新たに60種類以上のデータに対応したスマレジのプラットフォームAPI サポートを含む『CData Drivers V25.0』をリリース
~Salesforce Data Cloud へのデータ取り込み、Adobe Target 向け新ドライバー、CData MCP Servers のMac 版も公開~
2025年9月2日、リアルタイムデータ連携コネクタを提供するCData Software Japan 合同会社(本社:アメリカノースカロライナ州、日本オフィス:宮城県仙台市、代表社員 職務執行者:疋田 圭介、以下CData)は、270種類以上のSaaS / データベースに連携する『CData Drivers』のV25.0 をリリースしました。本リリースでは、スマレジドライバーのプラットフォームAPI 対応により予算や支払方法データへアクセス範囲を拡大するとともに、認証方式としてOAuth 2.0 をサポートしました。また、Salesforce Data Cloud へのデータ取り込み機能の追加や、デジタルマーケティングツールAdobe Target 向け新ドライバーのリリースに加え、CData MCP Servers のMac 版も公開しました。
ドキュメントにおいては、画像による説明の追加やレイアウトの再構成、詳細な接続プロパティの説明の追加といった改善を行っています。これらのアップデートにより、シンプルでわかりやすい操作でより多様なデータ連携ニーズへの対応が可能になります。

スマレジドライバーがプラットフォームAPI に対応

本アップデートより、スマレジドライバーがプラットフォームAPI に対応しました。予算、支払方法、ロール情報をはじめとする、従来のスマレジAPI でアクセスできなかった60種類以上のデータへのアクセスを拡大。スマレジデータを各種ツール・アプリに連携することで、予実管理などの用途におけるデータ活用が可能になります。また、認証方式としてOAuth 2.0 をサポートし、よりセキュアなデータ連携を実現しています。
詳しい解説はこちらの記事をご確認ください。
CData スマレジドライバーでプラットフォームAPIを利用する方法
スマレジドライバーを活用した予実比較を行う手順については、こちらの記事で解説しています。
スマレジの予算データ・売上データをExcel に連携し予実比較をする方法
Salesforce Data Cloud へのデータ取り込み機能の追加

Salesforce Data Cloud は、企業が持つすべてのデータをSalesforce Platform 上に集約、統合するカスタマーデータプラットフォームです。本アップデートでは、Salesforce Data Cloud Driver でUpsert(挿入または更新)とDelete(削除)がサポートされました。連携先のETL などのツールからSalesforce Data Cloud へデータを書き戻すことが可能になり、多様なサービスから顧客関連のデータを集約・統合することが可能になります。
詳しい解説はこちらの記事をご確認ください。
Salesforce Data Cloud ドライバーでデータレイクオブジェクトにデータを書き込む方法
Adobe Target 対応の新ドライバーをリリース、Adobe Target のデータがあらゆるツール・アプリから連携可能になりインサイトの獲得による顧客理解を強化
CData では、継続的に新しいデータソース向けのドライバーを開発しています。今回のV25アップデートでは、新たにAdobe Target Driver がリリースされました。
Adobe Target は、Web サイト、アプリ、ソーシャルメディアなどにおける顧客体験をパーソナライズするデジタルマーケティングツールです。ターゲットごとに異なるコンテンツの表示やA / B テストの実施により売上の最大化に貢献します。本ドライバーを活用することで、各種BI やETL ツールからAdobe Target のアクティビティ、オーディエンス、エクスペリエンス、ロケーションなどのデータにアクセスできます。
Mac 版CData MCP Servers をリリース
CData MCP Servers はCData が提供する、400種類以上のSaaS やデータウェアハウス、DB に対応したMCP(Model Context Protocol)Server の総称です。CData MCP Servers を利用することで、Claude Desktop をはじめとするさまざまなAI アプリケーション・エージェントから、SaaS、データウェアハウス、DB のデータを利用したAI との対話、それによる課題解決が可能になります。本アップデートでは、今までWindows 版のみ対応していたCData MCP Servers のMac 版をリリースしました。
注意:Mac 版はApple Silicon Mac のみをサポートしており、Intel x86_64 プロセッサーとは互換性がありません。
その他アップデート
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ドキュメントの改善
明確で実用的なドキュメントへアップデートを行うことでよりスムーズに製品の設定・利用が可能になりました。
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画像による説明の追加
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詳細な接続プロパティのガイダンス
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データモデルの説明の強化
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必須パラメータを含むSQL クエリの例
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読みやすさを向上させるレイアウトの再構成
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ドライバーの機能強化
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Snowflake:CLIENT_METADATA_REQUEST_USE_CONNECTION_CTX セッションパラメータをサポートしました。これによって、メタデータ取得API を使用する際に、取得範囲を制限することが可能になります。詳細はこちらの記事をご確認ください。CData Snowflake ドライバーでメタデータの取得範囲を制限する3つの方法
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CSV、XML、JSON、Excel、Parquet:ファイルのダウンロード、アップロードをサポートしました。詳細はこちらの記事をご確認ください。CData ファイルストレージ系ドライバーでファイルを操作する
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kintone:アプリId をテーブル名として使用可能になりました。詳細はこちらの記事をご確認ください。kintone ドライバー 日本語名のアプリを日本語非対応のツールで扱う方法
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SharePoint:1つのコネクションで複数サイトのファイル情報を取得可能になりました。詳細はこちらの記事をご確認ください。SharePoint ドライバー サイトを横断してファイル情報を取得できる!AllFiles ビューの使い方
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SAP Ariba Procurement:添付ファイルのダウンロードをサポートしました。詳細はこちらの記事をご確認ください。 SAP Ariba Procurement ドライバー ドキュメントの添付ファイルをダウンロードする方法
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Shopify:GraphQL スキーマのいくつかのビューにカラムを追加しました。具体的な追加内容はこちらの変更履歴をご参照ください。CData JDBC Driver for Shopify - 変更履歴
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Bカート:ScriptTags テーブルを追加しました。
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MongoDB:SQL でバイナリ値の読み取りをサポートしました。
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GitHub:RepositoryPullRequests ビューを追加しました。
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CSV:7-zip ファイルの読み取りをサポートしました。
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Google Cloud Storage:String-to-Sign から署名を生成するSignBlob ストアドプロシージャを追加しました。
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HubSpot:Campaigns テーブルの更新をサポートしました。
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REST Power BI Connector:Basic 認証をサポートしました。
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Apache Kafka:入れ子配列形式のデータのフラット化をサポートしました。
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Excel Online:サブフォルダのファイル読み取りをサポートしました。
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SendGrid:Subuser ビューを追加しました。
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Databricks:Azure MSI 認証をサポートしました。
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MySQL:Apache Doris への接続をサポートしました。
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Tableau Connectors:カスタマー提供のOAuth 設定値をサポートしました。
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Python Connectors:Python 3.13 をサポートしました。
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API のアップデート対応
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Sansan:API バージョン 5.0
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Google 広告:v19
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Google Ad Manager:v202505
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ベータ版としてリリースしていたドライバーの製品版への移行
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Veeva ドライバーがVeeva Vault CRM へのリブランディングに対応
CData Drivers はすでにVault CRM をサポートしていますが、このv25 では、Veeva Vault CRM のCUD (作成、更新、削除)操作がサポートされました。
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一部ドライバーおよびエディションの廃止
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Dynamics GP(サポート終了)
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IBM Cloud SQL(サポート終了)
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Bing Search(2025年8月に廃止予定)
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Sage 50 UK(2025年9月に廃止予定)
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Python バージョン3.8、3.9および32ビット版
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今回のアップデート内容について、さらに詳しくはこちらの記事をご確認ください。
CData ドライバー・コネクター 2025 をリリース
<CData Software について: https://jp.cdata.com/>
CData Software, Inc. は、クラウドデータのコネクティビティソリューションおよびデータ連携ツールのリーディングベンダーです。270以上のSaaS、NoSQL やアプリケーションデータに標準接続するドライバーとデータ接続テクノロジーの開発に特化し、各種ツール、クラウドサービス、カスタムアプリケーションからのリアルタイム接続を実現します。CData 製品は、世界中の企業のデータ統合ソリューションにて利用されているほか、Google Cloud、Salesforce、TIBCO、アステリアなど180以上のデータ製品ベンダーにOEM されています。
CData Drivers製品ページ: https://jp.cdata.com/drivers/
※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。
本件に関するお問い合わせ先
CData Software Japan 合同会社 マーケティングデスク
お問い合わせフォーム : https://jp.cdata.com/contact/
E-mail : press@cdata.co.jp
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