使わなくなったおもちゃが、次の子のほしいに。働くママが多い会社で続く“おもちゃ継承クリスマス”

～物価高でも子どもたちに笑顔を。おさがりおもちゃの循環で「ゼロ円クリスマス」を実現～

株式会社ランクアップ

2025年12月24日 10時24分

オリジナルブランド「マナラ」「アールオム」「アクナル」を製造・販売する株式会社ランクアップでは、社員の8割が女性、さらに半数が育児をしながら働くママ・パパ社員です。少子化対策に寄与する育児サポートの面でも独自の福利厚生を導入するなど、多数の取り組みを行っています。今年も、子どもが使わなくなったおもちゃや衣類をリユースし、必要としている別の子どもに「お下がりのプレゼント」を提供する社内イベント『継承クリスマス』を2025年12月23日（火）に開催いたしました。昨年に続き、社員の子どもたちからも多くの笑顔が見られ、盛況なイベントとなりました。

🔳使わなくなったおもちゃ、捨てるのはもったいない

当社には、働くママ社員が多く在籍しています。子どもたちは毎年クリスマスに親からプレゼントをもらいますが、子どもの成長とともに翌年には遊ばれなくなってしまうものも少なくありません。 ―まだ使えるのに捨てるのはもったいない、誰かに使ってほしい―そんな思いから 「クリスマス前に社員の子供たちが使わなくなったおもちゃを持ち寄り、年下の子どもたちへプレゼントとしてつないでいこう」という声が社内からあがり、3年前から「おもちゃ継承クリスマス」を始めました。使わなくなったおもちゃを同僚の子どもたちへ贈ることで、“捨てる”のではなく“大切に使い続ける”という選択が生まれ、贈る側も受け取る側も笑顔になる取り組みとなっています。本企画は、社員同士のつながりを育むと同時に、サステナブルな社内エコイベントとして毎年継続されています。

■もらう側も渡す側も嬉しい、エコイベント！

事前に全社チャットや朝礼を通じて、使用しなくなったおもちゃや衣類の提供を呼びかけ、そのお家に眠っていたアイテムを、クリスマスプレゼント用にラッピングなどし、新たな子供のもとへと届けます。

今回の参加者：0歳～6歳のお子さん11名、社員（パパママ社員以外にも、親戚や友達の子どもにと選ぶ社員もいました）、育休中のパパ、ママ社員とそのご家族も♪

目的：

１．家庭で使わなくなったおもちゃ・衣類のリユースを通じたSDGs貢献

２．親社員の育児負担軽減

３．子どもに「おもちゃの出会いと別れ」を体験してもらい、物を大切にする心を育む

■当日の様子

0歳～6歳のお子さん11名が、会場内で好きなおもちゃを自由に探し、親社員同士もコミュニケーションをとりながらリユース品を交換・受け渡し。子どもの年齢や好みに合わせて「これなら使えるかも」「これ、うちの子はもう卒業したけど、〇〇ちゃんにはちょうどいいんじゃない！？」「今からこういうの使うから持っておいたほうがいいよ」といった会話が交わされる場面もありました。

■参加者の声

「コレ！かわいい～」「それ、私が使ってたの」
このおもちゃが欲しいと手に取った女の子（3歳）を見て、他の女の子（6歳）が私が使っていたものだよと笑顔で話していました。思い出が詰まったおもちゃを通じ、新たな交流が生まれたとの感想も数多く寄せられました。

「今しか使わないものなので、買おうか悩んでいたんです」
4か月の男の子を連れて参加してくれた育休中のパパ社員とその奥様。この冬しか使わないであろうアイテムを購入しようかどうか迷っていたそう。まさしくそのアイテムを見つけ、短い期間しか使わないものなので、本当に有難いですと喜んでいました。

「思ってたのと違うのを選んでびっくり！離さないからいただいて帰ります♪」

サンタさんから届くプレゼントと違い、目の前で自分で選べるアイテムに、こどもたちのテンションもあがっていました。親が思っていたものと違うアイテムを選ぶ子も多かったようで、新たな発見も！！

「去年のリユース会でいただいたものなんです」
昨年のリユース会で持ち帰ったものを、今年再リユース。1年で着れなくなった衣類や、遊ばなくなったおもちゃを、また次の代へとつなぎます。

■今後の取り組み

社員の仕事と育児を両立しやすい環境づくりを促進していくため、株式会社ランクアップでは独自の福利厚生や社内イベントを継続的に開催しています。『継承クリスマス』はリユース文化を社内に根づかせる取り組みとして、社員同士の助け合いの機会にもなっています。今後も社員とその家族が安心して楽しく働けるよう、SDGsの取り組みとあわせて継続してまいります。

■ランクアップとは

*¹2025年9月時点(リニューアル前製品含む)　*²2012年～2024年度「クレンジングの商品販売動向調査」TPCマーケティングリサーチ(株)調べ　（リニューアル前製品含む）

『たった一人の悩みを解決することで、世界中の人たちの幸せに貢献する』というコンセプトのもと、オリジナルブランド「マナラ化粧品（MANARA）」の開発・販売を行っており、累計販売本数2,800万本*¹を突破した日本一売れているホットクレンジング*²「マナラホットクレンジングゲル」を始め数多くのヒット商品を生んでいます。

　さらに超効率化による“長時間労働の廃止”と、子育てをしながら働くママを支える独自の福利厚生で、育休・産休からの復職率は100%となっています。2013年、2016年には「東京ライフ・ワーク・バランス」認定企業としても表彰を受けています。

また、2022年には、社内の様々な制度をより積極的に活用し、男女問わず子育てしながら働くことを理解尊重しながら、周囲への罪悪感を感じることなく快適に働いていけるよう、新たに社員育児憲章「7つの子育てランクアップ！術」を制定しています。

子育て社員が活躍するために、独自支援制度の導入やサポートイベント実施

家事支援サービス制度の他にも、様々な独自支援制度を取り入れています。また子育て社員サポートのためのイベントも定期的に開催しています。

全額会社負担病児シッター使い放題制度

子どもが急に熱を出すなどした時に、1日約2~３万円のシッター料金を、会社が全額負担する制度。看病で突発的に会社を休むことが減ることで、子育て期間社員のサポートはもちろん、同僚や会社への負担も減り、どのライフステージにいても隔たりのない働き方が出来る会社を目指しています。

スーパーフレックス制度・子連れ出社制度

休校・休園など、子どもが家にいるときでも集中して仕事ができるように、朝5時から夜10時まで時間を調整しながら、こま切れに働けるのがスーパーフレックス制度です。また、子どもの長期休暇など、預け先のない人のために、子どもを連れての出社が可能な子連れ出社制度もあります。

子育て理解を深めるための、育業体験

子育て社員とそうでない社員との相互理解を深めるため、まだ子どものいない若手社員が子育て社員の一日を体験する「育業体験」を2021年から実施しています。仕事が終わったらママ社員と一緒にお迎えやご飯の支度、お風呂に入れる等の家事・育児を体験します。若手社員からは、子育て社員への理解が深まるとともに、将来子どもを産み育てるときのイメージ作りにも役立っていると好評の研修です。