アフリカ開発銀行とSAF分野での協力に関する覚書を締結

-アフリカ地域のSAF普及を推進-

日揮HD

日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長兼社長CEO 佐藤雅之)は、海外EPC事業会社である日揮グローバル株式会社(代表取締役 社長執行役員 山田昇司。以下「日揮グローバル」)とアフリカ地域の経済開発促進を担う国際金融機関であるアフリカ開発銀行が、本年8月22日付でSAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)分野での協力に関する覚書を締結しましたので、お知らせします。同行と協力を行うことで、アフリカ地域における航空業界の脱炭素化およびSAFの普及を推進していきます。

 

今回の覚書は、SAF分野において当社グループが有する知見・技術・実績を活かし、アフリカ開発銀行とともに、SAF分野の普及促進を行うものです。日揮グローバル 山田社長およびアフリカ開発銀行 インフラ・産業化・交通分野等の関係者が参加して当社横浜本社で締結式を実施しました。

                                           覚書を締結した山田社長(右)とソロモン・クエイナー氏

締結式でアフリカ開発銀行 ヴァイス・プレジデントのソロモン・クエイナー氏は「持続可能な航空燃料は、アフリカの航空セクターと気候変動対策にとって大きな変革をもたらすだろう。アフリカ開発銀行は日揮グローバルとの提携を通じて、航空分野の脱炭素化に資する新たな機会を創出することで炭素排出量を削減し、アフリカを世界のエネルギー転換の最前線に位置付けることに尽力したい」と強調。日揮グローバル 山田社長は「アフリカでのSAFの普及において、アフリカ開発銀行と協力できることを大変光栄に思う。プラントエンジニアリングと持続可能なエネルギーに関する当社の経験を活かし、アフリカの脱炭素化の取り組みに貢献するとともに、地域の経済成長とイノベーションを促進していく」と述べました。

当社グループはアフリカ地域において、1980年代から製油所等のEPC(設計・調達・建設業務)をはじめとしたエンジニアリングサービスの提供実績が豊富にあります。LNG(液化天然ガス)分野では、これまでにナイジェリアやエジプト向け陸上LNGプラント、モザンビーク沖向け洋上LNGプラントを成功裏に完工したことに加え、現在はモザンビーク向けロブマLNGプロジェクトの基本設計役務、アフリカ地域における洋上LNGプラントの先行業務を遂行しています。

 

今後も、当社グループは長期経営ビジョン「2040年ビジョン」および中期経営計画「BSP2025」を道標に、アフリカ地域における持続可能なエネルギー開発の推進に貢献してまいります。

                                                               関係者によるフォトセッション

(ご参考)アフリカ開発銀行グループの概要

・機関名 : African Development Bank

・代表者 : Mr. Akinwumi Adesina, President of the African Development Bank Group

・設立 : 1964年

・所在地 : Avenue Joseph Anoma, 01 BP 1387 Abidjan 01, Côte d'Ivoire

・使命: アフリカの持続可能な経済成長と貧困削減の推進

・ホームページ : https://www.afdb.org/en

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キーワード
SAFアフリカ
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会社概要

URL
https://www.jgc.com/
業種
建設業
本社所在地
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1 クイーンズタワーA
電話番号
045-682-1111
代表者名
佐藤 雅之
上場
東証1部
資本金
236億1173万円
設立
1928年10月