【相模原市】「ロボット大集合!inアリオ橋本2023」レポート
「ロボットのまち さがみはら」ならではの、産学官連携によるイベントを開催
「ロボットのまち さがみはら」を目指して
相模原市では、平成27年に「さがみはらロボット導入支援センター」を開設し、企業の生産性向上に関する取り組みや、ロボット設備の設計・組み立てのプロフェッショナルを育成するなど、企業の支援や人材育成に力を入れてきました。
ロボット産業を盛んにすることで、企業では生産の自動化や作業する人の負担を軽くするなど事業活動の効率化が図られ、市民生活においてもサービスロボット等の普及により暮らしに豊かさがもたらされるなど、誰もが快適に働き、生活できるような環境を目指しています。
今回のイベントは、産学官での地域連携の強化と、子どもたちをはじめとする多くの方に相模原市の魅力のひとつであるロボット産業を、幅広く知っていただくきっかけをつくることを目的に開催しました。
◇相模原市のロボット施策について
https://industry.city.sagamihara.kanagawa.jp/robot-utilization-business/
◇さがみロボット産業特区
https://sagamirobot.pref.kanagawa.jp
イベントレポート
「ロボット大集合!inアリオ橋本2023」は、参加者が操作体験や展示、プログラミング教室などを通して先端技術に触れながら、ロボットを身近なものとして楽しめるイベントとして産学官連携(※)で開催しました。
当日は、さがみはら発のロボットや大学などで研究しているロボットが多数出展されました。各ブースでは出展した大学や企業、団体のインストラクターの指導のもと、普段一か所で見ることができないさまざまなロボットの操作等が体験でき、それぞれのコーナーで行列ができるなど多数の来場者で賑わいました。
※ 産学官連携:企業(産)、大学・研究機関(学)、行政(官)の三者が連携して行う事業
【概要】
日時 : 令和5年12月9日(土)~12月10日(日)
会場 : アリオ橋本 1階グランドガーデン・屋外広場等(緑区大山町1-22)
出展企業・学校等 : 企業14社、教育機関4機関、行政2自治体(*)
共催 : 京王電鉄株式会社、株式会社セブン&アイ・クリエイトリンク、多摩大学ながしまゼミ、相模原市
*出展企業、学校等詳細
[企業:14社]
・アクセスエンジニアリング有限会社 ・アマノ株式会社 ・NECネッツエスアイ株式会社
・株式会社F-Design ・鹿島建設株式会社 ・株式会社菊池製作所
・株式会社 グローバル・ウノ(ジュピター)
・KEIO eSPORTS LAB.(京王電鉄株式会社×株式会社ユウクリ×株式会社TechnoBlood eSports)
・コミュナルテクノロジーサービス株式会社 ・株式会社さがみはら産業創造センター
・株式会社ChiCaRo ・JR東海(東海旅客鉄道株式会社)・株式会社DONKEY ・ハイウィン株式会社
[教育機関:4校]
・宇都宮大学 ・神奈川工科大学 ・県立神奈川総合産業高校 ・多摩大学
[行政:2自治体]
・神奈川県(産業振興課) ・相模原市(産業支援課)
【実施内容】
(1)ロボットふれあいイベント
ロボットの操作体験や乗車体験など、実際に様々なロボットに触れ、ロボットを身近なものとして楽しんでいただきました。
(2)プログラミング教室
線の上を走るようにプログラミングするライントレースをはじめ、マインクラフトを使ったバーチャルまちづくりや、プログラミングによるリモコンロボの操作など、さまざまな体験をしていただきました。
(3)教育機関の取組紹介
教育機関が研究しているロボット等に関する取組などを紹介しました。
(4)ドローン組み立て教室(※有料)
ドローンの仕組みを学び、実際に組立てました。(自分で組み立てたドローンは持ち帰り可)
今後に向けて
今回のイベント開催により、さがみはら発のロボットをはじめ、市内外の企業や教育機関のロボットにふれあい、相模原市の魅力のひとつであるロボット産業を幅広く知っていただくきっかけを作ることができました。
引き続き本市では、市民の暮らしがより豊かになるよう、神奈川県「さがみロボット産業特区」と連携して、サービスロボットの実証実験等を積極的に実施していくとともに、ロボット産業のさらなる活性化を図ってまいります。
【市公式動画】
「ロボットのまち さがみはら」事業紹介編
「ロボットのまち さがみはら」企業ドキュメンタリー編
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