において翻訳・出版する株式会社河出書房新社(東京都渋谷区/代表取締役社長 小野寺優)は、ハラリ氏並びにTIME誌の了解を得た上で、本記事の翻訳をハラリ氏の著作全てを訳した柴田裕之氏に依頼、本日2020年3月24日より自社サイト「Web河出」で緊急全文公開する。
現代における「知の巨人」が、“今、人類に本当に必要なこと”、“真の意味での新型コロナウイルスに対する勝利”を明確に述べる本稿は必読である。(全文日本語訳 約6,000字)
→「Web河出」
http://web.kawade.co.jp/bungei/3455/
〈記事内でハラリ氏が記している見解〉
○感染症の大流行への本当の手段は、分離ではなく協力だ!
新型コロナウイルスの大流行をグローバル化のせいにし、封じ込めのため脱グローバル化に向かおうとしているさなか、ハラリ氏が本当の対抗手段、真の感染症対策を提言する。
○歴史から学べ!
黒死病(ペスト)や天然痘などの病原体に対して、人類はどのように対応してきたのか。そして現代のわれわれが持っている最善の防衛手段とは何か。ハラリ氏は人類と感染症の歴史を追いながら、その歴史があぶり出す問題点と安全確保のための方法を提起する。
○どこであれ一国における感染症の拡大が、全人類を危険にさらす!
たった一つの遺伝子の中で起こるたった一度のウイルスの変異が、全世界の人にとって共通の死活問題になるとハラリ氏は説く。これは何を意味しているのか。
○今日、人類が深刻な危機に直面しているのは、新型コロナウイルスのせいばかりではない!
ハラリ氏はこれまでの著書の中でも度々人類の危機を訴えている。今、人類が欠如しているものとは? どうすれば人類の危機を乗り越えることができるのか。ウイルスに対する本当の勝利とは何か――。
■著者プロフィール
ユヴァル・ノア・ハラリ Yuval Noah Harari
1976年生まれのイスラエル人歴史学者・哲学者。オックスフォード大学で中世史、軍事史を専攻して博士号を取得し、現在、エルサレムのヘブライ大学で歴史学を教えている。軍事史や中世騎士文化についての著書がある。オンライン上での無料講義も行ない、多くの受講者を獲得している。著書『サピエンス全史』、『ホモ・デウス』、『21Lessons』(いずれも株式会社河出書房新社刊)は世界的なベストセラーとなっている。
*Financial Times誌(2020年3月20日付)にハラリ氏が寄稿している記事につきましては、「Web河出」で柴田裕之氏による全文翻訳を近日掲載予定です。
●ユヴァル・ノア・ハラリ『21Lessons 21 世紀の人類のための21 の思考』特設サイト
http://www.kawade.co.jp/21lessons/
書名 :『21 Lessons(トゥエンティワン・レッスンズ) 21 世紀の人類のための21 の思考』
著者 :ユヴァル・ノア・ハラリ/柴田裕之[訳]
体裁 :単行本 46 判/ 472 ページ
定価 :本体2,400 円(税別)
ISBN :978-4-309-22788-7
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