事業共創カンパニーのRelic、新規サービスのプロトタイプ支援を展開する株式会社tenkaiを子会社化
新規事業の開発支援における企画/デザイン/開発体制を強化
日本企業の新規事業開発やイノベーション創出を支援する事業共創カンパニーである株式会社Relic(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:北嶋 貴朗、以下「Relic」)は、2024年7月1日付で、新規サービスの開発やPoC作成を提供する株式会社tenkai(本社:東京都台東区、代表:白井 美樹、以下「tenkai」)の過半数株式を取得し子会社化する合意書を両社間で締結しました。
tenkaiがRelicグループに参画することで、Relicの新規事業開発の全領域に対応する組織にtenkaiのプランナー・デザイナー・エンジニアチームが加わり、より開発力に強みを持つ組織へと増強します。
■目的
ビジョンクリエイトカンパニーであるtenkaiは、プランナー・デザイナー・エンジニアの内製チームで新規サービスの開発やPoC作成を提供しています。多くの技術検証を兼ねたPoC作成や社内サービスのプロトタイピング制作支援を行ってきた経験を活かして、サービス提供者と利用者の両視点からサービスをプロトタイピングし、アイデア出しから実装をワンストップで支援しています。
加えて、サービスやPoCの先にある、新しいユーザ価値・ユーザ体験を描くビジョンコンサルティングを提供し、単にサービスを構築するだけでなく、そのサービスが進化するような視座を提示します。
2023年6月にプロトタイプを作成しながら要件を検証するサブスクリプション型プロトタイプ開発サービス「動検定義(どうけんていぎ)」をリリースし、ITサービスの適切な要件定義を支援しています。
Relicは日本企業の新規事業開発やイノベーション創出を支援する「事業共創カンパニー」として、 世界でも類を見ない新規事業開発に特化したSaaS型プラットフォームを提供する「インキュベーションテック事業」、 総合的かつ一気通貫で新規事業やイノベーション創出を支援する「事業プロデュース/新規事業開発支援事業」、 スタートアップ企業への投資や大企業との共同事業/JVなどを通じてイノベーションを共創する「オープンイノベーション事業」という3つの柱となる事業を統合的に展開しています。創業から8年間の活動を通じて、4,000社・20,000件以上の新規事業開発に携わってきた実績を持ちます。
中でもRelicは新規事業開発の全領域に対応する組織力に強みを持ち、新規事業に特化した国内最大級のBTC組織(ビジネス、テクノロジー、クリエイティブが一体となったチーム)だからこそできる幅広く手厚い支援を提供しています。また、新規事業に特化したプロトタイピングサービス「Agile Prototyping Lab」を2020年から提供しているほか、誰でも短期間でデザインプロトタイプを制作可能にする1dayデザインワークショップ「APL Idea Forge」も提供するなど、プロトタイプ制作支援にも強みを持ちます。
両社ではこれまで大企業の支援において、新規事業の基盤となる研究開発(R&D)サイトの保守運用・企画/改善・コンサルティングをはじめ、両者の強みを活かした共同開発支援を行ってきました。tenkaiがRelicグループに参画することで、Relicの新規事業開発の全領域に対応する組織にtenkaiのプランナー・デザイナー・エンジニアチームが加わり、より開発力に強みを持つ組織へと増強します。開発組織を増強することで、新規事業の成長を支えるWeb制作の企画・設計/デザイン・実装/コンテンツ企画や大規模Webサイトの保守運用をグループ内で完結しワンストップの支援が実現するほか、新規事業開発に欠かせないプロトタイプ支援をこれまで以上に強固に支援していきます。
■ Relic 代表コメント
執行役員 l Co-Founder プロダクトディスカバリー事業部長 黒木 裕貴
新規サービス開発を得意とするtenkai社とは、これまでにも複数の開発プロジェクトをご一緒してきました。
そのなかでプランナー・デザイナー・エンジニアの少数精鋭チームが、プロダクトを納品するだけでなく、事業成果に向き合って提案・推進している姿勢はRelicと共通するところであり、tenkai社の組織に親和性を強く感じていました。
不確実性の高い新規事業開発においては、早期から試作品開発を行い市場検証を行う価値探索が重要になります。そこには開発知識だけでなく、事業フェーズや予算、制約によって開発手法を柔軟に決定し、成果を最短で検証することが求められます。
Relicとも親和性の高いtenkai社がグループに加わることで、今まで以上に多様な手法で新規事業の開発を支援することが可能になります。
tenkai社と共にさらなる挑戦ができることを楽しみにしています。
■tenkai 代表コメント
代表取締役 白井 美樹 氏
株式会社tenkaiは、創業10年を迎える今年、Relic社にグループインする運びとなりました。
弊社は新規事業企画・開発において、提供者の想いを大切にし、手戻りを恐れず即興的にサービス開発を展開してきました。
このアプローチは、主流を意識しつつも、アンチテーゼとしての事業開発であると言えます。
一方、Relic社は多数の新規事業開発の経験・実績と多様な人材を基にした、様々な取組・ソリューションで不確実性の多い新規事業における事業開発の成功性をあげております。
この提携を通じて、弊社は新規事業開発の多様性を広げる一翼を担う存在となりたいと考えています。どの時代においても、手法や思考は進化し変化していきます。
Relic社の持つ経験と、勢いのある社員のエネルギーと連携しながら、10年後も業界の中心に立ち続けるため、新しい挑戦を行い、転回していきたいと思います。
■株式会社tenkai 会社概要
会社名: 株式会社tenkai
代表者: 代表取締役 白井 美樹
本社所在地:東京都台東区浅草橋5-2-3 鈴和ビル2F
設立:2014年3月
事業内容: Web/スマートフォンアプリ開発・UIデザイン・ビジョンコンサルティング
コーポレートサイト:https://www.10-kai.jp/
株式会社Relic
会社名:株式会社Relic
代表者:代表取締役CEO 北嶋 貴朗
本社所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー19F
設立:2015年8月
事業内容:インキュベーションテック事業、事業プロデュース/新規事業開発支援事業、オープンイノベーション事業
コーポレートサイト:https://relic.co.jp
事業内容:https://relic.co.jp/services/
Relicは、⽇本企業の新規事業開発やイノベーション創出を⽀援する「事業共創カンパニー」です。世界でも類を⾒ない新規事業開発に特化したSaaS型プラットフォームを提供する「インキュベーションテック事業」、総合的かつ⼀気通貫で新規事業やイノベーション創出を⽀援する「事業プロデュース/新規事業開発⽀援事業」、スタートアップ企業への投資や⼤企業との共同事業/JVなどを通じてイノベーションを共創する「オープンイノベーション事業」という3つの柱となる事業を統合的に展開してまいりました。創業から8年間の活動を通じて、4,000社・20,000件以上の新規事業開発に携わってきた実績も含め、新規事業やイノベーションの共創や⽀援の分野において唯⼀無⼆の価値と意義、そして業界トップクラスの規模や成⻑を実現してきたリーディングカンパニーです。
従業員・拠点数・グループ社数ともに拡大しており、現在ビジネス職・開発職ともに積極的に採用募集しています。詳しくはRelic採用サイトをご覧ください。
<Relic採用サイト>
https://relic.co.jp/recruit/
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