ニューベリー賞を2度受賞したストーリーテリングの巨匠 最新作…77歳はなれた親友が紡ぐ記憶と伝承の物語『ふたりのソフィー』5月15日発売!
株式会社秀和システム(東京都・代表取締役会長兼社長 上田智一)は、2025年5月15日、新刊『ふたりのソフィー』を発刊します。
主人公は利発・早熟で、おしゃれや男子の話題に湧く同年代の“女子文化”にうまくとけこめずにいる11歳の少女・ソフィー。
おなじ名前の近所の老婆ソフィーとは、77も年の離れた親友同士。
老ソフィーは快活で、何ごとにも見識をもつ自主独立の女性であり、屈折を抱えた少女にとって最良の相談相手だ。
ところが、近ごろ老ソフィーの様子がおかしい。もの忘れがひどく、火の不始末もしでかした。
もはや一人暮らしをさせてはおけないと、息子は老母を施設に入れようとする。
それを知った少女ソフィーは、同世代の友人たちの助けを借りて老婆の“記憶維持作戦”に着手。
想像もしなかった老親友の重い過去(戦争体験)を知った少女は、友情や愛について深く考えるようになり、大人への一歩を踏みだす。
・認知症
・戦争の記憶と伝達
・ホロコースト
――現代を象徴するいくつものテーマを、巧みなストーリーテリングを駆使しつつ、“いまどきのティーンエイジャー”(11歳の少女)の目線で描きだし、一気に読ませる傑作。
■原著『Tree. Table. Book.』
https://www.amazon.co.jp/dp/006329950X
Amazon.comレビュー数85、平均星数4.5の高評価(2025年4月18日時点)

■書籍概要
書名 ふたりのソフィー ――77歳はなれた親友――
著訳者 ロイス・ローリー、島津やよい(訳)
定価 1,980円(税込)
発売日 2025年5月15日
※全国書店、ネット書店にてお買い求めいただけます
■ニューベリー賞
米国における最も優れた児童文学の著者に与えられる賞。世界で最も歴史ある児童文学賞(1922年創設)でもある。米国の最重要な児童文学賞のひとつであり、多くの書店や図書館が受賞作品の専用コーナーを設け、教科書に受賞作リストが載る。
複数回受賞した作家は、これまで6人のみ。ロイス・ローリーはその一人である。
■著者 ロイス・ローリー
1937年ハワイに生まれる。少女時代の一時期を東京・代々木で過ごす。
『ふたりの星』(童話館出版)と『ギヴァー 記憶を注ぐ者』でニューベリー賞を2度受賞(複数回受賞した作家は彼女を含め史上6名のみ)。これまでに50冊以上の児童書を出版、世界中に愛読者をもつ。
代表作『ギヴァー』は、翻訳版を含め世界1200万部以上のセールスを記録。アメリカの信頼ある図書館員向けレビュー誌『学校図書館ジャーナル』による2012年の調査では、「史上4番目に優れた児童小説」に選ばれた。2014年にはジェフ・ブリッジス主演、メリル・ストリープ、テイラー・スウィフトら豪華共演陣により待望の映画化が実現し、話題を呼んだ。
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