KPMGコンサルティング、企業価値向上へ向けた知財・無形資産戦略・ガバナンス支援サービスの提供を開始
-全社で保有する知財・無形資産をアセットポートフォリオチャートで俯瞰的に可視化-
KPMGコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:関 穣、田口 篤、知野 雅彦、以下、KPMGコンサルティング)は、企業が有する知的財産やその他無形資産(※)の的確な把握と経営戦略への組み込みおよびガバナンス体制の構築を通じて企業の価値向上を推進する知財・無形資産戦略策定支援サービスの提供を開始しました。
企業の成長戦略としてグローバル化や事業の多角化が加速するなか、企業の知財・無形資産の獲得・活用が活発化しています。激動する経営環境のなかで、中長期的な企業価値向上に向けて、知財・無形資産を事業戦略や経営戦略と統合していくためには、価値創造につなげる成長ストーリーの明確化や事業ポートフォリオの最適化、資本市場との対話能力が求められています。一方で、個々の知財・無形資産と全社的な経営戦略との統合は、企業の部門間でその位置付けや経済的価値等について共通認識が十分にできていないため、具体的なアクションに結びついていない状況も見受けられます。
KPMGコンサルティングは、本サービスの提供を通じ、知的財産権などの権利起点ではなく、企業のビジネスモデルを起点に、核となる知財・無形資産の可視化や、解像度の高い価値創造ストーリーの具体化の実施、運用・実行体制、ガバナンス構築を支援します。全社で保有する知財・無形資産を複数観点から評価し、アセットポートフォリオとして俯瞰的に可視化することで、成長投資の方向性等の経営判断における軸を持った意思決定につなげます。知財・無形資産の可視化・獲得・活用をワンストップで実行することで、知財経営の実践を通じたビジネス創出力の引上げを推進していきます。
(※)知財・無形資産:知的財産権に加えて、ノウハウ、データ、ブランド、ネットワーク等の無形資産を含む
【知財・無形資産戦略策定の実施プロセス】

ビジネスモデルの可視化、アセットの評価・分析の実施により、全社としてのコアアセットを抽出し、成長投資・活用戦略の策定や全社目線での優先順位の明確化、経営層による重点モニタリング対象などの体制・ガバナンス構築に結びつけていきます。
【アウトプットイメージ】
●ビジネスモデルの可視化:事業の知財・無形資産の俯瞰図(個別事業の価値創造ストーリー)を作成し、対象事業のビジネスモデルにおけるアセットの現状を可視化します。
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アセット同士の関係性の構造化により、現在の事業における事業価値創出の源泉を分析・把握
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事業成長へ向けて強化すべきアセットを抽出し、知財・無形資産投資の戦略・方針を策定

●アセットの評価・分析:全社で保有する知財・無形資産のポートフォリオチャートを作成。保有するアセットを複数観点から評価し、アセットポートフォリオとして俯瞰的に可視化します。
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事業戦略への寄与度(個別事業における短中期収益への貢献等)、全社戦略への寄与度(複数事業での活用状況等)に沿ったアセットの可視化
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アセットの分布状況を踏まえ、全社としてのコアアセットの抽出や、成長投資の方向性・全社目線での優先順位といった戦略を策定、経営層による重点モニタリング対象などの体制・ガバナンスの構築

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KPMGコンサルティングについて
KPMGコンサルティングは、KPMGインターナショナルのメンバーファームとして、ビジネストランスフォーメーション(事業変革)、テクノロジートランスフォーメーション、リスク&コンプライアンスの3分野から企業を支援するコンサルティングファームです。戦略策定、組織・人事マネジメント、デジタルトランスフォーメーション、ガバナンス、リスクマネジメントなどの専門知識と豊富な経験を持つコンサルタントが在籍し、金融、保険、製造、自動車、製薬・ヘルスケア、エネルギー、情報通信・メディア、サービス、パブリックセクターなどのインダストリーに対し、幅広いコンサルティングサービスを提供しています。
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