子どもたちが編集部員に。旅育を通じて地域の魅力を発信する新プロジェクト「ランドネこども編集部」始動 ― 地域ブランディングの新しいかたちを提案 ―
第一弾は、和歌山県・南紀熊野ジオパークを舞台に展開。
地域の観光課題が多様化する中、自治体や観光協会では“従来の観光PRを超えた新しい地域ブランディングの手法”が求められています。株式会社ADDIX(所在地:東京都港区、代表取締役社長:伊藤雄剛、以下ADDIX)が運営する自然や旅、山歩きをキーワードにアウトドアの楽しみ方を提案するメディア『ランドネ(https://funq.jp/randonnee/)』は、こうした社会的背景を踏まえ、“旅育”と編集・発信という仕事体験を組み合わせた新プロジェクト「ランドネこども編集部(https://www.funq.jp/randonnee/kodomo_editors/)」を開始しました。
子どもたちが編集部員となり、現地での自然体験を通じて地域の魅力を発見し、自らの言葉や写真で発信する。子どもたちが“地域アンバサダー”として活躍することで、教育的価値と地域ブランディングを両立させる新しいモデルを提案します。
第一弾は、和歌山県観光連盟と連携し、南紀熊野ジオパークを舞台に実施。親子で体験した自然や文化を、子ども自身の言葉と写真でまとめ、記事や冊子として発信しました。今後は全国の自治体や地域と連携し、体験・編集・発信を組み合わせ、次世代の視点から各地の魅力を伝えていく予定です。
ランドネこども編集部
https://www.funq.jp/randonnee/kodomo_editors/

■“旅育×編集×発信”で実現する子ども目線の地域ブランディング
「ランドネこども編集部」は、子どもたちが現地に訪れ、自然や文化を体験し、それを編集・発信する“旅育×編集×発信型”のプロジェクトです。単なる体験で終わらず、編集・発信というプロセスまで一貫して行うことで、従来の旅育を“学びと発信の両立”へと進化させた、ランドネならではの新しい取り組みです。
現地での出会いや発見を言語化・表現することで、子どもたちの探究心や非認知能力を育む教育的価値を持つとともに、アウトプットされた記事や動画は、地域にとっても新たなプロモーション素材として活用できます。子どもを地域アンバサダー化することで、地域の魅力をこれまでにない切り口で発信することが可能になります。
【3つの柱で実現する、学びと地域ブランディング】

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旅育としての教育的価値教育的価値
体験を言語化・発信するプロセスを通じて「伝える力」や探究心を育む。単なる観光体験を超え、学びを深める「次世代型旅育」。
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地域の魅力再発見
子どもたちの目線から、従来の観光PRでは拾いきれなかった魅力やストーリーを可視化。ファミリー層や教育旅行層への新たな波及が可能に。
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ランドネ発信によるプロモーション
記事・動画・冊子などのアウトプットは、自治体や観光協会にとって効果的なPR素材として、持続的に活用できる地域ブランディング・地域活性の資産へ。
■第一弾「ランドネこども編集部×和歌山県」
和歌山県観光連盟と連携し、南紀熊野ジオパークをテーマとして豊富な自然・歴史資源を舞台にプログラムを実施しました。親子での自然・文化体験、地元の人々との交流を通じて、従来の観光イメージにとどまらない和歌山の魅力を、子ども自身の言葉と視点で編集・発信。和歌山の魅力を、新しい切り口で発信しました。
南紀熊野編 前編:https://www.funq.jp/randonnee/article/1027170/
南紀熊野編 後編:https://www.funq.jp/randonnee/article/1030306/



【和歌山県観光連盟 ご担当者様 コメント】
この取組を通して、子ども目線で見た和歌山の魅力や学びの多さを改めて感じました。和歌山県には今回の南紀熊野ジオパークのほかにも、世界遺産の熊野古道や高野山、命の尊さを体感する動物のテーマパークや博物館など旅の中で楽しみながら学びを得るスポットがたくさんあります。新たな気付きを得たこの視点を取り入れて、引き続き「和歌山で旅育!」ストーリーを発信していきたいと思います。
■ランドネが取り組む理由とこれから 〜“体験のその先”を地域とファンコミュニティでつなぐ〜
ランドネは、これまで登山を起点に各地の自然や文化を楽しむ山旅の魅力を発信し、親子向けのアウトドア体験を数多く提案してきました。こうした経験を背景に、いま子どもたちが地域と関わる新しい仕組みをつくろうとしています。
本プロジェクトでは、ランドネが培ってきた編集力と発信力を生かし、「次世代の目線や学び」と「地域の魅力発信」を掛け合わせることで、地域の価値を未来へとつなぐことを目指しています。アウトドア文化を育んできたランドネだからこそできる、教育と地域ブランディングを融合させた新しい地域活性の取り組みです。
「ランドネこども編集部」の参加者は、ランドネが運営するコミュニティサービス「Mt.ランドネ」などを通じて募集します。全国のランドネファンの中から、自然や地域の魅力に関心を持つ親子が参加。これにより、ランドネが大切にしてきた“人と自然をつなぐコミュニティ”を基盤に、子どもたちが主体的に学び・発信する環境を実現します。
今後も「Mt.ランドネ」では、地域とつながる体験プログラムや、親子で楽しめるアウトドアイベントなどを継続的に企画・発信していきます。コミュニティを通じて、自然と人、人と地域がつながりながら“体験のその先”を共に育むことを目指します。

【ランドネ編集長 安仁屋円香 コメント】
2009年に創刊した『ランドネ』は、今年で16年を迎えます。
編集部メンバーも読者のみなさまも、年を重ねライフステージが変化し、山や自然との関わり方も日々変わってきました。子育て世代の方からは、「山に行く機会が減ってしまった」「子ども中心の生活となり、昔のように山に行くのは難しい」という声を聞くことがあります。私たちは、誰かのために“好きなことを諦める”のではなく、自分の好きと、家族との時間を両立できるきっかけを届けたい。ランドネは、いつでも読者である“あなた”に寄り添い、自然と人、人と人をつなぐメディアでありたいと考えています。
「ランドネこども編集部」は、山が好きな“あなた”が自然のなかで感じてきた喜びや感動を、子どもと共有することができる企画です。子どもの目に映る風景や体験を知ることは、いまの“あなた”にとって新しい山の楽しみを見つけるきっかけになるはずです。これまでランドネが大切にしてきた“人をフィールドに連れていく”という想いを、次の世代へとつなぐプロジェクトです。

【アウトドアメディアプロデューサー 田中沙季 コメント】
「ランドネこども編集部」は、編集部の想いとメディアとして培ってきた編集力・発信力を地域に還元する取り組みです。子どもたちが地域を歩き、学び、発信するプロセス自体が、地域の魅力を再発見する機会になります。
さらに、子どもの視点で発信された記事や動画は、地域にとっても教育・観光の両面で活用できる“新しい地域ブランディング資産”になります。
ランドネは今後も、学びある旅を支える地域と連携しながら、教育と地域の好循環を生み出すプロジェクトを展開していきます。

■ランドネについて

山歩きの旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方を探す、すべての人たちのスタイルを「ランドネ」と呼び、それをより豊かにする情報を発信するメディア。山や自然を楽しむ方法を気軽に知りたい人に向けたルート情報やコーディネートから、山や自然に関わることをライフワークにしていきたい人への一歩深い山旅情報までをお届けしています。
アウトドアブランドとのコラボアイテム開発や、山ごはんや山小屋泊で役立つオリジナルアイテム販売、地方自治体と旅プランの企画やコミュニティサービス「Mt.ランドネ」など、ひとりでも多くの人にアウトドアを楽しんでもらえるようなコンテンツを今後も幅広く展開していきます。
【株式会社ADDIXについて】
ADDIXは、2008年デジタルマーケティング事業から創業し、デジタルシフトの流れと共に、マーケティング領域からDX実行支援に提供範囲を広げ、事業を一から創造し開発する事業開発やデータプラットフォームサービスの提供、組織の内製化支援を行なってきました。2022年12月、関連会社の5社統合により、趣味やライフスタイルに特化したメディアIPを軸とする自社事業も拡充され、読者のニーズの把握から分析、コンテンツクリエイティブ力という強みが加わりました。また、2024年8月にJR東海グループへ参画し、日本の地域や社会が抱える課題へのバリューチェーンが強化されました。ビジネスの成長と暮らしを豊かにする事業創造支援により、社会全体の持続的な未来の創造に向けて、挑戦し続けます。
【株式会社ADDIX 会社概要】
会社名 :株式会社ADDIX
代表者 :代表取締役社長 伊藤雄剛
所在地 :東京都港区南青山3丁目1-31 KD南青山ビル7F
事業内容:事業創造支援(DX支援、デジタルマーケティング支援)・自社事業創造(データプラットフォーム、メディアIP)
https://www.addix.co.jp/
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