ジャパンハートとアクセンチュア、新型コロナウイルス感染症の治療を担う医療・福祉現場を支援するため、医療物資等のマッチングプラットフォームを共同で開発・公開
【東京発:2021年2月16日】
特定非営利活動法人ジャパンハート(東京都台東区、 理事長 吉岡 春菜、以下、 ジャパンハート)、アクセンチュア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:江川 昌史、以下アクセンチュア)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療を担う国内の医療現場を支援するため、マスク、ガウン等をはじめとする必要物資の不足に悩む医療・福祉機関と供給者をつなぐマッチングプラットフォーム「Heart Stock」を共同で開発・公開したことを発表します。
特定非営利活動法人ジャパンハート(東京都台東区、 理事長 吉岡 春菜、以下、 ジャパンハート)、アクセンチュア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:江川 昌史、以下アクセンチュア)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療を担う国内の医療現場を支援するため、マスク、ガウン等をはじめとする必要物資の不足に悩む医療・福祉機関と供給者をつなぐマッチングプラットフォーム「Heart Stock」を共同で開発・公開したことを発表します。
新型コロナウイルス感染症の急速な感染拡大により医療用物資の不足が懸念される中、テクノロジーを効果的かつ迅速に導入するために必要な技術と知見を有するアクセンチュアと、国内外でさまざまな医療支援を幅広く展開しているジャパンハートの豊富な経験や専門知識を組み合わせることにより、必要な物資の安定供給を実現し、医療・福祉コミュニティーを支援します。
Heart Stockは、マスクやガウンなどの医療物資の不足で困っている医療・福祉機関と、自社商品をはじめとする物資の寄付を申し出たい企業とをオンラインでつなげる役割を果たします。これらの医療・福祉機関や企業は無償でHeart Stockを活用することが可能です。まず企業側がプラットフォーム上で寄付したい物資の種類や個数などを入力し、これらの情報を見た医療・福祉機関が応募をかけることでマッチングが成立します。その後に企業側が送付先の医療機関を選択すると、双方の担当者が直接メールで具体的な送付先や集荷日時などを調整することが可能になります。寄付の申込みから実行に至るまでの過程の一部をシステム化することで医療機関側の負担を軽減するとともに、必要な物資が本当に求められている現場に迅速に届く仕組み実現します。Heart Stockは、ジャパンハートが運営する約900ユーザーが参加するソーシャルネットワークコミュニティで公開されます。
ジャパンハートは2020年4月以降、新型コロナウイルスの対策支援として、10都道府県19都市の、地域中核病院やコロナ重症センターを含む30件の医療/福祉機関に対して、のべ計126名(2021年2月10日時点)の医師や看護師、調査員で構成されるチームを派遣し、最前線で医療機関を支援しています。医療現場における物資の不足は現在も深刻な状況が続いており、寄付物資をつなぐ活動においても人手を介した作業では効率的に運用ができない課題を抱えており、Heart Stockの開発を推進しました。アクセンチュアでは、本プラットフォームの業務設計と開発において、新型コロナウイルス感染症に対する社会貢献活動の一環としてプロジェクトを組成し、より低コストで運用できるようクラウド上に構築しました。開発の過程では保健所や厚生労働省などと連携しながら各地に医療チームを派遣しているジャパンハートの協力を得ながらレビューなどを行ったほか、システムの運用や保守を手掛ける専門人材がいなくても簡単に管理できるよう、ノーコードアプリケーションを採用しました。今後はジャパンハートが運営管理を担当し、医療支援活動に活用していきます。
今後は、医療・福祉機関のニーズに応じて日用品などの物資の寄付もマッチングできる仕組みにする予定であるほか、海外へのHeart Stockの展開や物資支援も視野に入れた検討を進めてまいります。
特定非営利活動法人ジャパンハートの副事務局長、高橋 茉莉子は次のように述べています。「ジャパンハートは12月末現在、北海道をはじめ、新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生した国内の医療現場などを対象に医療チームを派遣するなどの緊急支援を実施していますが、感染者の増加に歯止めがかからない中、現場では必要な物資が十分に確保できないとの懸念がますます強まっています。グローバルレベルでテクノロジーの活用に強みを持つアクセンチュアの支援を受け、このほど短期間でマッチングプラットフォームを開発することができたことはNPOと企業との協働の新たな形として大変意義深いことです。これから賛同する企業や医療機関を広く集めながら最適な供給を実現することにより、医療現場の不安を少しでも軽減できればと願っています。」
アクセンチュア株式会社 ビジネスコンサルティング本部 ストラテジーグループ 公共サービス・医療健康 プラクティス日本統括 マネジング・ディレクター兼コーポレートシチズンシップ全体統括の海老原 城一は次のように述べています。「コロナ禍の中で医療現場にかつてないほど大きな負荷が生じていることはもはや医療コミュニティーだけの問題ではなく、社会全体で解決を目指すべき喫緊の課題になっています。医療支援の領域で豊富な実績を持つジャパンハートと共同で開発したこのプラットフォームが今後、より多くの企業や病院などに認知され、広く活用いただくことで少しでも医療現場の支援につながることを期待しています。さらに、ボランティアの自発的な活動によって始まったこのプロジェクトが、社会課題解決に向け活動するきっかけのひとつとして多くの方々に広がっていくことを願っています。」
ご関心のある医療・福祉事業者・寄付希望者はジャパンハート窓口までお問い合わせください。
お問い合わせ先:i.e.r@japanheart.org
(認定)特定非営利活動法人ジャパンハートについて
2004年、国際医療ボランティア団体として設立された、日本発祥の国際医療NGOです。国際連合より「2020 United Nations Inter-Agency Task Force on the Prevention and Control of Non-communicable Diseases Award 」を日本で唯一受賞。「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に活動しており、日本およびミャンマー・カンボジア・ラオスなどアジア諸国において無償で子どもの診療・手術を実施しその数は年間約34,000件に上ります。東日本大震災では450人を超える医療従事者を現地に派遣しました。また、新型コロナウイルス感染症拡大による医療崩壊を抑制するため、「#マスクを医療従事者に」プロジェクトを行い、クラウドファンディングで1万5千人の方から1億5千万円以上のご支援をいただき、200万枚以上のマスクを約700の医療機関に配布いたしました。
ジャパンハートの詳細は www.japanheart.org をご覧ください。
アクセンチュアについて
アクセンチュアは、デジタル、クラウドおよびセキュリティ領域において卓越した能力で世界をリードするプロフェッショナル サービス企業です。40を超える業界の比類のなき知見、経験と専門スキルを組み合わせ、ストラテジー&コンサルティング、インタラクティブ、テクノロジー、オペレーションズサービスを、世界最大の先端テクノロジーセンターとインテリジェントオペレーションセンターのネットワークを活用して提供しています。アクセンチュアは51万4,000人の社員が、世界120カ国以上のお客様に対してサービスを提供しています。アクセンチュアは、変化がもたらす力を受け入れ、お客様、社員、株主、パートナー企業や社会へのさらなる価値を創出します。
アクセンチュアの詳細は www.accenture.com を、
アクセンチュア株式会社の詳細は www.accenture.com/jp をご覧ください。
Heart Stockは、マスクやガウンなどの医療物資の不足で困っている医療・福祉機関と、自社商品をはじめとする物資の寄付を申し出たい企業とをオンラインでつなげる役割を果たします。これらの医療・福祉機関や企業は無償でHeart Stockを活用することが可能です。まず企業側がプラットフォーム上で寄付したい物資の種類や個数などを入力し、これらの情報を見た医療・福祉機関が応募をかけることでマッチングが成立します。その後に企業側が送付先の医療機関を選択すると、双方の担当者が直接メールで具体的な送付先や集荷日時などを調整することが可能になります。寄付の申込みから実行に至るまでの過程の一部をシステム化することで医療機関側の負担を軽減するとともに、必要な物資が本当に求められている現場に迅速に届く仕組み実現します。Heart Stockは、ジャパンハートが運営する約900ユーザーが参加するソーシャルネットワークコミュニティで公開されます。
ジャパンハートは2020年4月以降、新型コロナウイルスの対策支援として、10都道府県19都市の、地域中核病院やコロナ重症センターを含む30件の医療/福祉機関に対して、のべ計126名(2021年2月10日時点)の医師や看護師、調査員で構成されるチームを派遣し、最前線で医療機関を支援しています。医療現場における物資の不足は現在も深刻な状況が続いており、寄付物資をつなぐ活動においても人手を介した作業では効率的に運用ができない課題を抱えており、Heart Stockの開発を推進しました。アクセンチュアでは、本プラットフォームの業務設計と開発において、新型コロナウイルス感染症に対する社会貢献活動の一環としてプロジェクトを組成し、より低コストで運用できるようクラウド上に構築しました。開発の過程では保健所や厚生労働省などと連携しながら各地に医療チームを派遣しているジャパンハートの協力を得ながらレビューなどを行ったほか、システムの運用や保守を手掛ける専門人材がいなくても簡単に管理できるよう、ノーコードアプリケーションを採用しました。今後はジャパンハートが運営管理を担当し、医療支援活動に活用していきます。
今後は、医療・福祉機関のニーズに応じて日用品などの物資の寄付もマッチングできる仕組みにする予定であるほか、海外へのHeart Stockの展開や物資支援も視野に入れた検討を進めてまいります。
特定非営利活動法人ジャパンハートの副事務局長、高橋 茉莉子は次のように述べています。「ジャパンハートは12月末現在、北海道をはじめ、新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生した国内の医療現場などを対象に医療チームを派遣するなどの緊急支援を実施していますが、感染者の増加に歯止めがかからない中、現場では必要な物資が十分に確保できないとの懸念がますます強まっています。グローバルレベルでテクノロジーの活用に強みを持つアクセンチュアの支援を受け、このほど短期間でマッチングプラットフォームを開発することができたことはNPOと企業との協働の新たな形として大変意義深いことです。これから賛同する企業や医療機関を広く集めながら最適な供給を実現することにより、医療現場の不安を少しでも軽減できればと願っています。」
アクセンチュア株式会社 ビジネスコンサルティング本部 ストラテジーグループ 公共サービス・医療健康 プラクティス日本統括 マネジング・ディレクター兼コーポレートシチズンシップ全体統括の海老原 城一は次のように述べています。「コロナ禍の中で医療現場にかつてないほど大きな負荷が生じていることはもはや医療コミュニティーだけの問題ではなく、社会全体で解決を目指すべき喫緊の課題になっています。医療支援の領域で豊富な実績を持つジャパンハートと共同で開発したこのプラットフォームが今後、より多くの企業や病院などに認知され、広く活用いただくことで少しでも医療現場の支援につながることを期待しています。さらに、ボランティアの自発的な活動によって始まったこのプロジェクトが、社会課題解決に向け活動するきっかけのひとつとして多くの方々に広がっていくことを願っています。」
ご関心のある医療・福祉事業者・寄付希望者はジャパンハート窓口までお問い合わせください。
お問い合わせ先:i.e.r@japanheart.org
(認定)特定非営利活動法人ジャパンハートについて
2004年、国際医療ボランティア団体として設立された、日本発祥の国際医療NGOです。国際連合より「2020 United Nations Inter-Agency Task Force on the Prevention and Control of Non-communicable Diseases Award 」を日本で唯一受賞。「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に活動しており、日本およびミャンマー・カンボジア・ラオスなどアジア諸国において無償で子どもの診療・手術を実施しその数は年間約34,000件に上ります。東日本大震災では450人を超える医療従事者を現地に派遣しました。また、新型コロナウイルス感染症拡大による医療崩壊を抑制するため、「#マスクを医療従事者に」プロジェクトを行い、クラウドファンディングで1万5千人の方から1億5千万円以上のご支援をいただき、200万枚以上のマスクを約700の医療機関に配布いたしました。
ジャパンハートの詳細は www.japanheart.org をご覧ください。
アクセンチュアについて
アクセンチュアは、デジタル、クラウドおよびセキュリティ領域において卓越した能力で世界をリードするプロフェッショナル サービス企業です。40を超える業界の比類のなき知見、経験と専門スキルを組み合わせ、ストラテジー&コンサルティング、インタラクティブ、テクノロジー、オペレーションズサービスを、世界最大の先端テクノロジーセンターとインテリジェントオペレーションセンターのネットワークを活用して提供しています。アクセンチュアは51万4,000人の社員が、世界120カ国以上のお客様に対してサービスを提供しています。アクセンチュアは、変化がもたらす力を受け入れ、お客様、社員、株主、パートナー企業や社会へのさらなる価値を創出します。
アクセンチュアの詳細は www.accenture.com を、
アクセンチュア株式会社の詳細は www.accenture.com/jp をご覧ください。
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