さとふると山梨県、「北岳山荘」整備プロジェクトなど5事業を支援する寄付受け付けを開始

～クラウドファンディング型ふるさと納税を活用し、地域課題を解決～

ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」（https://www.satofull.jp/）を運営する株式会社さとふる（本社：東京都中央区、代表取締役社長：藤井 宏明）は、寄付金の使途に応じて事業を立ち上げ寄付を募る「さとふるクラウドファンディング」（https://www.satofull.jp/projects/top.php）にて、山梨県の5事業の寄付受け付けを2021年7月1日より開始します。

「さとふるクラウドファンディング」は、ふるさと納税の仕組みを活用して、寄付金の使途に応じた事業を立ち上げ寄付を募る、クラウドファンディング型ふるさと納税サイトです。寄付者は「さとふるクラウドファンディング」上で具体的な寄付金の使途から寄付先を選択することができるほか、自治体への応援メッセージの投稿や集まった寄付金額を随時確認することもできます。

■各事業について

• 「北岳山荘」整備プロジェクト

北岳は富士山に次ぐ日本第2位の標高の高峰です。山頂付近には固有種のキタダケソウが自生し、国の特別天然記念物で絶滅危惧種のライチョウも生息するなど、登山者に人気のある山です。標高2,900m地点にある北岳山荘は、建築家の黒川紀章氏が設計し、南アルプス山岳観光の拠点として多くの登山者が利用してきました。前回の改修から10年が経ち、厳しい気象環境下で老朽化が進んでいることから、北岳山荘を改修するため、本事業を通じて寄付金を募ります。

＜事業概要＞
事業名：「北岳山荘」整備プロジェクト
目標寄付額：5,000,000円
受付期間：2021年7月1日（木）～2021年10月29日（金）
URL：https://www.satofull.jp/projects/business_detail.php?crowdfunding_id=118

＜山梨県コメント＞
北岳は富士山に次ぐ日本で2番目に高い山です。富士山を最も高いところから見ることができ、国の特別天然記念物に指定されている「ライチョウ」に出会えることもあります。「北岳」を訪れる方が快適に過ごせる山荘を目指しています。
 

• 富士山の独自で豊かな自然を次世代へ～外来植物から富士山を守りたい!～

世界文化遺産登録後、富士山には多くの観光客や登山者が国内外から訪れるようになり、標高2,304mの五合目付近では、外来植物であるセイヨウタンポポなど、低地で繁殖する植物が確認されるようになりました。本来高山で生育していた植物の減少や景観の変化を引き起こす可能性があることから、山梨県は外来植物の侵入防止と駆除活動のため、本事業を通じて寄付を募集します。寄付金は外来植物の種子を除去するための防除マットと普及啓発に向けた看板の設置、外来植物駆除に従事するボランティア育成のために活用されます。

＜事業概要＞
事業名：富士山の独自で豊かな自然を次世代へ～外来植物から富士山を守りたい!～
目標寄付額：1,319,000円
受付期間：2021年7月1日（木）～2021年9月30日（木）
URL：https://www.satofull.jp/projects/business_detail.php?crowdfunding_id=117

＜山梨県コメント＞
富士山の世界文化遺産登録以降、登山者や観光客によるごみの放置に関する問題は一層注目されるようになりましたが、富士山を取り巻く外来植物の問題はこれまであまり注目されてきませんでした。このプロジェクトを通じて、富士山の独自で豊かな自然と保全するための活動にご理解いただき、温かい支援をよろしくお願いいたします。
 

• 安全な山登り環境作りプロジェクト

富士山をはじめ多くの山を有する山梨県は、「山梨県登山の安全の確保に関する条例」を制定し、多発している山岳遭難事故を防ぎ、安全な登山を推奨しています。2019年には富士山・八ヶ岳・南アルプスの一部の山域で登山計画書提出を義務化しましたが、知らない人も多く、更なる周知徹底が必要と考えています。そこで山梨県は、本事業を通じて寄付を募集し、安全な登山のための周知活動を推進します。


＜事業概要＞
事業名：安全な山登り環境作りプロジェクト
目標寄付額：1,000,000円
受付期間：2021年7月1日（木）～2021年10月29日（金）
URL：https://www.satofull.jp/projects/business_detail.php?crowdfunding_id=119

＜山梨県コメント＞
山梨県には富士山をはじめ多くの山があります。山には、平地にはない魅力がたくさんありますが、危険もあります。コロナ禍において、山梨県では2020年6月に『登山者が徹底する5つのルール』を作りました。登山者の皆さまは5つのルールに従って登山をお楽しみいただくようよろしくお願いいたします。
 

• 南アルプスならではの観光商品を作ろう!プロジェクト

山梨県の南アルプス地域には、ももやぶどうなどのフルーツや、標高3,000m級の高山、天然水、国立公園に生息する希少な動植物、伝統工芸品など、様々な観光商品があります。そこで山梨県は目玉といえる観光商品を生み出すため、南アルプス地域に精通した人材で構成された団体「MAGUCL（※）」を立ち上げ、南アルプスならではの観光商品を作ります。寄付金は観光商品の企画や開発費用として活用されます。
※ 「Minami Alps Grade Up Creative Locals」の略。

＜事業概要＞
事業名：南アルプスならではの観光商品を作ろう!プロジェクト
目標寄付額：3,000,000円
受付期間：2021年7月1日（木）～2021年10月29日（金）
URL：https://www.satofull.jp/projects/business_detail.php?crowdfunding_id=121

＜山梨県コメント＞
南アルプスといえば「これ」といえるような観光商品を南アルプス地域に精通した人材の知恵とアイデアを結集して開発していきます。開発した観光商品を求めて是非、南アルプスまでお越しください。
 

• 南アルプス観光磨き上げプロジェクト

山梨県の南アルプス地域には、新鮮なフルーツや3,000m級の高山、希少な動植物、温泉、文化財、祭り、工場見学など多くの観光資源があるものの、観光客への魅力周知が不十分だと山梨県は考えています。そこで山梨県は、南アルプス観光推進協議会において、山梨県や交通事業者、旅行・観光事業者など、南アルプス観光に携わるメンバーが参加する「南アルプス観光推進ワーキンググループ」を開催し、南アルプスの観光資源の魅力や見どころを掘り下げ議論し、地域の魅力周知を図ります。寄付金はワーキンググループ運営費用などに活用されます。

＜事業概要＞
事業名：南アルプス観光磨き上げプロジェクト
目標寄付額：100,000円
受付期間：2021年7月1日（木）～2021年10月29日（金）
URL：https://www.satofull.jp/projects/business_detail.php?crowdfunding_id=120

＜山梨県コメント＞
南アルプスには隠れた観光資源がたくさんあります。この隠れた観光資源を活用し、一歩進んだ南アルプス観光を磨き上げていきたいと思います。磨き上げられた南アルプスまで是非、お越しください。

※ 受付期間や募集金額は、変更の可能性があります。

■株式会社さとふると株式会社CAMPFIREの取り組みについて
株式会社さとふると国内最大の購入型クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE（キャンプファイヤー）」を運営する株式会社CAMPFIRE（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：家入 一真）は業務提携しており、両サイトにてふるさと納税制度を活用した自治体のクラウドファンディングプロジェクトへの寄付受け付けを行っているほか、協力して自治体へ事業の企画アドバイスや記事の制作支援を実施しています。本事業は「CAMPFIRE（キャンプファイヤー）」からも寄付申し込みが可能です。

株式会社さとふるは、今後もさまざまな取り組みを通じて地域の生産者や自治体に寄り添いながら、地域活性化を推進します。

■株式会社さとふるについて
株式会社さとふるは、ふるさと納税（自治体への寄付）を通して地域活性化を推進しています。「ふるさとの元気を“フル”にする、ふるさとの魅力が“フル”に集まる ふるさと応援、ふるさと納税ポータルサイト」をコンセプトに、寄付者向けに「さとふる」で寄付先の自治体やお礼品の選定、寄付の申し込み、寄付金の支払いなどができるサービスを提供しています。自治体向けには寄付の募集や申し込み受け付け、寄付金の収納、お礼品の在庫管理や配送など、ふるさと納税の運営に必要な業務を一括代行するサービスを提供しています。また、ふるさと納税を活用した地域活性化の取り組みを掲載する、地域情報サイト「ふるさとこづち」（https://www.satofull.jp/koduchi/）を運営しています。

■株式会社CAMPFIREについて
株式会社CAMPFIREは、あらゆるファイナンスニーズに応えるべく、“資金調達の民主化”をミッションに、個人やクリエイター、企業、NPO、大学、地方自治体など、さまざまな挑戦を後押ししています。国内最大のクラウドファンディング「CAMPFIRE」は、2011年のサービス開始から現在（2021年6月21日時点）までに52,000件以上のプロジェクトを掲載し、支援者数は延べ530万人以上、流通金額は450億円に達しました。1人でも・1円でも多くお金がなめらかに流通する世界を目指して、CAMPFIRE経済圏をつくっています。詳細はこちら（https://camp-fire.jp/）をご覧ください。

以上

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